北海道から長く使える無垢材の家具を。「北の住まい設計社」~東川町めぐり(1)~



大雪山旭岳の麓、東川町で立ち寄りたいスポットをシリーズでご紹介。初回は「北の住まい設計社」です。
東川町は、家具製造や木工クラフトが盛んなまち。「クラフト街道」と呼ばれる道の先に、元小学校の校舎を活用した北の住まい設計社の家具工場、ショールームなどがあります。山の中、風にそよぐ木々の葉音が聞こえてくる静かなロケーションです。





北の住まい設計社は、旭川市で店舗設計を手がける会社としてスタート。オーナー夫妻のフィンランドでのファームステイ体験から、「自然に寄り添い日々の暮らしを楽しむ北欧の生活スタイルを、家具づくりを通して伝えられたら」と東川町に工房を開設。約30年間、この地で家具をつくり続けています。現在は住宅設計を含め、「衣・食・住」をトータルで提案しています。




家具づくりにおいて大切にしているのは、長く使い続けられるものであること。使う素材は無垢の木。米国産のチェリーやウォルナット、北海道産のイタヤカエデやナラ材などでつくる“Made in Hokkaido”シリーズも展開しています。職人さんが手をかけ、その材の個性を生かして一つひとつ仕上げています。




道産材と色を組み合わせた家具も素敵です。カラーリングには、顔料、亜麻仁油、水、卵の粉末からつくるエッグテンペラという天然の塗料を使用。ツヤのない素朴な仕上がりになるのが特徴だそうです。
ショールームは、思わずうっとりしてしまう空間。シンプルなデザインの木のやさしさを感じる家具を見て回っていると夢がふくらみます。







ショップには、“キャンドルを灯す暮らし”を伝える雑貨、食器やカトラリー、衣類、ファブリックなどが。その時々、様々なジャンルの作家さんの企画展も開催しています。






敷地内にはカフェとベーカリーも。ベーカリーではハード系を中心に、道産小麦・ライ麦、東川の平飼鶏の卵、旭川の農場の牛乳など素材からこだわったパンを焼いています。





照明が灯り、自然光が入るカフェは、ゆっくりと過ごせる雰囲気。こちらの食材も東川とその近郊、自社の畑で採れたものを使用。パスタやピザ、道産牛の煮込み料理、ケーキなどが味わえます。




東川の町のはずれで、無垢の木の家具にふれ、ゆるりカフェ時間を楽しむひとときをどうぞ。


▲ショールームと別棟、木立の中のカフェ