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公開 | 小西 由稀

道南いさりび鉄道で行く小さな旅(後編)

道南いさりび鉄道の車窓からの風景

2016年3月26日に開業したローカル線「道南いさりび鉄道」。函館市・五稜郭駅と木古内町・木古内駅を結ぶ、約1時間の鉄路です。途中下車をしながらの小さなふれあい旅、後編は沿線で愛されている地元の味を楽しんできました。
 

いさりび鉄道の沿線地図▲通学など日々の足としてはもちろん、小さな列車旅にもおすすめのルート
 

道南いさりび鉄道の上磯駅~五稜郭駅は、海沿いから一転、街の中を走るルートなので、おいしいスポットが点在しています。
 
「沿線一帯はホタテやカキ、イカなどの海の幸はもちろん、和牛、お米、野菜といった大地の幸も豊富。地物を生かしたお店から、地元で愛されている隠れ家的なお店まで多彩です」と、道南いさりび鉄道株式会社の企画営業課長、勝又康郎さん。そこで勝又さんのおすすめ店をいくつか訪ねてみました。

 
いさりび鉄道の勝又さんと東久根別駅▲「東久根別駅」の駅舎は、30年前まで貨車として現役だった車両を利用。無人駅だが、券売機も暖房も水洗トイレも完備。「日本の車両駅舎の中でも相当グレードが高い駅舎です」と、勝又さん

 

地元食材で丁寧につくるおにぎりと大福のお店「ふくふく」

  久根別駅から徒歩10分ほどのところにある「ふくふく」。こちらは、地場食材で手づくりするおにぎりと大福のお店です。小さな店構えですが、ひっきりなしに地元客が訪れ、人気の高さがうかがえます。


おにぎりと大福の店「ふくふく」 

大福は種類が多く、オリジナリティあふれるラインナップ。例えば、きれいなオレンジ色の「風の子大福にんじん味」は、お餅にも白あんにも蒸してつぶした地物のニンジンを加えています。白あんはニンジンの風味とも好相性で、上品な甘さと味わい。ニンジンの葉をイメージし、パセリをのせたかわいらしい演出にも惹かれます。

 
ふくふくの大福▲北斗市産のイチゴ「けんたろう」を使った大福は、初夏のみの発売。豆大福や草大福などの定番は、小豆のおいしさを楽しめる

 
また「風の子大福ほうれん草」は、北斗市産のホウレン草を使ったごま餡がポイントです。大福に使われているもち米「風の子もち」も、同じ道南エリアの八雲町で栽培されたもの。塩も同じく八雲町でつくられた「熊石深層水塩」を使用。小さな列車旅の合間に頬張るもよし、おみやげにも喜ばれそう。

 

地元で愛される「クッキングショップ大林」の手羽先

 今回の旅の終着駅となる「五稜郭駅」から歩いてすぐ。「クッキングショップ大林」は50年間、地域の食卓を支える手づくりの惣菜店です。

 
クッキングショップ大林の外観
 
肉料理を得意とし、魅力的で良心的価格のおかずが多い中、一番人気は「若鶏の手羽先」。揚げた先からどんどん売れていく様子が圧巻です!「クリスマスにここの手羽先がなくっちゃ」という函館っ子が多いという話も頷けます。

 
人気の手羽先から揚げ
 
カラリと揚がった手羽先は皮はパリッと、中は熱々ジューシー。醤油と塩で下味をつけただけのシンプルな味付けですが、これがクセになるおいしさ。「特別なことは何もしていませんよ」と、大林さん。熱々はもちろん、冷めてもおいしいのは、少し濃い目ながら絶妙な塩加減だから。1kg入りを買っても、ふたりでペロリといってしまうほど。ビールと手羽先を買ってながまれ号に乗り込むのも、おいしく楽しい旅になりそうです。
 

クッキングショップ大林の店内▲お揃いのバンダナをしたお母さんたちが、ものすごい量の手羽先を揚げていく息の合った連携プレイも見応えあり!函館らしいイカメンチもおすすめ

 
揚がったばかりの手羽先▲電話予約も可能。揚げたてを持ち帰ることができる。営業時間は19時30分までだが、揚げ終わりは18時30分なのでご注意を
 

このほかにも、貝類をシンプルに楽しめる「北斗フィッシャリー」、地元の食材で紡ぐイタリアン「どうなんde's Ocuda Spirits」、ずーしーほっきーのキャラクターを描いたエクレアで有名な「パティスリー ジョリクレール」など、北海道Likersでご紹介したお店も道南いさりび鉄道の沿線にあります。こちらも併せてお楽しみください!
 
また、道南いさりび鉄道ではオレンジ色をベースにした鮮やかな山吹色に塗装した車両もこの夏からお目見え!こちらも美しい風景に映える色合いですね。

 
新塗装のいさりび鉄道の電車とながまれ号のオリジナルグッズ▲新塗装の車両(上、写真提供/道南いさりび鉄道)、ながまれ号のオリジナルグッズのおみやげはいかが?グッズは道南いさりび鉄道の本社や函館の観光スポットで販売
 

道南いさりび鉄道に乗って、海岸線の美しい風景と地元ならでの味を楽しんでくださいね!
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小西 由稀

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