2017年01月15日 | nobuカワシマ

大雪山の麓、木工の街東川で木象嵌体験をしてみよう

北の象嵌ギャラリー相和工房の作品

 
大雪山連邦旭岳の麓、旭川市旭山動物園から車で15~20分程度の東川町は、家具やインテリアなどの木工やクラフトアートが盛んな町。町内にはさまざまな工房やギャラリーがあります。その中の一つ、「北の象嵌ギャラリー相和工房」では、木象嵌(もくぞうがん)作りの体験を楽しめます。
 

北の象嵌ギャラリー相和工房での体験
 

木象嵌とは?

北の象嵌ギャラリー相和工房の時計▲「北の象嵌ギャラリー相和工房」に並ぶ、木象嵌の壁掛け時計
 

象嵌とは、木材や金属、陶磁器などに模様を刻み、木材や金属などの型にはめこむ工芸作品のこと。読んで字のごとく、模様を象(かたど)り、嵌(は)め込み絵や図柄を作る技法です。
木象嵌は、さまざまな色の木を細かな薄い部材にして一つ一つはめこんで絵や図柄を作るという、精巧な技で作られる工芸作品。神奈川県箱根町の伝統工芸、箱根寄木細工は有名です。

 

東川町の「北の象嵌ギャラリー相和工房」とは?

今回紹介する「北の象嵌ギャラリー相和工房」は、東川町のクラフト街道沿いにある木象嵌などの工房兼ギャラリーで、カフェスペースの喫茶コスモスも併設。旭川市旭山動物園から車で約20分、旭岳温泉は車で約40分程度にて行くことができます。

店主の大箭(おおや)利明さんが作る作品を見学・購入できるほか、観光客向けに木象嵌体験も行っています。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の店主▲やさしく見守る大箭さん。穏やかな表情で教えてくれました
 

大箭さんはもともと、東川町の隣の旭川市で“つき板”という家具などに使用する木材を取り扱う仕事に就いたのち、昭和時代後半に独立しました。約20年前、現在の地に工房兼ギャラリーを作り、以来さまざまな作品をここから世に送り出しています。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房のギャラリー内▲木象嵌のさまざまな作品が展示されているギャラリー
 

ギャラリーには、額や飾り物などインテリアとして飾っておきたくなるアイテムをはじめ、トレーやコースター、時計や箸置きなども並んでいます。
 

北の象嵌ギャラリー相和工房の作品


北の象嵌ギャラリー相和工房の作品

手に取り感触を楽しむもよし、じっくり眺めて自宅のどこに飾ろうか想いにふけるもよし。さまざまな作品を見ていると、心が落ち着きゆったりとした気分になるとともに、自分の感覚が研ぎ澄まされるような気にもなります。
 
心が洗われたところで、実際に作家気分を味わってみます。

 

木象嵌を作る体験もできます

「北の象嵌ギャラリー相和工房」の魅力は、見学できるだけではなく、製作体験も楽しめるのが嬉しいです(体験は事前に要予約)。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験風景

木象嵌は本来、さまざまな色や木目をした天然木材でできた厚さ0.25mmの“つき板”を加工して制作しますが、素人が作るにはさすがにハードルが高いです。
そのため、体験では“つき板”のかわりに木目調のビニール素材を加工し、木枠にはめるというやり方をします。ビニールの素材は、一般的に家のドアなどに使用される木目調の建築用素材と同じものです。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験見本▲体験で作れる作品の見本。さて、どんな絵にしましょう?
 

はじめに素材をカットする練習をしてから、本番スタート。まず、どんな絵柄にするかを決めます。風景や動物、幾何学模様など数多く用意された下絵の中から絵柄を選択します。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験下絵▲今回は北海道っぽい景観、大雪山の山々となだらかな丘が広がる風景をチョイス
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験素材▲素材も色や模様が多数あります。下絵のどの部分にどの色・模様を使用するか、考えながら制作します
 

下絵をカットして使用する素材に合わせ、素材をカットしていきます。カットした素材同士は裏側をテープでとめている状態に。色や模様の異なる素材をつなぎ合わせていくと、だんだんと絵らしくなってきました。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験風景

 
なかなか根気のいる作業、慌てずゆっくり丁寧に。どんな色・柄にしたら綺麗に見えるかなと考えているうちに、自分がクリエイターか芸術家にでもなったかのような気分に!?
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験風景▲絵柄をすべてカットしてテープでとめて絵がまとまったら、木板に張り付けます。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験風景▲最後は、貼り付けた木板を木の枠に入れます。
 
 
北の象嵌ギャラリー相和工房の体験風景▲今回の木枠はチーク材(木の種類はその時により変わります)。木の枠に入れ、金具を取り付けます


北の象嵌ギャラリー相和工房の体験風景▲木枠に入れてイーゼルに立てかけてみると、一気に芸術作品っぽくなりました!
 

体験の所要時間はトータルで2時間から2時間30分くらい。充実感いっぱいのひと時でした。
できあがった作品はもちろんそのまま持ち帰り可能。旅の記念に、木工の街東川町の想い出にもピッタリです。

※大箭さんの「や」は、正しくは竹冠に前です。

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