2016年11月05日 | 孫田 二規子

煮えたぎる温泉に噴き出す白煙。登別「地獄谷」を歩こう

硫黄泉や鉄泉など1日1万トンもの多種多様な温泉が湧出し、北海道随一の温泉街・登別(のぼりべつ)の湯元となっている場所、それが「地獄谷」です。散歩道からは、流れる湯の川や地底から噴き上がる白煙を間近に見ることができます。


登別の地獄谷
 

地獄谷には散策路が敷かれています

道央道利用で札幌から約1時間30分、新千歳空港から約50分。登別温泉の坂道を登っていくと、「第一滝本館」の向こうに「地獄谷」はあります。

山に囲まれすり鉢のような形状をしている地獄谷は、クッタラ火山の活動の影響で生まれた爆裂火口跡。


登別の地獄谷

大きさは、直径約450m、面積約11ha。

長さ568mの木道(地獄谷散策道)が敷かれ、ぐるっと歩いて回ると40分~50分ほど、鉄泉池までの往復だけなら20分~30分くらいが所用時間です。


地獄谷の散策路

登別地獄谷の散策路
 

目の前には日常では決して見られない光景が!

そこは、石や山がつくる荒れ野のような世界です。温泉成分の影響で灰色や黄色や緑色に変色した石がころがるなか、随所に噴煙が上がり、一帯には硫黄の匂いが立ち込めています。


登別の地獄谷の周囲の山

登別地獄谷の白煙

せせらぎが聞こえるので振り向いてみれば、それは湯気を上げながら流れる薄灰色の湯の川。

 
▲(動画撮影/FUKKO)


登別地獄谷の散策路の途中からの風景

晴れた日の角度によっては、アルミホイルを敷き詰めたように黒くギラギラと光って見え、その様子もなかなかシュールです。


登別の地獄谷の色が黒く見える川
 

ゴボゴボと湧き上がる約80度の間欠泉

行き止まりにある鉄泉池では、約80度の湯がゴボゴボと湧きあがる間欠泉が見られます(周期変動、数分置き)。

柵ごしにのぞきこむと…その様子を動画でお楽しみください!

 
▲(動画撮影/FUKKO)


まさに地獄絵図などでみる、地獄の釜のようです。

ちなみに登別に棲むといわれる鬼は湯鬼神(ゆきじん)と呼ばれ、ひとびとの厄を持ち去り幸せを願う存在。鬼の姿をした神さまなので、怖くはありませんよ!

 

無料のボランティアガイドさんもいます

雪深い北海道は、冬になると閉鎖する屋外施設が数多くありますが、ここは年中開いていて冬でも散策が可能です。

厳寒期は霜や雪が凍りつきキラキラと微細な光を発する様子がきれいで、また6月下旬~9月は緑、10月中旬~下旬は紅葉など、季節毎に全く違った姿を見せてくれます。


冬の登別の地獄谷▲冬の様子です(写真撮影/FUKKO)


4月下旬から10月末までの10時〜15時には、地元のボランティアガイドが法被を着て立っています。無料で観光案内をしてくれるので、気軽に声をかけてみてくださいね。おもしろい話がたくさん聞けますよ。


登別の地獄谷のボランティアガイド

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