2016年11月21日 | 孫田 二規子

美しい鉄道写真が撮れる豊浦町の名勝「カムイチャシ史跡公園」

札幌から道南方面へ車を走らせること2時間ちょっと。太平洋沿いの豊浦(とようら)町には、撮り鉄を虜にしてしまうという絶好の撮影スポットがあります。海と山と列車を見下ろす「カムイチャシ史跡公園」の紹介です。


豊浦町カムイチャシ史跡公園からの風景
 

名勝「カムイチャシ史跡公園」とは

長さ16m、幅5m、深さ3mの壕で区画されたアイヌのチャシ(砦)が原形そのままに残されている岬の上面が、「カムイチャシ史跡公園」です。

JR室蘭本線の大岸駅と礼文駅の間の道道608号沿いという、とても静かな環境のなかにあります。


豊浦町のカムイチャシ史跡公園の看板

やや勾配のきつい153段の階段を登ると、その先には遊歩道や東屋が整備されており、どこからでも内浦湾(太平洋)を一望。

その美しい自然の景観から、国指定景勝文化財として保護され、また洞爺湖有珠山ジオパークとして登録もされています。


豊浦町カムイチャシ史跡公園の階段▲こちらが階段です。私は休み休み登りました…


豊浦町のカムイチャシ史跡公園の遊歩道▲遊歩道です

 

撮り鉄のメッカ!そのワケは?

さて、そんな絶景が楽しめる同公園ですが、鉄道ファンの間では「名撮影地として知られている」、そう教えてくれたのは、鉄道写真の趣味を持つ同行の大滝恭昌カメラマンです。

理由は「アングル取り放題」。

というのも、公園からは海と山、そして複線になった線路を望むのですが、西と東では風景が異なるため、まず、どちら側を撮ろうか迷うはず!

そして撮影場所も豊富です。東屋だけでなく、階段の途中や遊歩道でも撮れるので、場所をかえていろいろな絵が楽しめるのです!

実際に撮影した写真をお見せしましょう。


豊浦町のカムイチャシ史跡公園から見た列車▲こちらは東側。東屋から撮影。海を入れた広い絵です


豊浦町のカムイチャシ史跡公園から見た列車と線路▲同じく東側、東屋から撮影。海を切って線路のカーブを生かした1枚です


豊浦町のカムイチャシ史跡公園から西側を見た景色▲こちらは西側。東屋ではなく階段から撮影。列車はあたらしい白と黄色の車両のスーパー北斗です。海がキラキラと光っていました


カムイチャシ史跡公園の階段から撮影した列車▲同じく西側、階段の途中からの撮影です。生い茂る葉をフレームにしてみました


豊浦町のカムイチャシ史跡公園の遊歩道から撮影▲遊歩道から撮影。横向きなので、一両編成の列車も絵になりそうです


豊浦町のカムイチャシ史跡公園で撮影するカメラマン▲24mm~70mmと70mm~200mmのレンズを用い、2台のカメラで撮影する大滝カメラマン

 

列車を待つ時間が癒しに

今回はたまたま特急列車ばかりになってしまいましたが、一両編成の普通列車や貨物列車も走っています。

「列車は大体30分や1時間に1本来ます。波の音を聞きながら、のんびりと待つ時間もとてもいいんだよね。毎回、癒されています。トンネルがあるので、警笛や列車のライトが合図となり、ボーッとしてても撮り損ねることはないですよ」と、大滝カメラマン。

「実は夜もおすすめ」だそう。「星空と列車の絵もいいし、私はひと晩中いて、バルブ撮影を存分に楽しんだこともあります(笑)」。


豊浦町のカムイチャシ史跡公園の夜の光景▲こちらは、大滝カメラマンのプライベート写真。夜の風景です。列車のヘッドライトが白と緑の光を放っています


豊浦町のカムイチャシ史跡公園から見た夕景▲こちらは夜明けと線路。きれいですね


とはいえ、夜や積雪期などの撮影は、くれぐれも自己責任で無理のない範囲で。

そして、運動不足を自覚する方で長時間の撮影を楽しむ場合は、必ず飲み物や食べ物を持参しましょう(ゴミは必ず持ち帰りましょう)。あの階段を登ったり降りたりは、なかなか堪えるので…!

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