2016年11月29日 | チバタカコ

「ザンギと唐揚げ」の違いは、結局なに?

「ザンギと唐揚げの違い」「筋子とイクラの違い」など、道外の人から尋ねられる意外な質問・疑問、その回答にたくさんコメントを寄せてくださいましてありがとうございました。皆さんからの「なまらいいね!」なコメントを紹介します。

 

ザンギと唐揚げ、その違いは結局なに?

先日、「ザンギと唐揚げの違いを説明できますか?」と問いかけたところ、たくさんのコメントをありがとうございました。道外の人から「何が違うの?」と聞かれると、「ザンギはザンギ、唐揚げではない」と、なんとなく感覚的に答えていましたが、皆さんからのコメントを参考にしてその違いをまめとてみましょう。
 

布袋のザンギ▲北海道Likersでも紹介した布袋のザンギ


まずは、つくり方の違いから。

「鶏肉に下味を付けてから揚げるのがザンギ。鶏肉に味の付いた粉を付けて揚げるのが唐揚げ」

「ザンギは肉、調味液、粉を入れて混ぜ合わせて揚げたもの。唐揚げは粉を付けて揚げたもの。と私は理解しておりますが」

「ザンギも唐揚げも同じっしょ。九州ではニンニクやショウガなどを入れたしょう油ベースのタレに漬け込んで揚げたのを唐揚げと言います。タレに片栗粉だか小麦粉だかが入っているか、後で付けて揚げるかは店や家庭によるかな」

「唐揚げとザンギの違いは、揚げる前の処理の違いで、鶏肉をツユにつけてから衣に付けて揚げたものがザンギではなかったかな?」

「唐揚げは、鶏を揚げたもの。ザンギは、それにタレをかけたもの」

「ザンギは基本片栗粉(ジャガイモ澱粉)、肉はしょう油、ショウガ、ニンニクに漬け置きしたもに卵をまぶして粉をして揚げる」

「ザンギは酒、しょう油、ニンニク、ショウガ、片栗粉に小麦粉、同量に、ごま油で漬け込み揚げたら、ザンギだべや」
 
味の違いでも説明できるようです。

「ザンギって…唐揚げより味付け濃い感じがしませんか?北海道って味付け濃いのが基本かと」

「唐揚げと比べて味付けが濃いのがザンギです」

「ザンギ、は揚げる前にタレに漬け込むから、唐揚げの様に粉つけて素揚げにするより味が濃いと思う。内地で初めて唐揚げ食べた時はそんな時代。唐揚げ粉に色々工夫してたけど、鶏肉を下味つけて出された事は無かった。ここ暫くテレビで内地の美味しいと言われる唐揚げはザンギの作り方でやってるなぁって思ってる」
 
実は、道産子でも特に違いを意識したことがないというのが正直なところではないでしょうか。ただ、子どものころから、下味のついた鶏肉を揚げたものを「ザンギ」と呼んでいるので、それを「唐揚げ」と言われると、道産子のDNAがついつい「違う!ザンギはザンギだ」と抵抗してしまうのかもしれませんね。

 
鶏のから揚げ▲居酒屋メニューにある「唐揚げ」※image photo

 
「道産子ですが、唐揚げのことをザンギと言い、中身は一緒だと思っていました」

「内地で言う唐揚げがザンギ」

「美味しい方がザンギ」

「純粋な道産子でも『分からない』って言われたことが…」

「北海道に引っ越したての頃近所の食堂のおばちゃんに同じ質問したら、『あんたが北海道出る頃にはわかってるようになってるよ』って言われた。おばちゃんごめん。まだわからん」

「道産子が ザンギだべやって言ったら、それはザンギ」
 
北海道Likersでは、「元祖ザンギは骨付きをタレで!ザンギ発祥の店『鳥松』」「オリジナルソースをつけて味わう、釧路のザンギ」「ザンギ愛を綴りませんか?ザンギへのラブレター・画像大募集!」などで、北海道のザンギを紹介してきました。が、いろいろ取材をしても、ザンギと唐揚げには「これだ!」という決定的な違いはないように思います。
皆さんからのコメントをまとめると、「大きくくくるとザンギも『唐揚げ』なのだが、しょう油ベースのタレで濃い目に下味をつけた鶏肉を揚げたものを北海道では『ザンギ』と呼ぶ」という説明が、しっくりくるんでないかい?
どうだべ?

