こっこ、ぼっこ、わっこ、みっこ、ぜにこ!~北海道あるある(7)

北海道を愛する北海道Likersは、北海道弁も、北海道でしか通用しない(らしい)風習や文化も、全部ひっくるめてはっちゃきこいて紹介します!

 

魚卵は「こっこ」

道内で「こっこ」と言えば、「カジカのこっこ」「ゴッコのこっこ」などの魚卵を指すことが多いです。「このハタハタ、こっこ入ってるよ!」「カレイの煮つけにこっこ入ってた」など。鮭はイクラと筋子、鱈はタラコですが、それ以外は、ほとんど「こっこ」で通じますね。動物の子どもを「めんこい、こっこだね~」と言うこともあります。

 



「コッコ、ボッコ、ミッコは北海道三大ッコだと思います」
「こっこ。これが通じなくてショックをうけた東京生活2年目の私」
「フツーに使ってますよ、こっこ。畜産業でもね♪酪農やってますが、子牛産まれたら『こっこ産まれたよ~』って」
「大阪出身の私がきくと『こっこ=にわとり』と思ってしまうかな?(笑)」
「久しぶりに聞いて子供の頃を思い出しました。コッコ入ってると嬉しかったな〜」

 

ぼっこ手袋を履く

親指と4本の指が分かれたミトン型の手袋のことを、道内では「ぼっこ」「ぼっこ手袋」と言います。「寒いから、ぼっこ履いてきなさいよ」など。ずっと「ぼっこ」と言っていたので、何も疑問に思わなかったんですけど、道外ではこのカタチの手袋を何と呼んでいるのでしょう?
ちなみに、手袋は「はめる」「する」ものではなく、北海道では「履く」もんです!

 



「懐かしい~。両方を長い毛糸で繋いで離れないようにしてましたよね?!で、履くときはその毛糸を首の後にまわして。ジャンバーやヤッケ(古!)着てると、手袋脱いでもブラブラして落ちないという合理的な仕組みだった気が」
「んだ、んだ、ぼっこだよ!ぼっこはくんだよ!はめちゃだめ(笑)」
「ぼっこ手ぶくろ!!懐かしい。ぼっこ、とは棒状の物のことを指すので、ミトンの形が、5本指の手袋と違って棒状だからぼっこ手袋なんでしょうね。祖母がよく編んでくれたなぁ。
そして、手袋ははめるんじゃなくて、履くものなんですよね、北海道では(笑)」
「私もぼっこ手袋を、子供に説明出来ずに、現物見せて説明してました。あーミトンって言うんだぁ~って今、わかりました(笑)。耳かけは方言?耳当てといってる人もいるけど通じないのかな?」
「しれーっと、標準語でクールに、グローブつけなさい!と言っていますが、心のなかでは“ボッコ履きなさい”です」

 

ぼっこ、わっこ、みっこ、ぜにこ

魚卵のことを「こっこ」と言いますと紹介しましたが、まだまだ「っこ活用」(そんな活用形があるかどうかは気にしないで)があったことに気づきました。手袋じゃない「ぼっこ」は「棒きれ」、「わっこ」は「輪」、「みっこ」は「カニのみっこ」「エビのみっこ」など「身」のことを言います。お金のことを「ぜにこ(ぜんこ)」という時もありますね。

 


「輪っか、ぜんこ、ぼっこ。函館出身ですが、上京12年未だに抜けません」
「こっこ、ぼっこ、方言やったんやー!大阪弁の中で使ってます、親からもらった『っこ活用』!子供にも教えてしまいました」
「そう言えば、連れ合いの留守中、庭師のおじさんが庭の冬囲いに来て、『ボッコあるかい?』と聞かれ『???』。遠く離れた連れ合いにわざわざ電話して、『ボッコ』の意味を聞いたことありましたっけ。日本に帰ってきても『ガイジン』な私」
「私は敢えて子供に使っています。つい最近この事を考えていたら、この記事がすぐ出たので感動です!」
「そう。ぼっこが通用しなかったときの衝撃たるや…それまで全国共通だと思ってた」


…ということで、今日のところは、したっけ!