2016年11月01日 | みふねたまき

世界のアニメーションが集う4日間! 『第3回 新千歳空港 国際アニメーション映画祭2016』開幕

新千歳空港国際アニメーション映画祭メインビジュアル▲Illustration by ぬQ


北の空の玄関口、新千歳空港。旅行や仕事で、国内外からさまざまな人が訪れるこの場所で、今年も『新千歳空港国際アニメーション映画祭』が開幕します。世界初の空港映画祭としてスタートした同映画祭、昨年は世界59の国と地域から多数の作品を集め、期間中のべ3万3,000人を動員しました。第3回となる今年は11月3日~6日まで4日間にわたって開催。メインプログラムである「短編アニメーションコンペティション」をはじめ、注目作品の先行上映など招待作品も多彩にラインナップ。旬のゲストを招いてのトークイベントや体験ワークショップなど、盛りだくさんの内容となっています。「新千歳空港で映画祭?知らなかった……」という方のために、注目のプログラムを少しだけご紹介しましょう。

 

オープニングは全国公開に先駆け『この世界の片隅に』を上映。片渕須直監督を招きゲストトークも開催

新千歳空港国際アニメーション映画祭 この世界の片隅に▲「この世界の片隅に」© こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会


未来に響く表現の発掘・発信と、ジャパニーズポップカルチャーを代表するアニメーションを通じて、新たな国際交流の場を創出することを目的にスタートした『第3回 新千歳空港国際アニメーション映画祭2016』。そのメインプログラムは短編アニメーションコンペティションです。今回は世界66の国と地域から1,232作品がエントリー。その中から選考委員によって選ばれた67作品がノミネートされ、「インターナショナルコンペティション」「日本コンペティション」「ミュージックアニメーションコンペティション」の各部門ごとに、厳正な審査を経て、グランプリや新人賞、観客賞などのアワードに輝く作品が選出されます。

日本初上映や爆音上映など、話題性の高い招待作品と出会えるのも同映画祭の魅力です。多彩な招待作品のなかから、映画祭のオープニングを飾るのは、「戦争」「広島」をテーマにした『この世界の片隅に』(2016年 / 日本)。戦時下を生きた一人の女性を柔らかなタッチで描いた、広島市出身の漫画家こうの史代(ふみよ)さん原作の同名漫画を、『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督がアニメ映画化した作品です。クラウドファンディングで制作資金を集めたことでも話題を集める注目の1本を、11月12日(土)のユナイテッド・シネマ札幌ほかでの全国公開にさきがけ11月3日に先行上映します。当日は片渕須直監督が本作について語るゲストトークも行われます。

 

HTB「水曜どうでしょう」D陣がアニメ制作秘話を一挙放出!公開対談『水曜どうがSHOWリターンズ』

新千歳空港国際アニメ映画祭 水曜どうがSHOWリターンズ▲「水曜どうがSHOWリターンズ」 ©HTB All Rights Reserved. ©WIT STUDIO All Rights Reserved. 


北海道はもちろん日本全国にファンを持つHTB(北海道テレビ放送)の超人気深夜番組『水曜どうでしょう』。番組のDVDシリーズでオープニングアニメーションを手がけたWIT STUDIOの和田丈嗣氏と浅野恭司氏、「水どう」名物ディレクター藤村忠寿氏と嬉野雅道氏が映画祭に登場します!
オープニングアニメの企画秘話などを一冊にまとめた「水曜どうでしょうAnimationの本 水曜どうがSHOW」。そこに収録されている対談を、「リターンズ」と題して公開形式で開催。「えーっ!アニメ作るって、こんなに大変だったの!?」というディレクター陣とアニメ制作陣が繰り広げる、ゆるくてアツイおもしろトーク、「どうでしょう」ファンならずとも必見です。

 

ライブ用音響機材による『爆音上映』で、大迫力の音と映像の世界を体験

新千歳空港国際アニメ映画祭 爆音パプリカ▲© 2006 MADHOUSE / SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC.


