サケの遡上や産卵行動を「観覧橋」と「魚道水槽」で観察!



海岸から国後島を望む北海道東部の標津(しべつ)町は、サケの町。毎年9月~11月には、町内に流れる標津川や忠類川に、たくさんのサケとカラフトマスが帰って来ます。

その遡上の様子、そして産卵行動が間近に見られるスポットが標津サーモンパークにある、観覧橋と標津サーモン科学館の魚道水槽です。

 

観覧橋

観覧橋は、標津サーモンパークの駐車場からずっと奥に進むとある標津川にかかった橋です。毎年9月~11月中旬にかけて一般開放しており、サケ、カラフトマスの遡上の様子が観察できます。

 



橋から真下をのぞいてみると……いました!泳いでいます、うようよと!

 



ダイナミックに水面を跳ねる姿が見られることもあるそうですが、取材時はどうやらおとなしめ。「今日は遡上モードではなく、ひと休みモードですね」とは、標津サーモン科学館副館長の西尾朋高さん。数は200~300匹ほどでしょうか。「もっとごちゃっといるときもありますよ」。

 


 



橋から見える赤い橋の向こうが海。大体2キロ先です。魚はそこからあがってきます。そしてこの観覧橋の下が捕獲場になっており、捕獲した魚は町内のふ化場へ。人工授精後、孵化させ、稚魚を川に放流するのだそうです。

 


 

魚道水槽

魚道水槽は、標津サーモン科学館の館内に設置されています。9〜10月の2ヶ月間は標津川と水路で繋がり、遡上してきたサケやカラフトマスをガラス越しに見られます。後方には階段状になったベンチがあり、そこでもゆっくり観賞できます。

 


 



動いている様子はこちらでどうぞ。

 


11月にはこの魚道水槽の底に砂利を引くことで川に似せ、魚に自然に産卵させるといいます。私たちは、その様子を真横から見られます。なかなか興味深い!なお、卵は同館で、稚魚まで育てて放流するそうです。


サケは4年、カラフトマスは2年で生まれた川に戻ってきて、産卵をして一生を終えます。そんな不思議な生き物の命の神秘に触れてみませんか。標津サーモン科学館には、ほかにも面白い展示がたくさんありますよ!

 

 

関連リンク

標津サーモン科学館
 

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