北海道情報サイト「北海道ライカーズ」北海道情報サイト「北海道ライカーズ」

what likers

Icon search探す

公開 | nobuカワシマ

「流氷物語号」の車窓からオホーツク海の流氷見物

流氷物語号 北浜駅
 
JR北海道の流氷物語号は、釧網(せんもう)線の網走駅から知床斜里(しれとこしゃり)駅の間で運転されている臨時列車。2016年冬まで運転されていた流氷ノロッコ号にかわり、2017年冬に登場しました。車窓からは、流氷が押し寄せるオホーツク海や、真っ白い山並みが続く知床の山々など雄大な風景を楽しめます。

 

流氷ノロッコ号と流氷物語号って違うの?

流氷ノロッコ号▲真っ白い知床半島の山々をバックに走行する流氷ノロッコ号(写真提供:JR北海道)
 
 
流氷ノロッコ号は機関車の老朽化のため、2016年の運行を最後に引退。ただ、人気列車だったため、翌年以降も観光列車を望む声が地元を中心に多数上がりました。
新たな車両を導入するにはコストがかかるため、沿線自治体やボランティア組織の協力も得ながら、既存の普通列車の外装や内装を変えた車両を用意し、運行し始めた臨時列車が流氷物語号です。
 
 
流氷物語号▲鉄橋の奥は流氷の海!青色ベースと白色ベースの車両の2両編成で走る流氷物語号
 

一般の普通列車として使用することもでき、観光用の臨時列車としても使用できる1台2役の列車。2017年時点では2両あり、流氷物語号が運転される時は主にこの2両が使用されます(一般の普通列車の車両が連結される日もあります)。
 
 
流氷物語号の車内▲流氷物語号の車内。外見は普通列車とあまり変わりなく感じますが、細かな部分が特別仕様になっています
 
 
流氷物語号のシートカバー▲シートカバーはこの列車専用の特別仕様
 
 
流氷物語号のシートのクリオネ▲肩の部分にクリオネのイラスト。列車内で一ヶ所だけ別の向きをしているクリオネがあるんですよ。さて、どこでしょう?
 
 
流氷物語号の中づり▲中づり部分には、流氷の紹介や沿線自治体の観光スポットの紹介があります
 

2017年冬の流氷物語号は1日2往復の運転。網走発知床斜里行は途中、オホーツク海に一番近い駅として有名な北浜駅で観光タイムとして約10分停車し、知床斜里発網走行は途中、浜小清水駅で買い物タイムとして約20分停車します。
 
 
流氷物語号のサボ


オホーツク海に流氷が押し寄せる2月中旬、網走発知床斜里行の流氷物語号に乗車してみました。

 

網走駅から観光客に大人気の北浜駅へ

網走駅

 
流氷物語号、網走駅▲これから乗車します

 
網走駅を出発した流氷物語号、数駅通過して次の停車駅は、オホーツク海に一番近い駅として有名な北浜駅です。
網走市街地を抜けると車窓左手に港が見え、だんだん人家など建物がまばらになっていきました。藻琴駅を通過すると、左手に流氷で覆われたオホーツク海が寄り添うように近づいてきました!
 
 
流氷物語号の車窓▲車両後方から眺めるとこのように。写真右手、雪原のようですが一面流氷の海です!
 

列車が北浜駅に到着すると乗客みな一斉にホームへ下り、車内は無人に。約10分停車する間、観光タイムです。
 
 
流氷物語号、北浜駅▲北浜駅に停車中の流氷物語号。右の柵を越えたらすぐにオホーツク海、流氷を間近で眺められる駅です
 
 
流氷物語号、北浜駅▲北浜駅の展望台からの眺め。ホームや駅舎内、展望台でみな思い思いに記念撮影していました
 
 

北浜駅から知床観光の玄関口、知床斜里駅へ

北浜駅での観光タイムを終えて再び乗車し、終点の知床斜里駅へ。真っ白い雪で覆われた原生花園や白鳥が飛来する濤沸湖(とうふつこ)を左右に眺めながら列車が進みます。しばらくの間オホーツク海の眺めが途切れますが、知床斜里駅へと近づくにつれ時折左手に流氷の海が見え隠れするようになりました。
 
 
流氷物語号の車窓▲知床斜里駅に近づき、流氷に覆われたオホーツク海が再び見えてきました
 

右手には真っ白い雪をかぶった斜里岳が青空へ飛び出すようにそびえる姿が見えはじめ、近づくにつれだんだんと大きくなってきました。左右どちらの景色も捨てがたく、思わす右・左と席を移動しながら眺めたくなります。
 
 
流氷物語号の車窓、斜里岳▲進行方向右手に見える斜里岳、姿形が美しい!
 

流氷物語号には、地元のボランティアガイドが不定期ながら乗車することがあります。記念グッズの販売や沿線車窓の観光案内など、日により、列車により実施されることがあり、そんな日にあたった人はラッキーです。
 
 
流氷物語号の車内▲乗車した日は、以前流氷ノロッコ号のガイドをしていたというボランティアガイドさんが乗車していました
 

車窓に少しずつ建物が増えてくると、間もなく終着の知床斜里駅です。
 
 
流氷物語号の車窓▲川を渡り、街へと入っていきます。斜里岳の姿もだいぶ近くへ迫ってきました
 

網走駅を出て1時間弱、知床斜里駅へ到着しました。流氷物語号の旅は終了です。
 
 
知床斜里駅▲知床半島へと続く真っ白い山並み、あまりに美しく、多くの乗客がホーム先端まで行って写真を撮っていました
 

流氷物語号は、流氷ノロッコ号のような汽車旅の風情は残念ながら薄れましたが、通常の普通列車のような風情と観光列車の楽しみを同時に楽しめる、新感覚の列車という印象でした。もちろん、車窓の素晴らしさは変わりませんし、途中駅での観光や、ボランティアガイドの演出も楽しめます。そして、何よりも指定券や急行券など不要で、乗車券さえ買えば誰でも乗車できることが嬉しいです。
 
2017年は1月28日~2月28日までの運行です。来年度も運行されることに期待!


流氷物語号
 

関連サイト

流氷物語号 2017年 運転情報

\行きたい!行くべき!と思ったら「なまらいいね!」/

この記事をSNSでシェアしよう!
  • 「流氷物語号」の車窓からオホーツク海の流氷見物
  • Google+

FacebookのIDを利用して、北海道Likersへ登録します。

北海道Likersは、北海道を愛する皆さんと北海道を盛り上げるコミュニティです。

  • 利用規約に同意の上ご登録ください。
  • FacebookのIDで簡単に登録できます。登録は無料です。
  • Facebookに設定しているメールアドレスを登録します。お客様のメールアドレスは、北海道Likers運営からの連絡に利用いたします。
Title
Close