続いてのおすすめは、ライブ用の音響機材を用いた迫力のある上映プログラム、今敏監督『パプリカ』(2006年 / 日本)の爆音上映です。夢を共有する装置“DCミニ”で夢に入り込み、夢を犯すテロリストに立ち向かう夢探偵“パプリカ”の活躍を描くファンタジー・アニメで、原作は筒井康隆による同名長編SF小説です。ハイクオリティな映像と音楽、複雑精緻なストーリーでファンを魅了する名作。「見なければ損」とまで言われる『パプリカ』を爆音で体験できるまたとない機会です。

ほかにも、ヤン・シュバンクマイエル監督の『アリス』や、上映中に大声で応援もできる人気アニメーション『劇場版TIGER & BUNNY –The Rising-』(2014年 / 日本)などの爆音上映も行われます。通常の上映と爆音上映では、何がどう違うのか?その場にいた人だけが感じることのできる世界が、そこにあるのだとか。これはもう実際に体験してみるしかありません。

 

名作のデジタル修復版から北海道の映像クリエイターによるアニメーション作品まで、話題作&注目作がズラリ!

新千歳空港国際アニメ映画祭 北海道現代アニメーション総進撃!▲北海道現代アニメーション総進撃!


また、虫プロダクションが製作した大人のためのアニメーション『哀しみのべラドンナ』(1973年 / 日本)のデジタル修復版(2015年 / アメリカ)や、アヌシー国際アニメーション映画祭のフランス特集で話題を集めた伝説の長編『The Invisible Child』(1984年 / フランス)の上映。『イヴの時間』などで話題の新鋭監督吉浦康裕氏を迎え、作品の上映とトークプログラムも決定。カートゥーン・ネットワーク・スタジオのタレント開発部門マネージャーをゲストに迎えスペシャルトークも行われるなど、アニメーションの世界で活躍するクリエーターが多数訪れます。

ほかにも、「北海道現代アニメーション総進撃!」と題して、北海道の映像クリエイター12組による短編映像・アニメーションの特集プログラムの上映も行われます。国際審査員による上映とレクチャーの特別プログラム「アニメーションマスタークラス」や、東京国立近代美術館フィルムセンター共催の「日本アニメーション映画クラシックス」、「政岡憲三を蘇らせる」など、アカデミックなプログラムもあり、国も時代もジャンルもさまざまなアニメーションに出合える、またとない機会となっています。

 

無料上映プログラムやアニメーション制作を体験できるワークショップも

新千歳空港国際アニメーション映画祭 ソラシネマちとせ▲映画祭のメイン会場となる新千歳空港ターミナルビル4Fの映画館「ソラシネマちとせ」


メイン会場となる新千歳空港ターミナルビル4Fの映画館「ソラシネマちとせ」のほか、国内線4Fオアシス・パークに特設シアターを設置。『マイマイ新子と千年の魔法』など親子で楽しめる長編アニメーション、インドネシアの最新作品を特集したアジアプログラムを無料上映します。

また、アニメーション制作が体験できる無料ワークショップも開催。自分で描いた絵や撮影した素材を、コマ撮り装置によって動かすという、アニメーションづくりの楽しさを体験できます。さらに動物をモチーフとした光のアート作品「ひかるどうぶつえん」(11月4・5日のみ)も展示されます。

ほかにもまだまだ紹介したいプログラムがいっぱいの『新千歳空港国際アニメーション映画祭2016』。4日間のタイムスケジュールをチェックしてぜひ出かけてみて!

 

映画祭を満喫するなら、全期間パスポートがお得

映画祭をたっぷり楽しむなら、チケットは期間中すべてのプログラムを見ることのできる「全期間パスポート」(前売2,500円 / 当日3,000円)がお得。かりに4日間通して行くのが難しかったとしても、2日以上見に行けるなら全期間パスポートがおすすめです。ほかにも「1DAYパスポート」(前売1,500円 / 当日2,000円)や「1プログラム券」(当日1,000円※制限数あり)などもあるので、「1日だけ」「1プログラムだけ」という場合もご安心を。
映画祭期間中、高校生以下で学生証を持参した人を対象に、毎日先着100名に無料で「学生1DAYパスポート」を発行。アニメ好き、映画好きの学生のみなさんは要チェックです。

未知なるアニメーションと出会える4日間。家族やお友だちを誘って、新千歳空港へ遊びに行ってみませんか?

 

関連サイト

新千歳空港国際アニメーション映画祭2016

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