2015年08月19日 | 孫田 二規子

一攫千金!?ウソタンナイ砂金採掘公園で砂金掘りに挑戦!

北海道の右上あたり、道北地方の浜頓別(はまとんべつ)町は、かつてゴールドラッシュで沸いた町。現在でも町内の「ウソタンナイ砂金採掘公園」では、砂金掘りが楽しめます。


ウソタンナイ砂金採掘公園」への入り口の看板▲国道238号から「ウソタンナイ砂金採掘公園」への入り口はこのオブジェが目印


ウソタンナイ川で行う砂金掘りは、1回500円(時間制限なし)。長靴と、伝統的な砂金掘りの道具カッチャとゆり板を貸してくれます。

 
ウソタンナイ砂金採掘公園で長靴をはく 
カッチャとゆり板を持って▲くわのようなものがカッチャ、まな板のようなものがゆり板です


砂金の掘り方は、常駐のインストラクターが教えてくれます。今回、私たちを担当してくれたのは、元酪農家でウソタン砂金共和国の初代大統領である、清野喜久男さん。その腕前たるや、砂金掘りの憧れの的であります。

 
インストラクターの清野喜久男さん▲「カッチャ3年、ゆり板5年。砂金掘りは奥が深いよ」と清野さん


では、はじめてみましょう。

まずはカッチャでウソタンナイ川の川底の砂をすくい、ゆり板にのせます。この時、砂金がどこにあるのかまったくわかりませんが、「このあたりにきっとあるはず…」とあたりをつけて(心で感じて)、すくい取るのがコツだそうです。

 
砂金を掘る▲カッチャはスコップのように使います

 
ゆり板にすなをのせる▲ゆり板は足で押さえていないと流されるので注意


砂のなかに混ざっている、大きな石を手でどけます。

 
砂のなかに混ざっている、大きな石を手でどける

それから下流を向いてゆり板の両端を持ち、砂金を沈めるために上下に揺らし、上の砂を川の水で流します。

 
ゆり板をゆらして砂金をしずめる

この作業を繰り返していると、砂鉄を含む粒子の細かい砂がゆり板に残り、そのなかに砂金があれば、下記の写真のようにキラッと光る…というのです。

 
砂金▲キラッと光る砂金が見えますか? 最初は見つけたいがあまり、黄色い石がすべて金色に見えるという…


果たして、北海道Likers取材班は砂金を見つけられるのでしょうか。

ではここで一旦、ウソタンナイ川の略歴をご紹介します。

ウソタンナイ川の上流で砂金が発見され、最初のゴールドラッシュが起きたのは1898年のこと。ウソタン砂金地の鉱区の出願希望が続出したといいます。1900年には、205匁(768.75g)もの金塊も発見されました。

その翌年から砂金産出量は減少。1904年に鉱区税が増税となり、1918年には藤田鉱業株式会社が鉱区のすべてを買収。砂金掘りは姿を消しました。

それが一転、1931年には、浜口内閣の金解禁による価格高騰で、ゴールドラッシュが再来。

がしかし、1937年頃からは白金の需要が高まり、白金の少ないウソタンでは砂金を掘る人が減少。1952年に閉山しました。

ウソタン砂金共和国が建国されたのは1987年。1992年からは全日本砂金掘り大会を実施。その後は、有志のメンバーが毎年、世界各国で行われる世界砂金掘り大会に参加を続け、2002年にはここで世界大会を開催しました。

砂金掘りをスポーツ感覚で楽しむひとも多く、季節になると、全国からファンが訪れているというわけです。


さて、話を現場に戻しましょう。

結果から申し上げますと、北海道Likers取材班が何度か挑戦して取れた砂金は、とても小さなものでした。
 

とれた砂金▲すみません、指で指している小さな砂金が自分で取ったもので、隣の大きな砂金は清野さんが取ってくれたものです


そもそも採掘した場所がダメだったのか、砂金も一緒に流してしまったのかわかりませんが、残念であります。

でもみなさん、初心者は取れない、というわけではありません。実際、その日がはじめてだという川に居合わせた男性は、こんな大きなものを取っていました。

 
男性が取った砂金▲男性が取った砂金。大きい…

 
ガッツポーズする男性▲うらやまし~


取れた砂金は、ストラップ(有料)に入れて持ちかえることもできます。


砂金ストラップ

結果はいまいちでしたが、砂金掘りそのものはとても楽しく、もう少し頑張ってコツを取得したい、という気持ちにかられましたよ!

6月~9月限定の大自然のなかでの水遊び。キャンプ場併設ですので、興味のある方は1日がかりでどうぞ♪

※川が増水した時や悪天候の場合は、水槽での砂金堀りが体験できます。

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