道東野付尾岱沼ホタテ漁を船上リポート!凍てつく海を砕氷して出港!

“船上ライター”、川瀬です。

北海道には美味しい海の幸がたくさんありますが、凍てつく海の旨みが凝縮した道東尾岱沼野付沖のジャンボホタテ漁の模様をレポートします。
 
1月中旬の尾岱沼漁港、湾内は厚さ約10cmの氷で覆われていました。
本日は野付漁協ホタテ船団団長長内さんの宝進丸に乗船。午前7時氷を砕きながら出港。
氷に負けない為、の船体はアルミで造られています。

 

 
午前7時30分7隻のホタテ漁船団は、操業海域に到着。
昨日の強風は収まり、波は2m程度。船団長の合図によって、各船“ケタ”と呼ばれる鉄製の漁具を海中に投下。日の出直後の野付水道は、-10℃。肌を刺すような寒さの中、ホタテ漁師は手を休めません。

 
 

 
午前7時45分第1回目のケタ網が引き揚げられました。

 

 
数百キロあるケタ網にホタテが満載。
船首に立てられたウィインチで、ずっしりと重いケタ網を引き揚げるが、その重みで船が傾いてしまいます。
 
午前8時水揚げが終るとすぐに船上で仕分け作業が始まりました。

 
 

 
貝殻にキズのない良品。貝殻が水揚げの際に、傷ついた加工用。
そして、ホタテの食害虫であるヒトデに瞬く間に選別されていきます。
水深約20mの砂地に住んでいるホタテ。
選別と同時に、大量の海水をつかい、ホタテについた砂を落としていきます。
海水と言えども、すぐにツララが出来るほどの寒さですが、漁師たちは休まずに1時間以上選別を続けます。選別作業が完了すると、間をおかずケタ網が再度引き揚げられます。水揚げ後、また選別という作業が昼間でぶっ通しで続きました。

 

 
海水もすぐにツララとなる氷点下の世界。
トルトコミテクルーのカメラもズームが出来なくなるハードな環境。

 

 
野付漁協では、回収したヒトデを堆肥化。肥料として農産・林産に活用する循環型漁業を実践しています。

 

 
こんな立派なホタテがとれます。

 

 
大きなものは、なんと顔サイズ!

 

 
プリップリの貝柱! 甘い。
 
午後0時終漁。野付漁協では、1日あたりのホタテ漁獲量を厳格に定めており、規定量に達した漁船から漁を終えていきます。漁を終えた船は、船団すべてが揃うまで、周辺海域のヒトデ駆除などを行います。

 

 
スポーツ用、防寒具とサングラスがお似合いの若い漁師。
道具は良くなっても、氷点下での作業は楽になるわけではないのです。疲労困憊。。

 

 
昼過ぎでも、野付湾付近は氷が漂っていました。
朝40分弱の道のりを、ホタテで満載となった船は1時間以上かけて帰港。
帰港途中も船上では選別作業が休みなく続きます。
 
午後1時。尾岱沼港に帰港。すぐに水揚げをし、午後1時半のセリに掛けられていきます。
厳冬期は、ホタテが船上で凍ってしまう事もざらにあり、鮮度管理には最も神経を使います。

 
 
 

 
水揚げされたホタテは、漁協の水槽にて一晩寝かされ、クリーニングされます。

 

 
トルトコミテで販売するホタテは、出荷前に一つ一つ貝殻についた汚れを手で落としていきます。
屋内とはいえ、刺すように冷たい冷水の中、クリーニング作業はつづきます。

 

 
最後に清潔な作業場にて、出荷に向けたパッキングが行われます。
微妙にサイズや形状の異なるホタテを決められたサイズのスチロール箱に収めるのは、見ているよりも難しいのです。

 
 

トルトコミテ

獲るとこ(トルトコ)」を「見て(ミテ)」、そのまま産直。
トルトコミテでは、北海道 野付のホタテをご紹介しております。 年もあけて、これから産卵に
向かってグリコーゲンをどんどん蓄え甘くなっていくホタテ。
見て、大きさにビックリ。 食べて、甘さにビックリ。
産直通販 トルトコミテでは2013年1月30日まで、2月1日(金)出荷分のご注文を受け付けております。
関東には2月2日(土)のお届けとなりますので、是非この機会にお試しください。
(※トルトコミテでの北海道 野付のホタテのご注文は終了しました。)
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取材協力

・野付漁業協同組合
・宝進丸
・トルトコミテ http://www.shopch.jp/cgi-bin/main.cgi?x-afili=1