北海道北部、オホーツク海に面した酪農と漁業の町、浜頓別(はまとんべつ)町に、おいしい最中があります。
その名も「牛乳もなか」。「松屋菓子店」の銘菓です。
▲牛乳もなか
「牛乳もなか」は、その昔、酪農の現場で使われていた、牛乳を入れる集乳缶を平たくした形をしており、表面には牛と牧場、サイロが描かれています。
皮の中身は、牛乳入りの白あん。バターやコンデンスミルクも使われ、こっくりミルキーな味わいです。
発売は1963年。当時、酪農の町としてグングン成長していた浜頓別町において、知人から、「なにか牛乳を使ったお菓子をつくらないか」と提案を受け、考案したのだといいます。
何度もの失敗を経験し、半年以上かけて生まれたこの味は、もう半世紀以上、愛され続けています。
▲てりっとした白あんが、見るからにおいしそう!
またもうひとつの人気商品として、「松の実最中」も忘れてはいけません。こちらは、町の木である赤エゾマツがモチーフ。
▲松の実最中
中には、黒いあずきのつぶ餡が、「牛乳もなか」と同様にたっぷり入っています。
▲餡がたっぷりで皮がとじきっていません!
どちらもちゃんと甘いので、おやつとしての満足度が高い!日本茶だけでなく、コーヒーにも合うんですよ。

浜頓別町に行った時には、ぜひ、食べてみてください。
▲創業1933年の「松屋菓子店」。国道275号沿いにあります
その名も「牛乳もなか」。「松屋菓子店」の銘菓です。

「牛乳もなか」は、その昔、酪農の現場で使われていた、牛乳を入れる集乳缶を平たくした形をしており、表面には牛と牧場、サイロが描かれています。
皮の中身は、牛乳入りの白あん。バターやコンデンスミルクも使われ、こっくりミルキーな味わいです。
発売は1963年。当時、酪農の町としてグングン成長していた浜頓別町において、知人から、「なにか牛乳を使ったお菓子をつくらないか」と提案を受け、考案したのだといいます。
何度もの失敗を経験し、半年以上かけて生まれたこの味は、もう半世紀以上、愛され続けています。

またもうひとつの人気商品として、「松の実最中」も忘れてはいけません。こちらは、町の木である赤エゾマツがモチーフ。

中には、黒いあずきのつぶ餡が、「牛乳もなか」と同様にたっぷり入っています。

どちらもちゃんと甘いので、おやつとしての満足度が高い!日本茶だけでなく、コーヒーにも合うんですよ。

浜頓別町に行った時には、ぜひ、食べてみてください。

取材・文/北海道Likersライター FUKKO
撮影/齋藤義典
http://www.yoshinorisaito.com