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公開 | 孫田 二規子

野天風呂も。癒しの庭に包まれた「温泉旅館 銀婚湯」

車で函館から約1時間20分、八雲(やくも)から約30分。日本海と太平洋を繋ぐ道道67号沿いの「温泉旅館 銀婚湯」は、5,000坪にもなる広大な庭園に癒されるお宿です。源泉かけながしの貸切野天風呂が点在するので歩いてみましょう。


八雲町の銀婚湯の野天風呂
 

3代目が造園を開始

同宿は、周囲に観光スポットのない渓流沿いの一軒宿ですが、チェックイン後、浴衣に着替えていそいそと出かける宿泊客の姿が見られます。

どこに行くのかって?目当ては、庭園!お散歩しながら、宿泊者専用の野天風呂に浸かるのが目的です。


八雲町の銀婚湯の庭

庭園の広さは、所有する1万2,000坪の敷地のうち、5,000坪ほど。原生林の中に包まれるように広がっており、遊歩道を歩くと1時間ほどで1周できます。


八雲町の銀婚湯の庭

八雲町の銀婚湯の庭

八雲町の銀婚湯の庭

造園は3代目の川口忠勝さんの頃からスタート。途中からは4代目の洋平さんも加わり、石畳を並べ、景観をつくり、野天風呂の脱衣所や湯船もみんな自分たちで手がけたといいます。


八雲町の銀婚湯の庭
 

野天風呂の人気はトチニの湯

かつらの湯やどんぐりの湯など、5つある野天風呂のうち、人気はトチニの湯。野天風呂第一号だという、すぎの木をくり抜いた湯船です。眼下を流れる落部川の、清らかなせせらぎの音が響いてきます。


八雲町の銀婚湯の庭の風呂▲庭に点在する野天風呂。どれも脱衣所があって鍵がかかります(鍵はフロントで借りてからでかけます)。いちばん大きな写真がトチニの湯

 

60年以上かけて育てられた癒しの森

「かつら並木は、父が60年以上かけて種から育てたものなんですよ」と、洋平さん。最近、新たにぶなを植えたといい、「私の子どもたちの代になるころに、ぶな林ができたらいいなと思っているんです」。


八雲町の銀婚湯の川口さん▲川口洋平さん


八雲町の銀婚湯の庭▲かつら並木


庭園は手入れが行き届いていて、忠勝さんや洋平さんの愛情が感じられます。だからでしょうか、不思議なことに、なんとも癒される場所なのです。


八雲町の銀婚湯の庭
 

肌当たりのやわらかな温泉

野天風呂のほか、館内には、内風呂と露天風呂、家族風呂があります。


八雲町の銀婚湯の内風呂▲内風呂


八雲町の銀婚湯の露天風呂▲露天風呂


肌あたりのやわらかな湯は、源泉100%かけながしです(一部、高温のため湧水を10%加水)。野天風呂の分もそう。使っている数本の源泉は、すべて自噴しているのだといいます。

 

料理は山菜や地元の魚の和会席

夕食は、山菜や地元の魚が味わえる和会席です。

別料金の要予約で、落部川で釣れたヤマメやイワナも頼むことができます(数に限り有)。こちらは、身がほわほわとやわらかく、滋味あふれる味わいです。また冬は、伊達産の鶏肉、そして山菜がたっぷりのとりなべが人気です。


八雲町の銀婚湯の料理▲上:写真が夜の和会席。左下:ヤマメとイワナ。右下:とりなべ


夕食も朝食も、通常は個室でいただきます。


八雲町の銀婚湯の庭が見える食事処▲個室での朝食

 

部屋は旧館と新館がある

和風の建物には木がふんだんに使われており、かわいらしい花が随所に活けられています。いろいろな場所から庭を眺望し、また昭和37年築の旧館、1996年に増築した新館のどちらの部屋からも庭園が見られ、川のせせらぎも聞こえてきます。自然が身近に感じられるのです。


八雲町の銀婚湯の内観▲旧館


八雲町の銀婚湯の旧館の部屋▲旧館


チェックインは13時、アウトは11時です。身も心もゆったりとほぐしてお過ごしください。


八雲町の銀婚湯の外観
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