小樽商科大学、公立はこだて未来大学、北見工業大学、帯広畜産大学の4つの大学が、ニセコのPRを考える



去る9月14日、小樽商科大学(以下、樽商)、公立はこだて未来大学(以下、はこだて未来大)、北見工業大学(以下、北見工大)、帯広畜産大学(以下、帯畜大)の4つの大学の学生たちがニセコに集まりました。そこで行われていたのは、「北海道Likersを活用しながらニセコをPRするには、どうしたらいいか?」ということ。なんでしょう?この集まりは…。

 

道内4大学の学生たちがニセコで合宿

北海道Likersではこれまで、樽商×はこだて未来大の「港町対決」や樽商の地域連携プロジェクト「マジプロ」、産学連携による特別講義、樽商・地域学「北海道Likersのひみつ」など、北海道のために何かを考えよう、何かをしようとしている北海道の大学生たちの活動を紹介してきました。




そんな北海道Likersに届いたのが「『北の4大学』ビジネスプラン発表会打ち合わせ」の案内。ニセコに道内4つの大学の学生たちが集まり、北海道のために何ができるか?というコンセプトのもと、SNSを活用してニセコをPRするビジネスプランを、1泊2日の合宿で考え、まとめるというものでした。

 

テーマは「Strategy for 2030 :目指せ、ニセコから北海道の魅力倍増!」

小樽の樽商、函館のはこだて未来大、北見の北見工大、帯広の帯畜大、道内各地からニセコに集まったのは2年~4年の学生14名と教員8名。学生たちがシャッフルして3つのグループをつくり、各大学で学んできたことなどを活かしながら挑みます。テーマは「Strategy for 2030 :目指せ、ニセコから北海道の魅力倍増!」。2030年の北海道新幹線札幌延伸を見据え、ニセコを観光圏の核として地域を活性化し、ひいては北海道ファンを増やすための魅力倍増戦略を4大学の学生連携で立案するというもの。





それぞれ自己紹介のあとは、互いの距離を縮めるためのグループごとにアイスブレイク(※1)。はこだて未来大の田柳恵美子先生がレゴブロックを持ち出し、チームで組み立てたレゴの形を、「言葉(文字)」にして相手に伝え、相手チームはその言葉通りにレゴを組み立て、同じものができるか?というワークショップを行いました。







同じ大学以外の人は、全員初対面。しかし、レゴを使ったワークショップを行ううちに、あっという間に距離が縮まったように見えました。
「他大学と交流することはあまりないので、とてもいい経験になった」
「言葉で人に何かを伝えることの難しさを実感した」
など、学生たちにとってもこのワークショップが次のステップへのはずみになったようでした。

 

創業セミナーやニセコ町長の講話も

今回の合宿は、ワークショップやディスカッションだけではなく、北海道信用保証協会・小蕎充さんの創業セミナーや、ニセコ町長・片山健也さんの講話もある濃厚な内容でした。





片山町長は、自身が民間企業の社員から公務員になったいきさつ、ニセコ役場の改革、地方から中央に向かって情報発信をすることの大切さなどを語ってくれました。





その中で、「社会や地域に何か問題があっても、たった1人の挑戦で改革はできる、社会は変わる。自分が何をすべきか、本質を学んで判断できる人になってほしい。そして自分の住む地域を愛して、向き合ってほしい」と学生たちに熱いメッセージを送ってくれました。




 

北海道の魅力を考えながら夜は更けていった

夕方17:30から、グループディスカッションがスタートしました。学生たちは道内出身者だけではなく、道外から進学している人もいます。道産子と道外出身者、それぞれの目線から北海道の魅力を探っていきます。






当日のスケジュールを見ると、このディスカッションは深夜24:00まで予定されていました。途中で夕ご飯の時間もありましたが、ご飯もそこそこに、学生たちのディスカッションの夜は、熱く、深く更けていったのでした。

 

翌日は、プラン発表会

翌日は、各グループがまとめた「Strategy for 2030 :目指せ、ニセコから北海道の魅力倍増!」の発表会が朝から行われました。一晩の間に、「酪農体験の観光化」「3世代で楽しむニセコ」「大学生にもっと来てもらうには」と、多彩なアイデアがまとめられました。


撮影:北海道Likers編集部


撮影:北海道Likers編集部


4つの大学の学生が混在してできた即席グループでしたが、道内・道外出身に限らず、いま自分たちが暮らす北海道を改めて見つめなおすことで、新しい気づきや発見も見つけられたようでした。



撮影:北海道Likers編集部


学生たちが、ここまで真剣に北海道の魅力発信を考えているのですから、北海道Likersも負けてはいられません。これからも、北海道のすばらしさ、楽しさ、北海道ならではの魅力を、もっともっと発信していこう!と思いました。

※1 アイスブレイク
初対面同士の緊張を和ませ、コミュニケーションがとりやすい雰囲気づくりをすること。

 

関連リンク

小樽商科大学
公立はこだて未来大学
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