オリジナルソースをつけて味わう、釧路のザンギ

「ザンギ」は、わかりやすくいうと鶏のから揚げのことで、道産子にとってはなれ親しんだ料理です。一般的には、鶏肉を醤油やニンニク、生姜などを合わせたタレに漬け込み、衣をつけて揚げたものを指すことが多いですが、家庭やお店で味つけや作り方はいろいろです。ちなみに十勝出身の私は、ニンニク、生姜の効いた醤油味のザンギが母の味です。
 
さて、釧路のザンギはというと、これまた一味違います。話を伺いに、ザンギ専門店「鳥善(とりよし)」を訪ねました。店主の内間木徹也さんは、釧路ザンギの元祖といわれる店の味に魅せられ弟子入りし、5年間修行した後、独立。元祖の味を伝承する鳥善を構えて38年になるそうです。
その釧路ザンギとは、塩ベースで下味をつけた鶏肉にでんぷんをまぶし、揚げたてに店独自のソースをつけて食べるというもの。「昭和35年に、修行した店の先代が骨つきの肉を揚げて、中国料理の炸鶏(ザーチー、ザーギー)に「運」をつけてザンギってしたのが始まり」と、内間木さんは教えてくれました。

 

 
アツアツをガブリといくと、外側はサクッと軽く、なかは柔らかくてジューシー!!特製ソースは甘めで、コショウを振り入れるのがポイントです。「女の人でも二人前食べるよ」と内間木さんがいうように、つい次へ手が伸びてしまいます。

 

 
釧路では、お酒の後にお父さんが持ち帰るお土産といえば、ザンギだそう。家庭での誕生日パーティなどでも、お寿司、ケーキ、ザンギとなるそうで、「釧路にはザンギをテイクアウトする文化があるんだよ」という話しも聞かせてくれました。

 

 

 
北海道の訪れたまちで、釧路で、ザンギ、食べてみませんか?