2016年04月10日 | 宮永 明子

地元らしさが随所に!「新函館北斗駅」

新函館北斗駅外観

 
北海道新幹線が開業し、新たな北海道の玄関口として「新函館北斗駅」が誕生しました。道南と道央地方を結ぶ役割ももつキーステーションの駅舎には地元ならではのこだわりがいっぱい!開業日のにぎやかな雰囲気とともに駅舎内をご紹介します!!

 

北の大地に新幹線の駅が生まれた

2016年3月26日の開業とともに産声を上げた「新函館北斗駅」は、函館市のお隣、北斗市にある旧渡島大野駅があった場所に位置しています。函館駅からは約18kmの距離で、JRのアクセス列車「はこだてライナー」を利用すると、快速で15~19分、各駅停車で19~22分、車では30~40分ほど、東京からは北海道新幹線に乗車し、最速で4時間2分で到着します。


新函館北斗駅ホーム内の駅名サイン▲駅名のサインも真新しい                 

 

デザインなどに施された地元らしさを見つけてみよう!            

建物は、新函館北斗駅と北斗市観光交流センターで構成されており、
地域の自然を感じながら、まちの一体感を強調したデザインとなっています。
1階にはイベントスペースやアンテナショップ、2階には北斗市観光案内所、休憩スペースなどがあります。
 
こちらは2階のエスカレーター前の通路。一面、ガラス張りになっているので、採光もよく、旅の出発・到着を心地よく過ごせます。                     


 新函館北斗駅 2階エスカレーター前通路▲窓際にある大きな白い柱は駅舎デザインのシンボル

 
窓際にそびえたつ大きな3本の柱は、トラピスト修道院のポプラ並木をイメージしてデザインしています。


新函館北斗駅の柱(上)新函館北斗駅外観(下)▲正面から見るとポプラ並木の枝ぶりのデザインがよくわかります
 
 
そして、どこかしら温かみを感じる内装の秘密は、「道南の杉の木」。
「みなみ北海道」を代表する樹木、道南杉を随所にあしらっています。

※「みなみ北海道」とは、北海道の道南地区(渡島2市9町、檜山7町)の 2市16町を合わせた地域の呼称です。
 

新函館北斗駅 2階エスカレーター前通路の天井▲天井などを中心に、ふんだんに道南杉を活用しています
 

樹高が日本一高くなる、樹齢2,000~3,000年といわれる長寿の木、杉の北限地が、ここ「みなみ北海道」なんです。地元でも古くから生活資材として活用されてきました。
 
あら、ここにも。椅子にも道南杉を使い、ほっとする快適空間となっています


新函館北斗駅 道南杉を活用した椅子▲椅子には北斗市のマークが焼き印されています


そして、北斗市のDNAを感じられるのが煉瓦を内装にあしらっているところ。
北斗市内の茂辺地地区は古くから良質の粘土が出土することで知られ、北海道で最初の煉瓦工場が作られた場所なんです。内装の至る所に煉瓦を使い、温かみを醸し出しています。


新函館北斗駅の新幹線改札前にある電光掲示板▲新幹線改札前にある電光掲示板。無機質な掲示板に煉瓦の温かみが意外と溶けあっています

 
今回の駅舎建設では、北海道開拓を支えた歴史ある北斗産煉瓦を再現しました。表面に華麗な柄が現れるフランドル積みにしています。
 
そして、ここにも、北斗市らしさが!
ホームの可動柵には特産品である「マルメロ」をイメージして黄色が採用されています。


新函館北斗駅ホームのマルメロカラー可動柵▲ホームの可動柵はマルメロカラー。マルメロはカリンに似た果実です(写真提供:北斗市)

 
北斗市は「北海道のマルメロの里」と呼ばれています。

 

北斗市公認キャラクター「ずーしーほっきー」を探せ!!?

新函館北斗駅と併設の北斗市観光交流センター内のガラスには、いたるところに衝突防止のシールが貼られていますが、このシールには赤とんぼがデザインされています。
これは、童謡「赤とんぼ」にちなむもので、詩人の三木露風がトラピスト修道院で文学講師をしていた時に作詞したことからデザインに選ばれました。


ガラスにはられている衝突防止のシール「赤とんぼ」▲心がホッとするような赤とんぼのシール
 

そして、数ある衝突防止シールの中に、7つだけ北斗市公式キャラクター「ずーしーほっきー」のシールが隠されているのです!!見つけると幸運になるとか!!
ならば探すしかない!と闘志を燃やし、散策しながら探すこと5分。やっと1つめを見つけました!


