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公開 | 行天 フキコ

つららをテーマにした冬の祭典「さっぽろ垂氷まつり2017」

垂氷まつり2017PRはがき
 

「さっぽろ垂氷まつり」は、とにかく「つらら」にこだわったイベントです!

「つらら」は冬の寒い時期、建物の軒先に見られる柱状の氷で、別名「垂氷(たるひ)」とも呼ばれる北海道の冬の風物詩です。ひと昔前はどこでも見かけた「つらら」ですが、最近は街の中で見ることが少なくなっていて、落下の危険などから、どちらかというと厄介もの扱いされているのが現状です。そんなこともあって、近づいて触れてみる機会もなかなか無くなってきている「つらら」ですが、よーく見てみると…キラリと光る美しさの奥にまだまだ謎がいっぱいあるのです。
 

つららの写真▲ゴツゴツした節をつくりながら軒下に垂れ下がる「つらら」。どうしてこんな形をしているのか…?不思議ですよね。

 
なかなか注目されずにいた「つらら」の不思議。この魅力や謎を、アート、サイエンス、建築、文化などの視点から深く楽しく探求していこう!と、札幌国際芸術祭(SIAF)2014の開催をきっかけとして、2015年にSIAFラボプロジェクトの一つ「Bent Icicle Project – Tulala」(愛称:ツララボ)が札幌市資料館を拠点として始動。「つらら」にとことんこだわるアーティストや研究者がプロジェクトの中心メンバーとなり、1年を通して体験ワークショップやトークイベントを行いながら、雪国ならではの暮らしや楽しみ方を探求しています。

 
ツララボ心得▲「つらら」の語源とされている「つらつら」を巧みに連ねた「ツララボ心得」

 
その活動の成果発表の場として、昨年2016年2月に第1回目の「さっぽろ垂氷まつり」が開催されました。つららについてあれこれ考え出されたアイデアは、どのようにお披露目されたのでしょうか…?

 

昨年2016年にはじめて開催!「さっぽろ垂氷まつり」

垂氷まつり2016実験のようす▲「さっぽろ垂氷まつり2016」で3Dスキャンの方法についての実験している。多様な知識をもつメンバーがアイデアを出し合っています
 

昨年の「さっぽろ垂氷まつり」では、つららのできる仕組みと形状の美しさを理解する取組みのスタートとして、つららの生成や構造をミクロ視点で考えるプレトークと、つららの型取りの実験から初めて「人工つらら」の製造に挑戦したほか、人工雪の生成に世界で初めて成功したことで有名な科学者、中谷宇吉郎氏について紹介するトークイベントを開催。札幌市資料館1階のSIAFラウンジでは、3Dスキャンで取得したデータをもとにつくったつらら型チョコレートの販売や、つららアクセサリーをつくるワークショップも行いました。

まさにつららづくし。「つらら」のお祭り!ですね。
 

つららスキャンワークショップ▲透明なつららはスキャンが難しいので、透過しないようにベビーパウダーをふりかけるのが最適だそう。本物のつららの3Dスキャンデータはいろんなアイテムに活用しています。


回転式巨大つらら造形マシン▲資料館の屋外には回転しながら放射状に生成する「つらら」を制作・展示しました


中谷宇吉郎氏についてのトークイベントの様子▲中谷氏の業績について関連映像とスライドで科学的視点から紹介するトークイベントを実施しました
 

つららピアスの試作品▲つららのパーツは3Dプリンターを使って出力。1本つくるのに30分ほどかかるそう…


パッケージ入りのつららピアス▲昨年の大人気グッズ、つららパーツとビーズを組み合わせた「つららアクセサリー」。今年はパッケージのデザインにも力を入れ、さらにかわいくなりました!


つららチョコレート▲こちらは昨年2月14日のバレンタインデー限定で販売されたつららチョコレート。つららを3Dスキャンした型を使っているだけあって形がリアル!

 

今年はさらにパワーアップした「つらら」×アート、サイエンス、札幌ならではの文化を体験する7日間に!

今回の「さっぽろ垂氷まつり2017」は、札幌の冬の楽しみ方をテーマにした写真ワークショップと展示、つららの出来栄えを競う「つらら建築ハッカソン」や大型のつらら屋外展示、そして前回も人気だったアクセサリー販売などを行う予定です。日没後は、会場となる資料館の壁面を使い、SIAF ラボ編集局の「デジタル壁マガジン」の大型映像上映も行われます。

これまでに出されたアイデアや実験結果の数々が、どのような形でわたしたちの前に現れるのか…?全貌は2月6日から行われる「さっぽろ垂氷まつり2017」までお楽しみに!
 

前回のつららバトル(ハッカソン)の様子▲前回の垂氷まつり「つらら制作バトル(ハッカソン)」の様子。小学生の参加者が大活躍しました
 

ツララボMTGの様子▲さっぽろ垂氷まつりのミーティングの様子。つららのできる屋根の構造について、建築家とあれこれ議論中

 
また、今回の「さっぽろ垂氷まつり2017」は雪まつり協賛イベントとして開催されるので、一部プレイベントをのぞき雪まつりと同じ開催期間(2017年2月6日~12日)となっています。

雪まつりと垂氷まつり、雪国の2大風物詩をテーマにしたイベントを観に、大通公園から札幌市資料館まで足を運んでみて下さいね。


札幌市資料館▲会場となる札幌市資料館での「デジタル壁マガジン」のテスト上映のようす

 
※事前申し込みが必要なプログラムがあります。ワークショップのお申込等について詳しくはSIAFラボウェブサイトをご確認ください。


垂氷まつり2017フライヤー 

 

関連リンク

ツララボ(Bent Icicle Project – Tulala)HP
札幌国際芸術祭(SIAF)HP「さっぽろ垂氷まつり2017」
SIAFラボ「さっぽろ垂氷まつり2016」
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