三笠市の愛され菓子「ココナッツロール」が超美味!

札幌から車で1時間前後。富良野に向かう途中の三笠(みかさ)市にある「長栄堂稲葉菓子舗」には、昭和の頃からの愛され菓子「ココナッツロール」があります。みなさん、ご存じですか?



 

昭和40年代に誕生した「ココナッツロール」

昭和5年、炭鉱町に創業した「長栄堂稲葉菓子舗」は、元はまんじゅうやようかんといった和菓子を製造しているお店でした。洋菓子を始めたのは、現在の場所に移転した昭和40年代のこと。「ココナッツロール」が誕生したのも同じ頃です。




バタークリームがごちそうだった時代、「ココナッツロール」にもたっぷり使われています。

「いわゆるロールケーキを輪切りにしたお菓子なんですが、焼いた生地にバタークリームを塗ってくるっと巻いてひと晩寝かせ、表面にもまた塗るんです」。そう語るのは、3代目の射號津(しゃごつ)寛さん。





塗った表面には、オーブンで焼き上げたココナッツパウダーを、クリームが見えなくなるまでびっしりまぶします。

食べるとサクサクとした歯触りで、鼻腔を抜けるココナッツの甘い香りがたまりません! そして全卵を使って蒸し焼きにした生地は、しとっとしながらがもふわふわの絶妙食感。他にはないおいしさで、ついもう1個、と手が伸びてしまうのは私だけではないはずです。

 

○○○○に間違われることも!?

射號津さんは、「卵の泡立ち方など日よって素材のコンディションが変わるから」と、今でも毎日さまざまな工夫や挑戦をしながら、味を守り続けています。

「ココナッツロール」とココアを使った「チョコレートココナッツロール」の2種類があり、ショーケースをのぞくと、「ひとり20個まで。それ以上の場合は要予約」との注意書き。これは、20個以上買う人がいるということ。いかに地域の人々に愛されているのかが伝わってきますね。

 


ちなみにこの見た目から、知らない人には、あるものに間違われることも多いそう。

「うちのお客さんがお見舞いに持って行って病室で配ったら、醤油をかけて食べようとした人がいたらしいんです、コロッケと間違えて(笑)」と奥さん。

た、確かに似てるかも!?微笑ましいエピソードです。





店頭には「ココナッツロール」の他にも、20種程の洋菓子や懐かしい銘菓も揃っています。




スキーやラベンダーを楽しむ富良野旅行の行き帰りのおやつに、ぜひ、食べてみてくださいね!