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公開 | 孫田 二規子

標高870mの癒しの美景スポット上川町「浮島湿原」

上川町の層雲峡(そううんきょう)温泉から車で1時間ちょっと。標高870mの台地に広がる「浮島湿原」は、面積が約21haほどの小規模な湿原です。大小70の地塘(湿原の泥炭地にできる池や沼)が散在し、そこに浮遊する浮島が見られることもあります。


上川町の浮島湿原
 

1.6kmの林道を歩いて湿原へ

層雲峡温泉から浮島湿原までは、国道39号と国道273号を利用。案内板を目印にダート道に入り、少し走ると駐車場と簡易トイレと入口があります。


上川町の浮島湿原の入口

入口の白い木箱の中にある入林届に記入してから出発です。湿原までは1.6kmの林道を歩きます。道のりは、軽く汗がかけるくらいのなだらかな登りです。


上川町の浮島湿原の林道

案内板を越え、木々に遮られていた視界が一気に開けると、湿原に到着。不思議なほどしんとした、空が大きく見えるとても景色のきれいな場所です。木道が敷かれ、広く散策することができます。


上川町の浮島湿原の木道
 

風のある日に動く浮島

歩いていると、次々と地塘が現れます。


浮島湿原の地塘

地塘に浮かぶ浮島も発見!こちらです。


浮島湿原の地塘に浮かぶ浮島

浮島湿原の地塘に浮かぶ浮島のアップ

浮島は、堆積した水草や植物が積み重なってできた泥炭層。元は〝陸〟だった部分がちぎれてしまったり、水底からのガスで浮くなどして出現するのだといいます。

風まかせなので、いつも同じ場所にあるは限らない、というのが面白いところ。動く様子が見られるのは、風のある日です。場所の違いを写真に収められたらラッキーですね。

 

心が落ち着く癒しの美景スポット

上川町の浮島湿原の木道を歩く

アカエゾマツ林に囲まれているせいか湿原は本当に静かで、木道に腰をおろして休んでいると、草木が風に揺られる音や水面に昆虫が跳ねる音、鳥のさえずりなど自然の音しか聞こえてきません。バーナーを持参して熱いコーヒーを煎れて…なんて過ごし方もおすすめです。

夏は花も咲きます。毎日14時に開花するといわれる水草エゾノヒツジグサの群落など、高山植物を含め40種ほどが生育しています。9月下旬頃からは一部の植物の紅葉も始まり、季節毎の楽しみがあります。

また蝶やトンボもたくさんいることから、それを観察しに訪れるひとも多いそうです。取材日にも、下記のような地塘に浮かぶ葉の上を飛び歩く青色のトンボの姿がありました。


上川町の浮島湿原の地塘に浮かぶとんぼ

心が落ち着く癒しの美景スポットです。上川方面におでかけの時には、ぜひお立ち寄りくださいね。


上川町の浮島湿原
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