「開拓使時代の洋風建築」札幌市:北海道遺産シリーズ(7)


 
開拓使は明治2年、明治政府直属の機関として設けられ、明治15年まで北海道の開拓事業にあたりました。札幌市内に残された開拓使時代の建物は、北海道の未来を描いた開拓使の業績を伝えるとともに、文明開化の先端をいった北海道の気風をよく表しています。
 
 

 
札幌の代表的なスポット、時計台は、札幌農学校演武場として誕生して以来1世紀以上もの間、市民やまちとともに歴史を重ね、まちを見守ってきました。時計塔は、昭和初期から代々保守点検を行っている市内時計店の技術に守られながら時を刻み続け、今もまちに鐘の音を響かせています。
 
 

 
もしかしたら、時計台の建物の中に入ったことがある方は少ないかもしれませんが、1階は時計台や開拓使の歴史を伝える展示スペースになっています。また、最近では2階のホールが音楽会の場として活用されるなど、より一層市民に親しまれています。
 
 

 
札幌駅の北西、徒歩10分ほどの場所にある清華亭は、札幌に初めて造られた都市型公園「偕楽園」の一角に、開拓使の貴賓接待所として建てられた趣のある建物。ほぼ同時期の建物と言われている旧永山武四郎邸と同じく、当時の個人住宅としては斬新な、洋風建築を取り入れた和洋折衷といわれる様式の建物です。
 
 

 
このほかにも、官営のホテルとして建てられ室内のシャンデリアも豪華な「豊平館」などがあります。なお、豊平館は2012年4月から耐震工事などのため約4年間休館となっています。

 

 
街全体が白一色につつまれたロマンチックな冬の札幌にもぜひお越しください。防寒対策はお忘れなく♪

 

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