真夏でも楽しめる氷上のスポーツ、カーリング


 
暑い日が続きますね。氷の上へ遊びに行きませんか?札幌市豊平区の「どうぎんカーリングスタジアム」では、ボーリング場のように気軽に場所を借りて、カーリングを真夏でも楽しむことができます。
 
ある日、北海道Likersのライター数名とその知人たちとともに、カーリングにチャレンジしてみました。

 

初心者でもカーリングができるの?

「どうぎんカーリングスタジアム」は、カーリングの国際大会をはじめ各種大会が開かれるほか、オリンピック選手などが練習に使うこともあるカーリング場。大会などがない日時には、一般の人たちがシート(ボーリングにたとえるとレーン)を1時間単位で借りて、誰でもカーリングを楽しむことができます。



 

でも、カーリングをやったことない、という人は多いはず。いきなり氷の上に立つのは危険です。そこで、初心者は必ずヘルメットをしたうえで、スタッフから注意事項やアドバイスなど簡単なレクチャーを受けてから、各自でカーリングにチャレンジします。
日によっては有料の体験会もあり、そこではじっくり指導を受けながら楽しむこともできます。




 

まずはカーリングの基本を練習

まずは身支度。カーリング場は涼しい(寒い!?)ので、動きやすく寒さをしのげる服装に着替え、ひじとひざにプロテクター、頭にはヘルメットをかぶります。靴はボーリングシューズのような専用の靴を借りて履きます。
身支度を整えたら、器材の注意事項を確認して、いざ氷の上へ!
 
氷の上を歩く練習をしたのち、ストーン(石の球)を投げる練習に入ります。



 

ストーンを投げる時、効き足と反対側の足の靴底に、スライダーという裏がツルツル滑る上履きのようなものをかぶせます。投球練習の前に、片足にスタイダーを装着した状態で氷の上を歩いてみます。いやはや、これがまた、滑るのなんの…。慣れないとよろけて転んでしまいそうになります。写真を撮るどころではありませんでした…。
 
スライダーを装着した状態に多少慣れてきたところで、やっと投球の練習。まずはストーンを握らずにポーズの確認をしたのち、実際にストーンを投げてみます。



 

片手でストーンを握りながら効き足でハックを蹴り、スライダーを装着した足に重心を置いて身体を滑らせ、ストーンを握る手をふわりと離します。投げるというよりも、足で蹴った勢いでストーンを滑らせるイメージ。
さらに、まっすぐ投げるのではなく、右回転もしくは左回転か、多少回転をかけて投げます。



 

目指す場所は、約40メートル先にあるハウスと呼ばれる丸い的の部分。蹴る勢いが弱ければハウスまで届きませんし、強く蹴りすぎるとハウスを通り過ぎてしまいます。
慣れている人は氷の状態で滑りやすい、滑りにくい、を判断して力加減をコントロールするのだとか。初心者には全くわからない領域…。
 
投球練習の後は、スウィープという、氷の上をブラシで磨く練習です。



 

氷の表面は平らに見えつつ、実はペブルという小さい氷の粒で覆われています。氷の粒の上をブラシで磨くと氷が一瞬うっすら溶けて水の膜ができ、ストーンが滑りやすくなります。ストーンの威力が足りない時や進路を少し曲げたい時に、ブラシで氷面を磨いて調整します。
テレビで観戦する試合では簡単そうに見えますが、やってみるとけっこうタイヘン…。運動不足の人は腕が筋肉痛になるかも!?

 

いよいよカーリングの試合体験

投球やスウィープの練習をしたあと、いよいよ試合の体験。正式には4人×4人で対戦し、1人2投ずつ交互に投げ合計16投終わった時点で、ハウスの中心に近いストーンがあるチームが勝ちです。この日は人数が多かったので大人数×大人数、遊びの試合です。



 

ハウスの中心にストーンを置くことを目指しつつも、まずはしっかりハウス付近まで届くよう投げることから。



 

ハウスの中やすぐ近くにストーンが届くと、拍手喝采。相手チームはそのストーンをはき飛ばすよう、狙って投げます。でもド素人にはそう簡単にはうまくできません。
「うぉー、もっと右!右!」
「いやー、行きすぎ~!」
悲鳴のような、絶叫のような声をストーンに浴びせますが、無情にもストーンはハウスをスルー。でも、中には運よくコツンと当たって相手ストーンをはじき飛ばせることも。
「すごーい!」
まぐれでも拍手喝采。大人数だとかなり盛り上がります。



 

カーリングは初心者でも楽しめるスポーツ。小学生のチームが、元オリンピック選手のチームに勝ってしまうことも珍しくないのだとか。
気の合う仲間が数人集まれば、気軽に楽しむことができます。一度やってみると、またやってみたくなること間違いなし!涼しいカーリング場で、熱いバトルをしてみませんか?
 
 

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