日本最北端の水鳥の聖地、クッチャロ湖

北海道北部の浜頓別(はまとんべつ)町にあるクッチャロ湖は、日本最北のラムサール条約登録地。豊かな自然が多様な動植物を育み、春と秋には5,000羽の白鳥が訪れるなど、1年を通して数多くの水鳥が飛来します。





稚内空港からオホーツク海側を南下して1時間30分。浜頓別(はまとんべつ)町にあるクッチャロ湖は、淡水と海水が混ざりあう汽水湖です。

面積1,607ha、面積13.3km²、外周30km、最大水深3.3m。大沼、小沼と呼ばれる大小ふたつの湖が繋がり、地図で全体を見ると、ひょうたんのような形をしているのがわかります。





日本最北端のラムサール条約の登録地でもあり、1年を通して様々な水鳥の姿が見られるのも大きな魅力。ちなみにラムサール条約とは、湿地を世界規模で保護するための条約。正式名は、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約、です。





10月上旬~5月上旬には、ロシアから約3,000kmを旅してくる渡り鳥、コハクチョウが飛来。ここを中継地点とするほか、越冬するものもおり、湖が雪と氷に閉ざされる真冬(12月~2月)には、約400羽が集うといいます。その頃にはオジロワシやオオワシ、キタキツネなどの姿も。厳寒のなかで生き抜く野生動物たちのたくましさを感じます。








湖の周囲は深い森に覆われ、付近には、文豪たちの言葉を刻んだ石碑が遊歩道に点在する文芸の森があります。木々の葉の間からゆらゆらと日射しが差し込む散策路には、野鳥の鳴き声がずっと響いていました。








ほかにもサイクリングロードや小沼と繫がるポン沼の遊歩道、湖畔のキャンプ場などがあり、滞在してゆったりと自然に親しむ贅沢な旅にぴったりの場所です。四季折々の自然の姿を楽しみに、ぜひ、お立ち寄りください!



 

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