「札幌国際芸術祭2017」テーマ / 開催概要発表!

2014年に続き2回目となる札幌国際芸術祭(SIAF)が、来年(2017年)の8月6日~10月1日に57日間にわたって開催されます。今回のゲストディレクターは、「あまちゃん」のテーマの作曲で広く知られるようになった音楽家の大友良英さんです。




 

テーマはなんと「芸術祭ってなんだ?」

大友さんと札幌の縁は古く、1980年代から。1990年以降は毎年札幌を訪れて、音楽活動をしてきました。またSIAF2014で行われた「フェスティバルFUKUSHIMA!北3条広場で盆踊り」を引き継ぎ、2015年に行われた盆踊りイベント「さっぽろ八月祭」誕生の立役者の一人。バンドを率いて、大友さんもこのお祭りに参加しています。こうした活動などから、今回大友さんがゲストディレクターに指名されました。





2月16日にその大友さんも出席しての、札幌国際芸術祭2017のテーマ/開催概要発表の記者会見が行われました。会場は札幌市時計台です。






さて大友さんから今回のテーマの発表。テーマは「芸術祭ってなんだ?」。ん、大友さん、そのココロは?

大友さんがこのテーマに込めたのは、「芸術祭ってなんだ」と考えながら、手を動かし、五感を働かせて、市民みんなでこの芸術祭を作っていこうという思いでした。そのために、企画を作るプロセスもどんどん公開、それも市民で楽しんでいこうというのが今回の方針です。

 

今年から始まるプロジェクトも

芸術祭に向けて、一部のプロジェクトは今年度(2016年度)から活動をスタートします。その一つが「大風呂敷プロジェクト」。SIAF2014で行われた「フェスティバルFUKUSHIMA!北3条広場で盆踊り」や「さっぽろ八月祭」でも印象的だった色とりどりの布が縫い合わされた大風呂敷の制作が、複数の大風呂敷工場でスタート。来年の開催期間中には、びっくりするほどの面積の大風呂敷が、市内各地に出現するそうです。





音楽家・大友良英さんらしいプロジェクトが「さっぽろコレクティブ・オーケストラ」。中学生・高校生を中心に編成されるこのオーケストラへの参加は、楽器経験なしでも可能。人数制限もなく、「とりあえず来るものは拒まず」(大友さん)だそう。メンバーの声や楽器を組み合わせて、ひとつのオーケストラに仕上げていくのは、まさに大友さんの真骨頂。2017年の開催期間中の初演を目指して、2016年からワークショップなどの活動が始まるそうです。

 

「バンド」が市民参加の企画の中心に

美術家やアートディレクター、キュレーターなどからなる今回の芸術祭の企画チームも、大友さんらしく「SIAF2017スペシャル・ビッグバンド」と命名されています。大友さんは、バンドマスターという役回り。世界中からの素晴らしい芸術作品や芸術家の招聘、市民参加プロジェクトなどの企画が、このチームとチームを取り巻く人脈、そして共鳴した市民から生み出されていくはずです。








「北海道Likers」でも、来年の札幌国際芸術祭2017まで、大友さんの言葉通り、その制作プロセスを楽しめるような情報をどんどんお伝えしていく予定です。乞うご期待!