森林で海底探検?太古の痕跡をとどめる中頓別鍾乳洞

北海道のてっぺんからオホーツク海側を下って、浜頓別(はまとんべつ)町で内陸へ。稚内空港から車で約2時間の中頓別(なかとんべつ)町は、総面積の8割が森林という山間の町です。

が、約1,000万年前、ここは海でした。その痕跡を実際に見られるのが、中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園です。森の中を散策しながら、鍾乳洞や岩石を観察できます。




中頓別の鍾乳洞を形成しているのは、太古の海に生息していたフジツボやホタテ(の祖先)の殻が、海底に堆積されてできた石灰岩。これらが地上に押し上げられ、雨水や地下水で溶解し、鍾乳洞となりました。遥か長い時間をかけてつくられています。








園内には4つの鍾乳洞が点在し、現在、見学できるのは第1洞、第3洞、第4洞。

第1洞は中を歩いて、その独特の溶食地形や痕が見られます。途中には、貝の化石がしっかりと残っている場所も! これが約1,000万年前に生きていた…と思うと感慨深いものがありますよ。














散策路には自生する草木や花が茂り、ウグイスやエゾライチョウなどさまざまな種類の野鳥が棲んでいます。また、動物の姿が見られることも。特に10月ともなれば、冬眠の準備で木の実を探す、シマリスやエゾリスが頻繁に現れるようです。





こんなに見どころがたくさんで入場無料です。豊かな森林や太古のロマンを体感しに、ぜひ、おでかけください。森林も鍾乳洞内もアップダウンがあるので、歩きやすい靴と服装で!