2017年01月11日 | nobuカワシマ

ガラス職人になった気分!?小樽で吹きガラスに挑戦!

吹き硝子体験

小樽は小樽運河やお寿司とともにガラスが有名な街。街中にはガラス工房やショップがたくさんあり、訪ね歩いてさまざまな作品を眺めたり製作体験をしたりするのが楽しみ!今回はガラス職人になったかのような気分を味わえる、吹き硝子に挑戦してみました。
 
 
小樽の浮き玉ツリー▲漁具として使用するガラスの浮き玉作りに端を発し、ガラス制作の文化が根付く小樽。市内のイベントではガラスの浮き玉を模したオブジェも登場します
 
 
訪れたのは「大正硝子ギャラリー蔵」と、隣にある「小樽手造り硝子工房」。あらかじめ電話で体験の予約をした上で、はじめに大正硝子ギャラリー蔵にて受付を済ませ、その後に小樽手造り硝子工房へ移動して体験をする、という流れです。
 
 
大正硝子ギャラリー蔵の看板▲JR南小樽駅から歩いて5、6分、観光スポットとして有名なメルヘン交差点から歩いて1、2分です
 
 

まずはガラスの形や色を決めましょう

「細長いグラス?下が膨らんだ花瓶のようなグラス?」
「模様はヒビっぽい柄や泡のような柄ができるけど、どうする?」
「色は何色がいい?」
 
はじめにどんなグラスを作りたいかを決めます。作るもの次第で、途中の製作工程が変わってくるためです。
 
 
吹き硝子体験の見本


吹き硝子体験の見本


見本のグラスなどを手に取りつつ、どれにしようか迷いながらも決定。背が低いヒビ模様の青いグラスと、水のみグラス位の背丈で粟模様のオレンジ色のグラス、2つ作ってみることにしました。
 
貸してくれたエプロンと軍手などを着用したらスタート!

 

これぞガラス制作体験!吹いてみました~!

最初の工程は、吹き竿という細長い筒状の棒の先に高温の透明なガラスを巻き付け、グラスのデザインとなる細かい色ガラスを焼き付ける作業。
吹きガラスではこの作業が一番難しく、初心者はうまくできないのでプロにお任せ。自分で実際にやってみるのはこの先からです。
 
次の工程は、吹きます!
 
 
吹き硝子体験で吹いている様子▲吹き竿の先に口をつけて息を吹きこみ、先端に巻きついているガラスを膨らませます
 
 
吹き竿をゆっくり回転させながらやさしく息を吹いていくと、ガラスの塊が少しずつ膨らんでいくのです。お餅を焼いた時にぷく~っと膨らんでいくのをスローモーションで見ているような感覚です。
 
「豆電球のような形になるように、ゆっくり吹いて少しずつ膨らませて。そうや、いいですな~」
関西訛りの口調でやさしく教えてくる職人の上浦さん。大阪出身で職人歴約40年の超ベテランさんです。
 
 
吹き硝子体験で製作中のガラス▲なんとなーく、豆電球っぽい形になりました!少しずつ膨らませると綺麗な形になるそうです
 
 
数回吹く機会がありますが、初回が一番需要、少々吹く息の力が必要です。2回目以降はやさしくゆっくり吹いて少しずつ膨らませていくと綺麗な形になるそうです。
 
 
吹き硝子体験の窯▲ガラスの塊は温度が下がるとかたまってしまい加工しにくくなるので、時折窯の中に入れて加熱をしてから再度加工します。窯の中の温度は約1000度も!
 
 
膨らましていく過程でいくつかの作業を上浦さんがやってくれます。
まずは模様を入れるための作業。ヒビ模様にする場合は豆電球型のガラスを軽く水につけ、泡模様にする場合は軽く重曹につけます。
 
 
吹き硝子体験での窯入れ風景▲このあと窯に入れて熱しつつ透明なガラスを巻きつけると、ヒビ模様や泡模様ができるそうです。これでなぜ模様になるのか、素人からするとなんとも不思議…
 

背の高いグラスを作る場合は少しずつ伸ばしながら、底が丸いグラスを作る場合は丸みを帯びたフォルムになるように、少しずつ成型していきます。
 
 
吹き硝子体験で金型に押し当てている様子▲窯から出し、金型に押し付けてガラスの側面となる部分を整えるほか、押し付けて底となる部分を作っていきます
 
 
吹き硝子体験で加工する様子▲グラスの口元となる部分を切り離しやすくするために形を整えてくれます
 
 
吹き硝子体験で吹く様子▲何もかもやってもらうというわけではありません。吹きます!
 
 
ある程度膨らんで形ができてきたところで、次の工程へと移ります。

 

手さばきが重要!職人さんになった気分! 

ここからは、飲み口を作る工程です。
まず、上浦さんがグラスの底になる部分に別の竿をつけ、今まで使っていた吹き竿を切り離します。切り離した部分を飲み口となるように加工します。
 
ここで体験者の出番!椅子に座り、左手で竿を回しながら、右手に持つヘラを使って飲み口を広げます。
 
 
吹き硝子体験で口元を加工する様子▲初心者にとってはハイレベルな作業…。はじめは竿の回転は上浦さんに任せ、右手のヘラを軽くあててみます
 

ポイントは、右手は軽く添えるだけで左手は回し続けてとめないこと。動きが止まってしまったり、力が入りすぎてしまったりすると、いびつな形に広がってしまうので、慎重に行わなくてはいけません。けっこう集中力いります!
なんとなーく感覚をつかんできたところで、今度は左手の回転も自分でやってみることに。
 
 
吹き硝子体験で飲み口を加工する様子▲自分の手加減次第で飲み口の広がり具合が変わります!作っている感アリ!
 
 
ここで形を整えたら体験作業は終了。
約1000度の釜に出し入れしていたガラスはまだ超高温なので、冷やす必要があります。ただ、急激な温度差があるとガラスがひび割れてしまうので、ゆっくり冷ましていく必要があります。そのため完成品は後日受け取りか郵送となります。
 
 
吹き硝子体験で作りたてのグラス▲できたてのガラスはまだ800度位あり、ガラスの色も高温のためオレンジ色のはずがこげ茶色に見えます。このあと約430度の樓に入れてゆっくり冷ましていきます
 
 
自分で吹いて加工することができる吹き硝子体験、わすか30分程度の体験ですが今日一日とても充実していた気分になりました。

 

お楽しみは数日後!

自宅のインターフォンが鳴り、荷物を受け取りあけてみると…!!
 
  
吹き硝子体験で作ったグラス▲自分で吹いて加工をしたグラスができていました!
 
 
多少形がゆがんでいようが、見た目がいびつだろうが関係ナシ!誰に何を言われようと、自分にとっては超一流の芸術作品!?なんです。
 
 
青いグラスを傾けたところ▲光にあたるとヒビ模様が下に投影されてなかなか綺麗
 
 
グラスの泡模様の部分▲泡模様もしっかりできていました
 

完成品をはじめて手に取ると、制作体験をした日の充実感だけではなく数日後の満足感もプラス!一度の体験で2度オイシイ気分!?
 
ちょっぴり形がおかしなグラス。これで乾杯すれば、体験した時のことはもちろん、小樽を旅した時の記憶が蘇ってくる気がします。
吹き硝子体験は、想い出がずっと手元に残っていく体験。ガラスの文化が根付く街、小樽を観光するならこれはゼッタイおすすめ!

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