天塩川河口に広がる水辺の風景



海か湖かと思うほど広い川幅、水辺越しに眺める利尻富士、鏡のような川面に映る青空や夕陽。日本で4番目に長い川、天塩川の河口近くに広がる水辺の風景を紹介します。

天塩川の河口がある場所は、北海道北部の天塩町。役場の企画商工課、菅原さんに、観光ガイドにも載っている場所のほか、地元の方ならではの場所も教えて頂きました。





ただ、訪れた日は雨…。雨でも傘をささないという道産子ですら、傘がほしくなるほどの大雨。各地案内して頂いたものの撮影は難しく、写真はすべて菅原さんから拝借しました。

 

ライダーに人気、鏡沼海浜公園

天塩川の河口近くに、鏡沼という沼があり、公園として整備されています。鏡沼の周囲は散策路があり軽いトレッキングを楽しめるほか、キャンプ場やバンガロー、ライダーハウス、バーベキュー場などもあります。
春から初夏にかけては、スズランやハマナス、エゾカンゾウなど50種類以上の花が咲いている様子も眺められます。





この公園は、宗谷岬を目指すライダーたちにとって、とても便利な立地。早朝小樽港に着いたフェリーや、札幌のホテルから走り始め、日本海沿いの国道「オロロンライン」を北上していくと、ちょうど午後から夕方くらいに天塩町に着きます。翌日宗谷岬を目指すための中継地点として、使い勝手がよいキャンプ場です。温泉も隣接しているのも嬉しいです。

何よりも、夕暮れの景色があまりに綺麗なので、思わずこの地で立ち止まり、泊まりたくなってしまうのかもしれません。ライダーではない方も、この光景は必見です!




 

広々した川辺でのんびり過ごせる天塩川河川公園

天塩川河口のすぐ近く、川沿いに天塩川河川公園があります。天塩川が日本最北の大河と言われているのも納得、どこが川でどこが海か、一見区別がつかないほどの広さです。こちらも夕陽は超おすすめ!





天塩町をはじめ、オロロンライン周辺は日本海に沈む夕陽の美しさがどこも有名なのですが、日中もステキな光景を眺めることができますよ。





天塩川河川公園の中には、天塩川を下るカヌーのためのカヌーポートがあるほか、子どもたちが水辺で遊べるような親水広場もあります。この親水広場、北海道北部の形をしていて、水が天塩川を流れ日本海に注ぐイメージで作られています。




 

天塩川を少し上流へ進んだ穴場スポットへ

観光ガイドなどには特段紹介されるような場所ではないものの、オススメの場所ということで案内をしてもらいました。
河口近くにある天塩河口大橋から国道を離れ、天塩川沿いのダート道を数キロ上流へ進みます。





立ち寄ったスポットは、天塩川の支流、サロベツ川が天塩川に合流する付近。この周囲では、幻の魚と言われる「イトウ」が釣れるため、釣り好きの人にとっては聖地のような場所です。
近くには河跡湖があり、春先にはオオヒシクイという、天然記念物に指定されている雁が立ち寄るそうです。





釣りもしないし、訪れるのは春ではないし、という方も気にせずに。まわりに見える人工物は、遠くに見える牧場と送電線くらい。大自然に囲まれ、ゆったりと流れる大河の流れと、移りゆく空の色や雲の形をぼんやり眺めているだけで、心が癒されます。





天塩川河口付近に広がる水辺の風景。いかがでしたか?
ふと足をとめ、悠々と流れる大河をふと眺めていると、時が経つのを忘れてしまう気分になります。天気に恵まれれば感動も倍増するはず。時間をとって、ゆっくりと巡ってみたいスポットです。