東川でのランチ、オムライスはいかが?「ファーマーズ・カフェ風土」〜東川町めぐり(4)〜


 
大雪山旭岳の麓、東川町で立ち寄りたいスポットをシリーズでご紹介。今回は「ファーマーズ・カフェ風土」です。こちらは、町内で養鶏場「ファーム・レラ」を営む新田さんご夫妻が2009年に開いたお店。調理から接客まで、奥様のみゆきさんが切り盛りしています。



 

養鶏業を始めたのは約20年前。お子さんのアレルギーがきっかけで食べる物の大切さを痛感し、「家族が安心して食べられる卵づくり」をテーマに自ら生産者に。以前は稚内で養鶏を営んでいましたが、大雪山の伏流水に恵まれ、また、稲作もできる東川に移住しました。
 
鶏は平飼いで育てています。特にエサにこだわり、小麦、くず米、米ぬか、おから、魚粉、規格外の野菜など、道内・地域で手に入るものを配合して与えているそう。「黄身はエサ由来の自然な色をしています。卵の70%以上は水分です。飲んでいる東川の水の良さも卵に出ていますね」と、みゆきさん。
 
生産するこの平飼い鶏の自然卵は、町の人たちから名前を募集して「大雪(たいせつ)なたまご」と名づけられています。



 

カフェでは鶏舎から運んでくる卵はもちろん、ほかの食材もできる限り「素性のわかるもの」を使用。食事メニューは、オムライスとオムカレー、北海道産小麦パンセットがあります。
いただいたのは、「『大雪なたまご』のふわとろオムライス」です。



 

卵はまさに、ふわふわ、とろとろ。たっぷりな卵の下には、トマトジュースで炊いているというライスが。自家製ソースもトマトベースです。ライスとソースは見た目よりもあっさり。卵のおいしさがわかるオムライスに、一口ごとに幸せを感じました。



 

大雪なたまご、道産牛乳、道産ビート糖だけでつくるプリンもおすすめ。なめらかな口どけで、飽きのこないやさしい味わいです。



 

みゆきさんは、農作業にカフェにとフル回転。朝早く料理の仕込みを終え、大雪の山々を眺めながらコーヒーを飲むひとときが、「贅沢で自慢の時間です(笑)」と話してくれました。また、今年から米づくりも始めたそうで、「自分たちの卵とお米で料理をお出しするのが楽しみです」とも。



 

店内は、ゆっくりと時間が流れているような、どこか懐かしくあたたかみを感じる空間。東川の素敵な一店です。
 
農作業などのため、お店は不定休で、また、営業時間が変更になる日もあります。来店前にファーマーズ・カフェ風土のブログか電話で確認して向かうといいですよ。


 
 

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