2013年01月29日 | チバタカコ

小樽に来たらこの半身揚げを食うべし!「なると 若鶏定食」

小樽=なると=若鶏半身揚げ。この黄金式を目の前で見て、そして食べてしまったら、フライドチキンなんておしゃれなものでは物足りなくなりますよ!
 
「なると」名物、若鶏定食1,100円(日曜除くランチタイムは1,000円)。
半身揚げが、どどーん!どうです、このボリューム!

 
若鶏時代 なると 半身揚げ

 
味付けは塩・コショウで、1日置いて中までしっかり味をしみ込ませます。それを。高温の大豆油で揚げ、いったん油を切ってから身に軽く包丁を入れて、さらにキツネ色になるまで揚げます。

 
若鶏時代 なると 半身揚げ

 
若鶏時代 なると 半身揚げ

 
そうしてできた半身揚げは、皮はパリッパリ、中身はふっくらジューシー。
 
あっさりした塩味は、最後まで飽きることはなく、「半身なんて、量が多くて食べらんな~い」と格好つけて言ってはみたけれど、最後まできっちり完食。しかも、白いご飯との相性抜群!おかずとして、パクパク食べていたら、ご飯まで完食しちゃいました。

 
若鶏時代 なると 半身揚げ
▲食べきれなかったら、持ち帰ることができます

 
若鶏時代 なると 食べ方
▲上手な食べ方は「最初に関節をバラバラにして、モモを付け根から外す」そうです。「手羽、モモなど部位を食べ比べするのもおいしいですよ」と中村さんが教えてくれました

 
「なると本店」で、取締役の中村さんにお話をうかがったところ、「なると」は、昭和32年、淡路島から北海道にやってきた先代が始めた、お好み焼き屋がスタートだったとか。
 
しかし、関西ではポピュラーなお好み焼きは、小樽ではさっぱり。やがて、お好み焼きを焼く鉄板で、エビやイカなど、小樽で獲れる海の幸を焼き始め、同時に鶏モモ肉なども焼いていたそうです。
 
でも、鉄板でモモ肉を焼くのは大変時間がかかったので、「油で揚げてしまおう!」と思い付いたのが、半身揚げ誕生のきっかけだったそうです。

 
若鶏時代 なると 中村さん姉妹
▲中村さん姉妹が、本店を切り盛りしています

 
半身揚げは、店内で食べるだけではなく、お土産として持ち帰ることもできます。
店の出入り口では、揚げている様子を見ることができます。
 
「クリスマスや年末になると、1日で3,000個は揚げます。一人では無理なので、5~6人交代で、ずっと揚げ続けるんですよ。休日なら1,000~1,200個、のんびりした平日だと300個くらいですね」と中村さん。
 
取材にうかがった日、「なると」にしては珍しく店内にほとんど人がいない…と思ったのもつかの間、夕方頃から観光客はもちろん、地元の馴染み客が続々とやってきました。
 
「父の代から、私、孫と3代続けていますが、お客さんも3代目という方がたくさんいます。ここは、小樽の人に育ててもらった店ですから」(中村さん談)。

 
お好み焼屋さん時代の先代と、子供の頃の中村さん姉妹
▲お好み焼屋さん時代の先代と、子供の頃の中村さん姉妹

 
若鶏時代 なると 店内2階座敷席
▲1階が満席でも、2階席もあります

 
若鶏時代 なると 店内カウンター席
▲昭和40年から、寿司も始めた「なると」。若鶏半身揚げ以外にも、寿司、刺身、丼物など、多彩なメニューが揃っています

 
花園町に「ニューなると」、「ニューなると 出抜小路」という姉妹店があります。
 
「ニューなると 出抜小路」は運河沿いにあるので、運河観光に行ったら寄りやすいと思います。宴会コースもあるので、グループにはおススメ。これら姉妹店は、いずれも親族で経営しているそう。
 
先代から数えて、孫にあたる3代目まで、今は家族みんなで「なると」の看板を守っていています。

 
若鶏時代 なると 店舗外観

 
半身揚げは、HPから通販で購入することができますが、全国のデパートの北海道物産展に出展することもあるので、近くで北海道物産展があったら、ちょっとのぞいてみてください。
 
これは、並んででも食べる価値あり!ですよ。

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