 

筋子とイクラ、筋子とますこ、マダチとスケダチなど

以前、「しょう油漬けがイクラで、塩漬けが筋子」と、実に堂々と言い切った人がいました。が、味付けの違いではなく、筋子とイクラの違いは、一粒ずつバラしているか、外皮がついているかどうかの違いなので、これはほとんど間違うことはないみたいですね。


筋子▲筋子
撮影:北海道Likers ライター chikki 


「筋子から『卵巣外皮』を取りはずしたものがイクラです。因み、『卵巣外皮』には大量なアミノ酸を含有しているので美容効果あり。化粧品&健食業界では、『オーシャンプラセンタ』と呼ばれています」

「イクラと筋子の違いは、イクラはバラしてしょう油ベースの味付け。筋子はバラさず塩漬けしたもの。この様な認識です」

「ばらしてあるのがイクラ(てか、そもそもロシア語で魚卵のことをイクラって云うんじゃなかったっけ?)、ばらしてないのが筋子。鱒子が『レッドキャビア』なんて呼ばれてることを数年前に知り、驚いた。しょう油漬けより塩漬けの方が好き」

「子どもの頃、自然分娩がイクラで帝王切開が筋子だと本気で思ってました(笑)。今はちゃんと分かってますが」

「塩漬けでもイクラはイクラだと思います。バラしてあるって事と、味の濃さで違うんじゃないかなぁ。結局のところ、わからないんですけどね(笑)。筋子は生臭くてしょっぱい」

「イクラはばらしたもの。筋子は袋に入ったものを漬けたもの。マス子ってのはカラフトマスを含めたマス科の卵。小さいけど栄養価は同じなので小さい方が美味しい気がするのは個人的感想」

「丼にするのがイクラで、ご飯のお供が筋子」

「卵巣付いてんのが筋子。付いてないのがイクラ。マダラの精巣がマダチ。スケソウダラの精巣がスケダチ」


いくらご飯

ちなみに、「筋子とますこ」の違いは、筋子は鮭のこっこ、ますこは「鱒」のこっこのこと。「マダチとスケダチの違い」は、マダチは「真鱈」の白子で、「スケダチ」は「スケソウダラ」の白子。北海道の代表的な冬の味覚で、鍋にすると、これがなまら美味い!新鮮なマダチは、「たちぽん」「寿しの軍艦巻き」などがおすすめ。北海道Likersでも紹介しましたが、岩内の尾崎商店では、スケダチを使ったかまぼこ「たちかま」をつくっています。余談ですが、生のタラコは、家庭ではコンニャクと和える「タラコの子和え」がおふくろの味として親しまれています。
「ホッケと縞ホッケ」は、一般的にホッケと呼ばれているのは「真ホッケ」のこと。「縞ホッケ」はその名の通り縞模様があり、縞ホッケの方が脂のりが良いと言われています。


岩内のたちかま、たちぽん、たちの軍艦巻き、タラコの子和え

皆さん、「なまらいいね!」なコメント、本当にありがとうございました。

この他にも、道内にいたら特に疑問に思わないことが、道外の人から見たら「それは、なに?」と尋ねられるものがありますよね。「これって、もしかして北海道だけ?」と思うものがありましたら、ぜひ、北海道Likersまで教えてください。「北海道あるある」シリーズなどで、北海道弁や北海道ならではの習慣などをこれからも、どんどん紹介していきます!

\もっと知って欲しい!と思ったら「なまらいいね!」/

この記事をSNSでシェアしよう!
  • 「ザンギと唐揚げ」の違いは、結局なに?
  • Google+

FacebookのIDを利用して、北海道Likersへ登録します。

北海道Likersは、北海道を愛する皆さんと北海道を盛り上げるコミュニティです。

  • 利用規約に同意の上ご登録ください。
  • FacebookのIDで簡単に登録できます。登録は無料です。
  • Facebookに設定しているメールアドレスを登録します。お客様のメールアドレスは、北海道Likers運営からの連絡に利用いたします。
Title
Close
北海道Likersアプリ(iOS) 北海道Likersアプリ(Android)