広大な牧草丘陵地帯!2,600人の小さな酪農村を満喫する「鶴居村フットパス」




鶴が居るから鶴居村。釧路空港から北北東30kmに位置する人口2,600人の村で、澄んだ空気を吸いながら散策するフットパスが秘かに人気となっています。普段立ち入ることのできないエリアも網羅したフットパス「草原と林道のコース」を体験してきました!

 

村内の自然や産業など人々の暮らしが見える7.5kmのフットパスコース

イギリスを発祥とし、日本各地でも整備が進められているフットパスは、その土地の自然景観や風土などに触れ、「ありのままの風景」を楽しみながら歩くための小路です。鶴居村では2013年秋から本格的なフットパスコースが作られました。

ガイドは、鶴居村を拠点にタンチョウなどの野鳥との出会いを演出する「パラダイスシアター」の音成邦仁さん。





朝もやが立ちこめる朝、フットパス参加者一行は、鶴居村役場を出発。市街地から鶴居水源地、広大な牧草地、山林などを歩き、村内の自然や産業など人々の暮らしが見える7.5kmをおよそ3時間で歩きます。




 

ただ歩いているだけでは気づかない動植物の息吹

市街地を抜け、山へ向けて20分ほど歩くと、林道に入り、そこで、ガイドの音成さんがかわいい足跡をみつけました。





偶蹄目の足跡で、エゾシカとのこと。





「ちょっとここを見てください!」とガイドの音成さん。





林道の脇にはオオウバユリがありました。種をたくさんつけていて、振ると魔法の杖のように種が飛び散ります。思いっきり振ってみたりと、童心に返り自然の中で遊びました!





普段、都会生活を送っていると触れることのないようなものに出会い、心が躍ります。

 

村人すら観たことがないような景観に身を置く特別な体験

さて、いよいよ、釧路丹頂農協所有の広大な牧草地へと入ります。ここは私有地のため、ガイドが同行しないと立ち入ることが出来ません。かつて牛が放牧され、現在は牧草の採草地となっている100haの広大な土地は、刈取りが終わった10月頃から2~3ヶ月間限定で開放されます。
ゲートをくぐり、坂を上がると、この見晴らし。














遮るものがない広大な牧草地の景観に圧倒されたまま、先に見えるカラマツ林へ向かい、歩を進めます。

 

森の香りが心地よいカラマツ林

カラマツ林に入り、耳を澄ますと、様々な鳥のさえずりが聴こえてきました。ガイドの音成さんは、同時に鳴いている3、4種類の鳥の名前を教えてくれました。春には多い時で30種類の鳥の鳴き声が聴こえてくるそうです。







 

村道の脇で出会ったのは、村のシンボル!

カラマツ林を抜けて村道へ。村道では北海道の酪農村の証「牛横断注意」の標識があり、村の風土を感じずにはいられません。





村道を歩いていると、脇の敷地になんとこちらの方々がいらっしゃいました!





こんなところで国の特別天然記念物タンチョウにお目にかかれるとは思いませんでした。さすがは鶴が居る村。

今年夏には新たに森林を満喫する「村民の森コース」が新設されました。このコースは通年楽しめます。





フットパスはその地域の景観や風土、歴史に触れるアクティビティ。タンチョウや広大な牧草地、阿寒の山々を見晴らす丘陵地帯など、2,600人の小さな酪農村を満喫する充実したアクティビティを体験してみてはいかがでしょうか?
鶴居村では、今年12月末まで、「長期滞在型観光モニター」を行っています。観光名所を巡るのはもちろん、こういったフットパスに参加し、その土地ならではの文化や風土を感じる旅も興味深いですよ。

※2014年11月の体験をもとに紹介しています

 

鶴居村フットパス「草原と林道のコース」

●距離 / 約7.5km
●所要時間 / 約3時間
●料金 / 参加費1名¥5,000~(人数によって価格が変わります)
●期間 / 10月~12月(降雪の状態によって変更有)

 

関連リンク

平成27年度「長期滞在型観光モニター」特設ページ

 

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