東川産米の米粉スイーツに注目!「ゝ月庵」~東川町めぐり(3)~



大雪山旭岳の麓、東川町で立ち寄りたいスポットをシリーズでご紹介。今回は菓子店「ゝ月庵(てんげつあん)」です。創業約60年、地元でお馴染みのお店です。




話を聞かせてくれたのは、2代目店主の髙島郁宏さん。東京で洋菓子の修行後、帰郷して家業を継ぎました。
大雪の豊かな自然と水に恵まれた東川町は、お米の名産地。まちの魅力をまるごと伝えられるようなお菓子をつくりたいと、15年ほど前に東川産米の米粉を使った商品開発に着手しました。





最初に手がけたのはシフォンケーキ。現在看板商品のひとつになっている、「北海道のもちもちーふぉんけーき」です。
「米粉は小麦粉に比べて水分の吸収量が多く、単に小麦粉のレシピに置き換えるだけだと生地はパサパサ。小麦粉とはまったく別物と捉えて、材料の配合などを考えていきました」と髙島さん。自身がイメージする「ふわっと、しっとり、もっちり」なシフォンケーキの完成に至るまで、試行錯誤の連続だったといいます。また、発売当時は米粉自体の認知度が低く、1日に10個焼いても2個しか売れない日々が続いたのだとか。





素材は米粉を主原料に、町内の養鶏場の卵、生クリームなどを使用。ふわふわなのはもちろん、しっとりとした口当たりでもっちり感もしっかりわかります。もちもちーふぉんけーきは、特製パッケージのまま焼いたホールでの販売です。
この米粉のシフォンケーキは、道の駅「ひがしかわ道草館」でも「絹の淡雪」という商品名で販売しています。こちらは小さいサイズで化粧箱入りです。





米粉を使った人気商品には、ロールケーキ「東川の絹ロール」や「出逢いのスフレ」などもあります。今年、バウムクーヘン「ニセウの森」も登場しました。





お店は道の駅の斜め向かい側。かわいいショートケーキの看板が掲げられています。




ちなみに、看板は木彫りでつくられています。木工の盛んな東川町では、数多くのお店でそれぞれ特徴のあるユニークな木彫り看板を見ることができます。看板めぐりも楽しそうです。




東川町を訪れたときは、ゝ月庵をのぞいてみてください。なかなか行く機会がないけれど、もちもちーふぉんけーきを食べてみたいという方は、電話でお問い合わせを。地方発送にも応じてくれるそうですよ。

 

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