情熱の仕事人。札幌が誇る魅力、力強く世界へ!札幌市長「秋元克広」



将来を見据えたまちづくりに挑み、“札幌らしさ”を生かして、世界都市としてのさらなる魅力の向上・発信へ。まもなく任期2年目を迎える、札幌市・秋元克広市長の登場です。

 

35年間札幌市職員を務め、市長へ

195万人の市民が暮らす、札幌市の先頭に立つ秋元市長。1979年の札幌市役所入庁から35年の市役所生活を経て、2015年4月に実施された市長選に立候補し、初当選を果たしました。
市職員を務めてきた中で、一貫して心がけてきたのは「仕事は臨機応変に」ということ。市長になった今も「市民感覚を大事にしている」と語り、職員に対しても常にそのことを求めているといいます。





なぜ市政を担うリーダーになろうとしたのかという質問に対して、「札幌が大きな転換期を迎えている」ことを挙げます。1972年、札幌で冬季五輪が開催され、同年に政令指定都市へと移行。地下鉄などが設置され、現在の街の骨格がつくられました。
 
「家に置き換えると、家族構成が変わってリフォームをする、あるいは老朽化して建て替える。札幌の街が、そうした時期にきているんです。高齢化、人口減少が進み、一方で海外から多くのお客様がみえています。市民のみなさんにとっても、来街者の方々にとっても、いろいろな面でバリアフリーの街へとつくり変えていくことが急務です。時間軸で考えて、経過状況を知る人間が進めたほうが、今の札幌にとって良いのではないかという思いが強かったですね」。

 

魅力は、自然、食、多彩なイベント

札幌は大都市でありながら、豊かな自然と四季の変化を感じることができる街です。
「夏は“爽やか”という言葉がぴったりですよね。冬のきりっとした空気も気持ち良い。ひと冬に6メートルほどの雪が降りますが、これだけ降雪量があって、100万人以上が住む街というのは稀有です。中心部から30分行けばパウダースノーの山があり、都市的なアフタースキーも楽しめる。きれいな街並みの都市と自然を一緒に味わえる札幌のようなところは、世界的に見てもそうないと思います」。





秋元市長は札幌の魅力に、こうした自然環境に加え、食、そして多数あるイベントなどのコンテンツを挙げます。
中心部の大通公園では、「さっぽろライラックまつり」、「さっぽろ大通ビアガーデン」、道内市町村の食が集結する「さっぽろオータムフェスト」、「さっぽろホワイトイルミネーション」、「さっぽろ雪まつり」などを開催。また、「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)」、「サッポロ・シティ・ジャズ」、「札幌国際芸術祭」といった音楽・芸術文化を発信するイベントが行われています。








世界的彫刻家のイサム・ノグチが手がけた東区にあるモエレ沼公園では、日本屈指の花火師の花火と音楽の融合による「モエレ沼芸術花火」が実施されています。
「夏のビアガーデンは他に類をみない規模。サッポロビールを含めて、札幌とビール文化は切り離せません。市民生活の中でも、ビールを大事にしていきたい。モエレ沼芸術花火は、新しいチャレンジ。これはすごいですよ!日本トップクラスの花火大会に育てていきたいですね」。




 

訪れる人に創造的な“わくわく”を

札幌を訪れる観光客は、国内外合わせて年間約1,400万人。海外からは特にアジア圏からの観光客が多く、昨年度の外国人宿泊者数は約140万人、今後150万人を超えていくことが想定されるそうです。








「いろいろなコンテンツがあること、通年で楽しめる街であることを発信していきたい。そのために、魅力を高めていくひとつとして、札幌市はユネスコ創造都市ネットワーク(※)のメディアアーツ分野に加盟しました。フランスのリヨンなど他の加盟都市ともつながっていきながら、映像や音楽などを様々なコンテンツ、まちづくりに生かしていく。札幌を訪れて、創造的でわくわくすることを楽しんでもらいたと思っています。その象徴といえるのが、雪まつりで雪像に映像を映し出すプロジェクションマッピングの取り組みです」。
 
また、「札幌は起業や新しいことに着手しやすい環境、チャレンジできる土俵がある」といい、「いろいろな分野でのチャレンジを組み合わせていくこともできる」と可能性を語ります。
 
※ユネスコ創造都市ネットワーク:ユネスコ(国際連合教育科学文化機構)は、創造的な産業の育成に実績のある都市を創造都市と認定。その都市同士が、連携・相互交流を行うことを支援するため2004年に創設。7つの加盟分野の中で、札幌市は2013年に、デジタル技術等を用いたクリエイティブ産業の発展などを目指す「メディアアーツ都市」に加盟認定された。





ウインタースポーツも盛んな札幌。2017年には札幌市と帯広市を開催地として、5競技11種別(予定)が行われる「2017冬季アジア札幌大会」が開かれます。また、札幌市では2026年の冬季五輪・パラリンピックの招致を表明しています。
冬、そして降り積もる雪は、「アジア、世界から見た札幌・北海道の特色といえる。その特色を生かして、ウインタースポーツを中心に、スポーツイベントにも取り組んでいく」と意気込みます。




 

札幌の街の未来に向かって「一所懸命」に

北海道における札幌の役割を、秋元市長はこう述べます。
「例えばオータムフェストには、この北海道のおいしいものが各地から集まります。大通公園はひとつのショーケースで、札幌は北海道のショールーム。札幌が北海道全体の情報の入り口、強い発信力をもって情報の出口の役割を果たしていけたらと考えています」。




札幌をどんな街にしていきたいか。秋元市長は2つの柱を立てています。
「市民アンケートでは、9割以上の市民が札幌に住み続けたいと回答しています。安心して暮らすことができ、子育てしやすい街にしていきたいですし、『世代を超えて誰もが輝ける街』にしていきたい。もうひとつは、『世界都市としての魅力と活力を創造し続ける街』ということを考えています。そのために、資源にどうアイデアを付け加えていくか。創造性のあるコンテンツをつくり続けることを目指しています」。
 
「一所懸命」を座右の銘とする秋元市長。描く札幌の街の将来像に向かって、全力をかけて挑戦していきます。

 

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