2016年07月28日 | 大宮 あゆみ

この夏は品種で選ぼう!道産トウモロコシ最新情報

北海道にも短い夏がやってきました。今年は冷夏と言われている北海道ですが、それでも今が盛夏です!あっという間に過ぎてしまう夏を思いっきり満喫するのに欠かせない食材といえば、文句なしにトウモロコシですね。


早朝から始まるトウモロコシの収穫。延々と続く四釜農場のとうもろこし畑▲トウモロコシの収穫は夜明けとともにスタート。延々と続く、長沼町・四釜農場のトウモロコシ畑


シーズンになると近郊の直売所には朝もぎトウモロコシが陳列棚に主役級の面構えで並んでいます。


道の駅マオイの丘公園の農産物直売所 8月中旬を過ぎるとお手頃価格で購入できる▲道の駅マオイの丘公園にある農産物直売所では8月中旬になるとお手頃価格で購入できる。撮影2015年8月15日

 

どう選ぶ?トウモロコシの品種を選ぶ基準を覚えよう?

近年、商品のPOPにいろいろな品種名が書かれているのにお気づきですか?恵味(めぐみ)、味来(みらい)、ゴールドラッシュ、ピュアホワイト…。うーん、いったい何を選んだらいいかな?と迷う人も多いはず。そこで今回は、数ある品種の中から特徴的で人気の高い品種をいくつか紹介します。色、甘さ、大きさ、粒の固さなど今年は品種にこだわってトウモロコシを選んでみませんか。


様々な品種の食べ比べを楽しんでみよう▲一言でトウモロコシといっても実は品種が100種以上。品種の違いを意識して食べ比べるのも楽しいですね


今日本で食べられているトウモロコシのほとんどがスイートコーンと呼ばれ、これは甘みの強い品種群の総称です。ちなみにスイートコーンに分類されるものだけで100種類以上品種登録されており、最近は『スーパースイート』種という甘みの強い品種が主流です。スイートコーンは、粒の色によって大きく3種に分かれます。黄色い粒の品種群はゴールド系、白い粒はシルバー系、黄色い粒と白い粒など色の異なる粒が混在している品種はバイカラー系と呼んで区別しています。

まずは一般的なゴールド系の品種から紹介しましょう。

【ゴールドラッシュ】
粒が大きくてジューシー。粒の皮(以下、粒皮)が柔らかいのが特徴です。食味が良くトウモロコシの旨みを存分に味わえる人気の高いベストセラー品種。

【恵味】
鮮やかなレモンイエローの粒がぎっしりと詰まり粒そのものが大きくて食べごたえ満点。甘みはとても強く、鮮度劣化が遅いといわれている。

【味来】
平均糖度が12度以上(ちなみに、甘いと感じられるメロンの糖度が14度前後)という高糖度品種。穂の大きさはシャープでかさ張らないのでギフトなどの発送にも適している。

【あまいんです】
フルーティーな甘さをもつ注目の品種。粒皮がとても柔らかく食感も食味も優れたバランスの良さが特徴。ボリューム感も楽しめる。

【ピクニックコーン】
12~15㎝ほどの小ぶりな品種。大きな鍋を持っていないという都会人のニーズに応えて品種改良された。「味来」系統の品種なので糖度が高いのが特徴。ゆでてから冷やして食べるとさらに甘さが際立つ。


ゴールド系の「あまいんです」。甘くて粒の柔らかい注目の品種▲フルーティーな甘さが特徴の「あまいんです」


次にシルバー系を見てみましょう。

【ピュアホワイト】
白粒で一躍名を馳せたのがこの品種。衝撃的な色の白さに加え果物同等かまたはそれ以上という群を抜いた甘さ(糖度19度前後)が話題となった。生産にリスクを伴うため生産量がごくわずかで、一時は幻といわれていたが近年生産者が増えてきた。

【ロイシーコーン】
ピュアホワイト同様、高糖度。純白の粒で粒皮がとても柔らかくジューシーさが際立つ。ミルキーな風味が人気の秘密。穂が大ぶりなのでボリューム感も楽しめる。


スイーツのような濃厚な甘さが特徴の「ロイシーコーン」▲穂先まできれいな白粒で、甘くてジューシー「ロイシーコーン」。ミルキーな食感で人気急上昇中


最後にバイカラーの品種も覚えておきましょう。

【ゆめのコーン】
生で食べても美味しいと話題になった品種。生で食べられるかどうかというのは粒皮の柔らかさに左右される。つまり、生で食べられるほど粒皮が柔らかいということ。収穫後の粒皮の硬変や糖度低下が遅いのも人気の秘密。

【まるかじり】
糖度が高く、大ぶり。粒が大きいのも特徴でかぶりついた時のボリューム感が自慢。粒皮が柔らかいのでこちらも生食OK。


3系統の中では最も甘みの乗りやすいといわれているバイカラー系の「まるかじり」▲黄色い粒と白い粒が混在するバイカラー系の「まるかじり」。糖度が高く粒皮も柔らかいので生でも食べられるが、トウモロコシはやはり茹でて食べるのがおすすめ

 

トウモロコシの鮮度を保つ保存方法&美味しさを逃がさない茹で方は…

いかがでしたか?数ある品種の中でも直売所でよく見かける品種をセレクトして紹介しましたが、好みの品種を見つけられましたか?今回紹介した品種以外にも北海道では各地で様々な品種が作付されているので、直売所へお出かけの際にはお店のスタッフに品種の特徴を聞いてみましょう。対面販売のだいご味ですね。

さて、お気に入りの品種に目星がついたら、次は美味しい食べ方と保存法も覚えましょう。「鍋の湯が沸いてからもぎに行け!」これは、昔々、祖父母の家で過ごした夏休みのお決まり文句。つまり、トウモロコシは収穫するとすぐにどんどん味の劣化が進んでしまうので、もぎたてを食べなさいという教えです。昔と違って今は品種改良も進み、鮮度劣化が遅くなってきていますが、ほかの野菜と比べると食味低下を感じやすい野菜であることに違いはありません。すぐに食べない場合は、皮付きの状態でポリ袋などに入れて乾燥を防ぎ、立てて冷蔵保存するのが基本です。

また、茹で方の基本は、真水の状態でトウモロコシを鍋に投入して火にかけ、沸騰してから3~4分であげます。バッドに塩水(濃度3%ほど)を用意しておき、ゆであがったトウモロコシを塩水にくぐらせます。そうすることで茹でた際、湯に甘みが溶け出すこともなく、時間経過後に粒にしわが寄ってしまうのも抑えられます。ぜひお試しください。今年はいつもの年よりもさらに美味しく味わえそうですね。夏の風物詩、絶品道産トウモロコシをたくさん食べましょう!


ひげが黒くなったらそろそろ収穫期。トウモロコシのひげの本数=粒の数って知ってましたか!?▲ひげが黒くなってきたらそろそろ収穫期。ひげの本数=粒の数って、知ってましたか!?


収穫直前のトウモロコシ。冷夏にも負けず、順調に育っていました▲収穫直前のトウモロコシ。今年の北海道は冷夏ですが、順調に育っています。露地物の収穫もいよいよスタート!

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