 ガラスに貼られている衝突防止のシール「ずーしーほっきー」▲さすがは「ずーしーほっきー」。影だけでも異彩な存在感を放っています
 

現在、この「ずーしーほっきー」をあしらった衝突防止シールをさがす「7つのずーしーほっきーをさがせ!」プチイベントを行っています。
7つのうち、5つ以上、見つけると「ずーしーほっきー」の缶バッジをプレゼントしてくれるという企画です。


プチイベント「7つのずーしーほっきーをさがせ!」を紹介する北斗市観光協会のラミレズ麻衣さん▲プチイベント「7つのずーしーほっきーをさがせ!」を紹介する北斗市観光協会のラミレズ麻衣さん
 

レアな缶バッジなので、これはTryするしかありませんね。このプチイベントは2階にある「北斗市観光案内所」で行っています。


新函館北斗駅2階にある「北斗市観光案内所」▲北斗市の観光情報の他、「みなみ北海道」全体の観光情報、さらには、札幌や青森など次の目的地まで網羅できるような充実ぶりです
 

そして、特に旅人に嬉しいのが携帯電話・スマホ充電サービスです。


新函館北斗駅2階「北斗市観光案内所」にある携帯電話・スマホ充電サービス▲「北斗市観光案内所」にある携帯電話・スマホ充電サービス

 
筆者も実際にバッテリーがなくなり、困っていたのでお世話になりました(汗)。
 
開業当日は茂辺地中学校によるどこから遊びに来たのか?シールを貼る企画「Youはどこから来たのかな?」も行われていました。


新函館北斗駅2階「北斗市観光案内所」茂辺地中学校による企画「Youはどこから来たのかな?」▲首都圏、道央、台湾などにシールがたくさん貼られていました
 
 
そして同じく2階の新幹線改札口正面の通路壁面には、日本を代表する彫刻家・デザイナーの五十嵐威暢さんによる大型パブリックアート「LuceArte(ルーチェ・アルテ)」が設置されています。


手吹きガラスを使った光の造形「ムクムク 光と大地にささげる詩」▲手吹きガラスを使った光の造形「ムクムク 光と大地にささげる詩」
 

手吹きガラスを使った光の造形は、「じゅんさい沼」、「大沼公園を彩る花」、北斗市の花「マリーゴールド」、「駒ケ岳」などをイメージしてデザインされています。

 

「ケンシロウと町おこし?!」1階のみどころ

新函館北斗駅の1階には、「みなみ北海道」の様々な特産品を販売するアンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」やイベントスペース「ほっとギャラリー」があります。


アンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」▲アンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」では、北斗市の特産品トマトの新感覚ソフトクリームなど約450点を販売しています
 

イベントスペース「ほっとギャラリー」では、北の縄文文化とアイヌ文化の紹介や世界でここにしかない人気漫画「北斗の拳」のケンシロウ像を展示しています。


イベントスペース「ほっとギャラリー」▲赤煉瓦の温かみがある空間のイベントスペース「ほっとギャラリー」
 

ケンシロウ像の設置は、北斗市の市民有志が、同じ「北斗」の名前を使いタイアップでPRしたいと署名活動などに尽力し、実現に至りました。


「北斗の拳」ケンシロウ像▲「北斗の拳」ケンシロウ像「明日への秘孔」。開業日にはお披露目式典が行われ、原作者の武論尊さん、作画の原哲夫さんも駆けつけました     
 

おしまいに、開業日にみどりの窓口前に掲示されていた手書きのウェルカムボードをご紹介。


開業日に掲示されていたみどりの窓口前のウェルカムボード▲「まさかここに新幹線が通るなんて…誰が想像しただろうか」―。夢にまでみた北海道新幹線への想いがつづられています 
 

地元らしさが随所にある、見どころいっぱいの新函館北斗駅めぐりはいかがでしたか?       
新たな北海道の玄関口となる新函館北斗駅には、地元のDNAがたくさん込められています。
そんな新函館北斗駅にあなたも出かけてみませんか?

\もっと知って欲しい!と思ったら「なまらいいね!」/

この記事をSNSでシェアしよう!
  • 地元らしさが随所に!「新函館北斗駅」
  • Google+

Aae34099 853c 4cb7 919c ced078dcaf5f

Writer

宮永 明子

FacebookのIDを利用して、北海道Likersへ登録します。

北海道Likersは、北海道を愛する皆さんと北海道を盛り上げるコミュニティです。

  • 利用規約に同意の上ご登録ください。
  • FacebookのIDで簡単に登録できます。登録は無料です。
  • Facebookに設定しているメールアドレスを登録します。お客様のメールアドレスは、北海道Likers運営からの連絡に利用いたします。
Title
Close
北海道Likersアプリ(iOS) 北海道Likersアプリ(Android)