2016年04月14日 | nobuカワシマ

土産選びが楽しい!函館の風土を活かしたショップ「函と館」

函と館にある函缶封印風景

お土産を買う時、その土地ならではのものが欲しくないですか?場所の文化や風土を感じるものです。函館空港にある「函と館(はことたて)」には、商品のストーリーを語りたくなるような、函館ならではのお土産が並んでいます。

 

「函と館」は、函館の魅力を再編集したお店

函と館ははことたて▲「函と館」と書いて、「はことたて」と読みます


「函と館」は、函館空港ターミナルを運営する函館空港ビルデング社が奈良県の中川政七商店とコラボレーションして生まれた、函館の魅力を再編集したコンセプトショップ。
中川政七商店は、全国の観光地で地元の工芸メーカーと土産店を結び付けるプロジェクトの「仲間見世(なかまみせ)」を展開する会社。「函と館」は「仲間見世」の第5号店です。


 函館空港国内線旅客ターミナルビル2Fにある「函と館」▲函館空港国内線旅客ターミナルビル2Fにある店舗、カワイイ木彫り熊がお出迎え


店名の「函と館」は、「対」をテーマに名づけられました。
函館界隈には「対」が多いようです。1階が日本家屋で2階が洋館という和洋折衷の建物があり、有名な函館夜景も函館山から眺める表夜景と七飯町側から眺める裏夜景があり、修道院も男女ともあります。
さらに、函館という地名は、函館山のハコ(急な崖)とタテ(髙い丘)という意味からついたという説があります。これも「対」です。

そこで、「対」をテーマに店名を「函と館」と名付け、さらに店内内装も「対」をテーマに港町函館をイメージしたデザインにしたそうです。


和洋折衷の「函と館」の店内▲2階が洋館、1階が日本家屋の和洋折衷の建物をモチーフにした内装。下の棚の引戸が和風です


こだわりが感じられるお店、商品も独特です。函館をはじめとした道南地域の工芸品や食品が並ぶのですが、地元企業と共同開発したオリジナル商品や、この地の風土を活かして作られたアイテムも数多くあります。

 

「国際信号旗フラットバック」にこめられた想い、伝わるカナ?

代表的な商品が、加賀谷旗店が作った「国際信号旗フラットバック」です。加賀谷旗店は、函館市の大手町で1897(明治30)年に創業した老舗の染物会社。長年大漁旗などを製造してきました。
このバックは、生地に刷毛で手書きする「引き染め」という大漁旗を染め上げる技法で、一つひとつ手作業で作られています。


国際信号旗フラットバック▲染跡は少しムラがあります。同じデザインでも染跡が一つずつ微妙に異なり、手仕事のぬくもりを感じます。


ちなみに、国際信号旗とは、旗を2つ組み合わせることで、海上で近隣の船に向かってさまざまなメッセージを発信する役割をするものです。バックには、2つの旗の図柄を側面に1つずつデザインしています。

下の写真に写っている手前の旗の意味は、「ご安航を祈る」という意味。
さて、ここでクイズです。
なぜこのバックには、この意味のデザインが施されているのでしょうか?


国際信号旗フラットバック▲店内にはさまざまなデザインの「国際信号旗フラットバック」が吊るされ、華やかな雰囲気


正解は、「あなたと、平穏で安らかな日々を送れますように!」という気持ちを表しているのです。恋人や気になる人へのプレゼントに、いかがですか???想いが伝わる…カナ?

このほかにもさまざまなデザインがあり、それぞれこんなメッセージがこめられています。

国際信号旗=「当船は沈没しようとしている」→バック「あなたに、溺れてしまいそう!」
国際信号旗=「本船は貴船を曳航できない」→バック=「私は、あなたに引っ張られたい!」
国際信号旗=「貴船は視覚的または音響信号で貴船の位置を示されたし」→バック=「あなたのことを、もっと知りたいの!」

函館が国際貿易港として開港した歴史と、北洋漁業の拠点として大漁旗を製造する染物の街と言われていた時代があったことを伝えるアイテムです。

 

「函と館」には遊び心あふれるアイテムがたくさん!

このほかにも、独創的なアイテムが多数あり、見ているだけでも面白いです。
こちらは、いかうろこ小紋の千代布。


日本市小紋の千代布、いかうろこ小紋▲「日本市小紋の千代布」。ほかにも、同様のデザインのガマ口ポーチやギャザーポーチなどもあります


函館名産のイカと、小紋柄のひとつ「鱗文(うろこもん)」を組み合わせたもので、たくさん並んだ三角形の中に、よくみるとイカが時折隠れているのです。イカの一部は、足が生えていたり焼き目がついていたりするなど、レアキャラも。さらに、ごくまれにダイオウイカサイズの大きなイカも潜んでいるそうですよ。

蚊帳生地で作られた「ご当地ふきん」や、キタキツネの親子を刺繍した「リネンバック」、「函館熊みくじ」、「注染手拭いイカ踊り」など、さまざまなアイテムがあります。


 蚊帳生地で作られたラッキーピエロふきん▲函館のご当地ハンバーガーレストラン「ラッキーピエロ」をはじめ、五稜郭や八雲の木彫り熊などさまざまなデザインがあります

 

ギフトの詰め合わせは、「函缶(かんかん)」で!

小物やお菓子を自由に詰め合わせて購入することもできます。その詰め合わせに使用するものが、「函缶」という缶詰の缶を活かしたものです。かつて、製缶の街として栄えた函館ならではのアイテム。

このようにして利用するのですよ。


 「函缶」に商品を詰め込む様子▲店内にある小物やお菓子をこの中に入れます。好きなだけ、入るだけ、欲しいもの1点のみでもかまいません


「函缶」を封印する場面▲詰めた商品の会計を済ませたのち、封印します


製缶機で「函缶」を封印する場面▲封印は、お店にある手巻きの製缶機で!ぐるぐる回したら完成です


あなただけのオリジナルギフトをいかがですか?


「函缶」にメッセージを入れるところ▲封印前にこんなメッセージを添えて、ちょっとしたサプライズプレゼントにも


もし複数の缶を作った時は、誰にどちらをあげるか気を付けないと。間違えた相手にとんでもないメッセージが届いてしまうとか、缶違いによる勘違いに要注意⁉


函館界隈の歴史と風土を活かした、遊び心あるアイテムが揃う「函と館」。お土産選びがとても楽しくなるセレクトショップです。函館空港を利用する時には、要チェックです!

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