北海道で初めての犬ぞり体験を~ムーンライトレディース

北海道の足あとがまだ着いていない真っ白な雪原を、犬ぞりに乗って走り抜ける・・・。
映画「南極物語」や、チョビが出てくるあの漫画で犬ぞりに憧れを持った方もいると思いますが、実際に体験した事がある人は少ないのではないでしょうか?
 
 
 
 
JR旭川駅から車で約25分ほど行った、旭川市の北に位置する上川郡鷹栖(たかす)町。
そこで、北海道らしい広大な雪原を利用して、犬ぞり体験を行っているのが「ムーンライトレディース」です。
 
 

犬ぞりは、すぐに、誰でも体験できるの?

 
 
「ムーンライトレディース」に来る人は、ほとんどが犬ぞり初心者だそうです。
 
ですが、「犬ぞり体験」と聞いても、誰でも簡単に出来るようになるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。そんな、素朴な疑問について、代表の村上さんに伺ってみると、
 
「難しそうに見えるかもしれませんが、大切なことを3つ、しっかり守れば誰でもできます」と。
では、その大切なこと3つとはどんなことなのでしょうか?
 
 

ルール1,犬に合わせてスピードを緩めたり、止まったりすること

 
犬は自力で止まることができますが、そりは人(「マッシャー」といいます)がスピードを調整しなければ止まりません。なので、犬に合わせてあげることが重要です。
 
 

ルール2,時には犬を助けてあげる

 
マッシャーは、登り坂ではキックをするなどして、犬を助けてやることも大切です。
 
 

ルール3,犬たちが安心して走れるようにケアをすること

 
スピード調整や、マッシャー自身が転ばないようにすることも大切です。
 
技術的なことは、村上さんなども教えてくれますが、一番大事なのは犬達のことを思いやることなんですね。
 
 

村上さんが犬ぞり体験をはじめたきっかけ

 
 
「それぞれの犬の個性を引き出して、犬たちに『走る歓び』を感じてもらいます。そして、人と一緒に『楽しむ』ことを伝え、私たちも犬から元気をもらう。
この広い、ピュアな雪原の中で、大地と犬と人が一体になれる。これが犬ぞりの醍醐味です」。
 
と語る村上さんですが、村上さんが犬ぞりを始めたのは、1999年、一頭のハスキー犬を譲り受けたことがきかっけでした。
 
その頃、たまたまベテランの犬ぞり経験者と知り合うことがあり、「ハスキーを飼っているなら、犬ぞりをやってみようよ」と誘われたのが、すべての始まりだそうです。
 
本格的な犬ぞり体験を始めたのは2004年頃から。当初は40~50人くらいだったのが、年々参加者が増え続け、今では1シーズン200人くらいになっているそうです。
 
村上さんのご主人がカナダ人ということもあってか、シンガポールや台湾など、外国人の参加も多いとか。
 
どうして、ムーンライトレディースなんですか?と尋ねると、
「最初は雌犬ばかりで、私も女で、夜によく練習していたんです。特に満月の時は、明るいので絶対走っていました。そこから、ムーンライトレディースと。私がレディースだったわけじゃないですよ(笑)」とのこと。
 
 

写真で見る犬ぞり

 
 
犬によって性格がさまざまで、また雄雌、年齢でも、個性が全く違うため、ベテランと新人君、若い雄とベテラン雌、元気な雄とやんちゃな雌、等々、バランスを考えてチーム編成をしているそうです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「パワフルでやる気満々、『俺は、行くぜ!』という子、気が小さいけど優しい子、男の子が苦手な女の子など、本当にさまざま。
犬も人と同じく感情があり、「犬」とひとくくりにはできないし、してほしくないです。犬ぞり体験では、犬たちとのふれあいを通じて、犬と一緒に、喜んだり楽しんだりしながら、北海道の冬の自然を満喫してほしいと思います」(村上さん談)。
 
 


 
 
 
 

まとめ

村上さんによって愛情いっぱいに育てられた犬達に、すぐにでも会いに行きたくなりますが、「ムーンライトレディース」の犬ぞり体験は、すべて予約制です。
HPから見ると、カレンダーで空き具合がわかりますので、ご予定を立てる際には必ずご確認下さい。
 
道産子でもなかなか体験できない犬ぞり、今年の冬、鷹栖(たかす)町で初体験してみませんか?