コンシェルジュが常駐、若い人が湯治に集まる豊富温泉



豊富温泉は、日本最北端にある温泉郷。古くからお肌にやさしい湯として知られています。近年は温泉コンシェルジュが温泉街に常駐、日本各地から若い人たちが湯治に訪れています。

 

豊富温泉は、石油の試掘で生まれた、油の湯!?

豊富温泉は、大正時代末期に石油の試掘を行った時、地下約960mの地点から高圧の天然ガスとともに約43度のお湯が噴出したことから開湯しました。





豊富温泉の泉質はかなり特徴的。黄濁したお湯、なんと微量の油が混ざっているのです。お湯もほんのり石油臭がします。
ご覧のとおり、お湯の表面には油が浮いています。





「え~!温泉に石油が入っているのぉ~???」
と思う方が多いかもしれません。
でも、入浴して身体が油まみれになるわけではありません。べたべたもしませんのでご安心を。逆に、保湿保温効果が高いと言われているうえに、肌の炎症を抑える作用があるのではないかとも言われています。
油をはじめとした独特な温泉成分により、開湯当初から肌にやさしい泉質として知られ、お肌のトラブルに悩む人たちがたくさん湯治に訪れています。
※皮膚病に対する効能は医学的には解明されていない点もあります。また、万人に効能があるというわけではありません。

 

温泉コンシェルジュが温泉街に常駐

温泉街の中心部に、日帰り入浴施設「ふれあいセンター」の中に、豊富温泉の総合案内所のような役割をしている、コンシェルジュ・デスクがあります。





コンシェルジュ・デスクは、一般の観光地や温泉郷などにある観光案内所とは少々異なります。交通機関や宿、観光地の案内などのほかに、湯治の相談も受けています。





さらに、湯治客が安心して楽しく過ごせるようにと、お茶会やランチ会、スポーツイベント、健康に関するプチ講座なども企画しています。
なかでも、「アトピーフォーラムin豊富」という企画を毎年11月頃に開催しており、全国各地から多くの人たちが豊富温泉を訪れ、湯治体験をしていくそうです。2015年度は、11月18日から26日までの開催です。





コンシェルジュの尾崎さんと奥村さん自身が、肌トラブルで悩んだ経験があるので、親身になって応対をしてくれます。その甲斐あってか、近年は若い人たちが豊富温泉に多く集まるようになり、長期滞在者や移住者が中心に、ヨガ教室や語学教室、夏場に利用されていないスキー場を利用したカフェを運営するなど、温泉郷が元気になってきたそうです。
コンシェルジュ・デスクは、お肌のトラブルで悩む人たちの仲間作りを仲介する場でもあり、お悩み相談窓口のような存在です。





湯治というと、ご年配の方が多く集まるもの、と先入観で思いこみがちかもしれません。豊富温泉ではそんなことはありません。日本最北端にある温泉郷を訪ねてみませんか?


※温泉入浴することで皮膚病に対する効能があるとは、医学的には解明されているわけではありません。また、万人に効能があるというわけではありません。