観光コンシェルジュがいる道の駅「みそぎの郷きこない」



北海道新幹線木古内駅前にある「みそぎの郷きこない」は、北海道南西部を旅する時の駆け込み寺!木古内をはじめ江差や松前など近隣地域の土産物が並ぶほか、観光情報に精通したコンシェルジュも常駐。地元ならではの最新観光情報やディープなネタも教えてもらえますよ。




 

失敗は成功の元!素通りされる駅から立ち寄れる駅へ

木古内は元々、函館から江差方面と松前方面へと延びる鉄道の分岐点だったので、昭和30年代くらいまでは交通の要衝として栄えました。








その後、車社会が到来すると鉄路が廃れていきましたが、青函トンネルが貫通すると津軽海峡線が開業し、青森方面からの特急列車が停車する駅になりました。北海道側の鉄道の玄関口として賑わう…、と思いきや、中間駅のためほとんどの観光客は下車することなく素通りしてしまいました…。

駅ができれば人が来るというのは妄想!苦い失敗を糧に、2016年3月26日に新幹線が開業するのを機会に、観光客が立ち寄りやすい工夫を考え、誕生したのがこの道の駅です。





新幹線開業に先立ち、木古内で毎年1月中旬に開催される神事、「寒中みそぎ祭り」のタイミングに合わせて1月13日にオープンしました。





オープン以来、函館方面の人を中心に多くの人たちが訪れ、目標としていた来館者数の2倍以上の人が訪れる盛況ぶり。新幹線開業前から大賑わいでした。




 

「おらが町」ではなく、「おらが地域」の道の駅

一般的に道の駅といえば、「おらが町」の施設なので、基本的にはその町の情報や産物が集まる場所。でもここは違います。木古内だけではなく、近隣9町の観光情報の発信拠点というスタンス。そのため、施設内には他の町のものも目立ちます。





9つの町の観光ショールームのような道の駅。各町ならではの産直品や特産品と、軽食やソフトクリームなどを販売するショップがあるほか、ベーカリーやイタリアンレストランもあります。








考えてみれば、観光で訪れる人にとって行政区分はほとんど関係ないですもんね。車で5分先のところでも隣町だと土産物も置いていなければ情報すらない、なんてことはナンセンス。利用者目線では、これが本来正しい姿なのかもしれませんね。







 

最新情報やディープなご当地ネタは観光コンシェルジュに聞こう!

ここの一番の特徴は、観光コンシェルジュが常駐していること。
観光コンシェルジュは2人。千葉県八千代市出身でIターンした浅見さんと、木古内町出身で東京からUターンした津山さん。おふたりは、2012年7月から地域おこし協力隊として木古内町に赴任。道の駅のオープンに向け、3年間かけて地域の観光情報の習得と発信に励んできたそうです。





「ここに来れば何とかなる、ここに聞けば何とかしてくれる、そう言われる存在になりますよ」と、笑顔で語る浅見さん。木古内をはじめ、近隣のディープなネタをいっぱい知っていますよ~!

北海道南西部の旅のはじまりは、木古内から。道の駅の目の前からは、江差方面や松前方面などのバスが発着するほか、道の駅の館内にはレンタカーの受付もあります。
木古内駅に降り立ったら、ドライブで木古内を通りかかったら、駅前にある道の駅をのぞいてみましょう。観光コンシェルジュと直接お話して、最新の観光情報を仕入れて旅を進めてみてはいかが?