羊蹄山の麓で静かなコーヒータイムを。「湧水の森 café キムウンクル」/倶知安町

倶知安町と京極町を結ぶ道道478号、目印の蕎麦店から細い道をずんずん奥へ。たどり着いたcafeキムウンクルは、森の中に佇んでいました。
店内はBGMもなく、時間の流れが変わったように感じられる静かな空間。木々が葉を落とす季節には、窓の向こうに羊蹄山とニセコアンヌプリ峰を眺めることができます。

 

 

 
「冬は一面真っ白な世界になって、春が来ると鳥のさえずりが賑やかですよ」。そう教えてくれた店主の中村英二さんは、羊蹄山の懐で暮らしたいという夢をかなえ、奥様の由美子さんと18年ほど前に札幌からこの地へ移住。ササ原だった土地を2人で開拓して家を建て、「静寂の時を過ごしてもらえたら」と2011年にカフェをオープンしました。
「キムウンクル」とは、アイヌ語で「山の住人」という意味。お店にやって来るエゾリスたちが、その住人です。

 

 
コーヒーは羊蹄山の湧き水を使用し、自家焙煎した豆をネルドリップで淹れています。由美子さん手作りのカレーや、和の定食などの食事メニューもありますよ。
湧き水はお店のほど近くにある湧水地から引いたもの。希望すると中村さんが現地へ案内してくれ、冬の散策にはスノーシューを貸出しているそうです。

 

 

 

 
お話を聞いていると、「あっ!キツツキ!」とフォトライターのめがねさん。キツツキが一瞬窓をつついて飛び去っていきました。
驚いている私たちを見て、中村さんは「いつものことです」とにっこり。
自然にふれる喧噪とは無縁のカフェで、ゆるりとした旅のひとときをどうぞ。