雪なんかに負けません。道産子は冬でも走るんです!

※この記事は2013年のものです。
 
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北のランナーたちは、この雪深い冬の数ヶ月をどう過ごすのか。実は私も知らなかったので(インドア派なもので)、実際にランニングが趣味だという家族や友人に聞いてみると、なんと、冬でも走っているというではありませんか!

札幌市内には「白石サイクリングロード」などいくつか人気のランスポットがあるそうですが、今回は、(夏は風光明媚な)市民の憩いの場「中島公園」で、実際に走る人に話を聞いてきました。





取材日はたくさん雪が降った翌日だったので、園内に道ができているか心配でしたが、わりと利用者がいるようで、しっかり踏み固められた広めの“獣道"ができていました。ぷらぷらと歩いていると、お!走っています!







早速、インタビュー。

まずは教育職に就いているという、女性ランナーの方から。

FUKKO「寒い中、お疲れさまです。冬でも休まないのは、やっぱり体がなまっちゃうからですか?」女性ランナー「体がなまるからとかではなく(笑)、目標にしているレースがあるので休みたくないんですよ。この数ヶ月を休んでしまうと、せっかく時間をかけて体を作ってきたのに、また振り出しに戻っちゃいますから」。

ありがとうございます。なるほど、運動不足だとかそういうレベルの話じゃないんですね。自分がそうだからとつい。失礼しました。




次は飲食店オーナーだという、男性ランナーの方。

FUKKO「冬でも走るのは、目標にしているレースがあるからですか?」男性ランナー「そうですね、まずは5月の洞爺湖マラソンでいい結果を出して、北オホーツク100kmマラソンも頑張りたいので」FUKKO「毎日どのくらい走るんですか?」男性ランナー「ランナーは、毎日ではなく、“月間○km"で会話するんですよ。私は夏は月間200km、冬は月間100kmベースです」

ありがとうございます。月間換算なんですね。私、運動だけでなく、事前の勉強の方も不足していたようです。失礼しました。




それにしても、さすが、おふたりとも完全防寒のスタイルです。冬に走るのには何が必要なのでしょうか。「アシックスショップ札幌」に行って聞いてみましょう!





いらっしゃいませ!と笑顔で迎えてくれたのは、伊藤雅樹店長。ラン歴8年、フルマラソンを3時間以内で完走するという“SUB3ランナー"(と言うらしい)だそうです。すごい!

冬のランニングに必要なものは、まずはシューズだといいます。


 


ポイントは、靴底。

「靴底のゴムの中に珪砂(けいさ)が埋めまれているんです」と伊藤さん。

この珪砂がググッと効いて、雪道でのグリップを高める仕様だそうです。





あと必要なものは「グローブ、帽子、ネックウォーマー」。ああ、確かに、前述の中島公園のランナーもつけていました。

「ウェアは少し寒いくらいのものでも、走れば体が温まるので問題ありませんが、冷えやすい指先や頭は覆った方がいいですね。また寒気がウェアの中に入らないよう、ネックウォーマーも必須です」





最近は、旅行で札幌に来てランニングをする人も見られるため、1日100円で冬用シューズをレンタルしているそう(2月末まで)。また週4ペースで開催している「ナイトラン」へ参加する旅行者もいることから、いっそ、このナイトランがセットになった旅行プランも用意しています。

これから雪まつりなどで札幌への旅行を計画されている方、旅の思い出に雪中ランに挑戦してみませんか? 北海道の冬を、寒さをしっかり体感できますよ!