人間ばん馬発祥地、置戸町「おけと人間ばん馬大会」

 
 
人が馬の代わりに、丸太を積んだ重いバチそりを引く「人間ばん馬」。この発祥地が、北海道の置戸(おけと)町です。

 

40年前人間ばん馬が誕生した、北海道常呂郡置戸町

置戸町は林業で栄えた町で、今も木工芸「オケクラフト」が有名です。かつては、山から切り出した木材を馬が曳くそりに乗せ、それを鉄道で全国に送るという風景が日常にあり、丸太を積んだ馬そりで町中が渋滞したこともあったそうです。

 









やがて時代も変わり、馬そりで丸太を運ぶことはなくなりました。が、林業で栄えた置戸町の姿を後世に残したい、馬と山仕事が今の置戸町をつくったことを、置戸町の文化として伝えたいという思いから、今から40年前「バチ曳き合戦」が行われました。「バチ」とは鉄製のそりのことです。それが、今に続く「おけと人間ばん馬大会」の始まりでした。

 

予選は300㎏、決勝は500㎏の荷重を、人の力だけで曳く!

人間ばん馬は、途中に2カ所の障害(高さ約1.2m)がある全長約80mのコースを、丸太を積んだ鉄製バチそりを曳いて勝敗を競うというものです。レースは、6人1組の5人曳き、8人1組の7人曳きがあり、チームのうち1名は「ぎょ者(騎手のようなもの)」として丸太の上に乗ります。

 

 

実は「おけと人間ばん馬大会」は、置戸町の山の神を奉る「おけと山神祭」も兼ねています。山の神は女の神様なので、昔は山に女性が入ることは禁じられていました。そのため、40年続いている人間ばん馬大会でも、そりを曳くのは男性のみで女性は参加することができません。その代り女性は、ぎょ者として参加することが認められています。

 

 
予選は300㎏の荷重を曳き、決勝はそれが500㎏に!途中で2カ所の山がある80mのコースを、どれだけ時間をかけて曳くのかと思ったら、300㎏を曳く予選のコースレコードは39秒、500㎏を曳く決勝のコースレコードは1分15秒だとか。
 
「おけと人間ばん馬大会」は6月26日(日)開催ですが、前日の25日(土)から「おけと夏祭り」も同時開催。25日は、置戸高校の生徒たちのYOSAKOIソーランや神輿パレード。歌謡ショーなどがあり、26日は「第40回記念おけと人間ばん馬大会」他、キャラクターショーなどもあります。
人間ばん馬発祥の地、置戸町で、その迫力と感動を体感してみませんか?

 

第40回記念おけと人間ばん馬大会

●開催 / 2016年6月26日(日) 
●会場 / 置戸町ファミリースポーツセンター横特設会場(常呂郡置戸町若木)
●問い合わせ / 置戸町商工会 TEL:0157-52-3520

 

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置戸町役場