2015年08月05日 | T・H

札幌開拓使通り永山記念公園夏のイベント「ひかりの森」

ライトアップで彩られた札幌創成東地区にある永山記念公園 ▲ライトアップで彩られた札幌創成東地区にある永山記念公園

 

ひかりと音で演出した永山記念公園でのイベント「ひかりの森」

「ひかりの森」は、開拓使通(北3条通)沿道のまちの価値を高め盛り上げようと、地元企業や団体が主体となって企画したイベントで、LED照明機器と音楽を連動させるプログラミング技術を駆使して公園の樹木を色とりどりに変化させるライトアップショーです。昨年は北海道出身のアーティスト「サカナクション」の楽曲を使用したひかりのショーが実現。開催当日は創成東地区の住民、地域で働く人、サカナクションファンが集い、曲の雰囲気とひかりの世界が見事に融和したイベントを楽しみました。
今年も8月8日(土)、9日(日)に「ひかりの森」が開催。ダンスミュージックに合わせたひかりの演出で公園を彩ります。


右側に見える開拓使時代からある歴史的建造物「旧永山武四郎邸」も幻想的な雰囲気に ▲右側に見える開拓使時代からある歴史的建造物「旧永山武四郎邸」も幻想的な雰囲気に


ライトアップイベント「ひかりの森」が初めて行われたのは2014年の夏。サッポロファクトリーと永山記念公園の間にある遊歩道で、実験イベントを実施したのが始まりです。
永山記念公園はサッポロファクトリーのアトリウム東側に隣接する公園で、敷地内には北海道指定有形文化財の旧永山武四郎邸があります。


道指定有形文化財の旧永山武四郎邸。第2代北海道庁長官で「屯田兵の父」と呼ばれる永山武四郎の私邸として1877(明治10)年頃に建てられました。開拓使時代の洋風建築を知る貴重な建物として北海道遺産にも選定されています。隣の白い建物は1937(昭和12)年頃、三菱合資会社が旧永山邸買収後に新しく建てた旧三菱鉱業寮。どちらも美しく価値を遺した状態で現存する上流住宅の良例として、北海道の建築史上重要な存在です ▲道指定有形文化財の旧永山武四郎邸。第2代北海道庁長官で「屯田兵の父」と呼ばれる永山武四郎の私邸として1877(明治10)年頃に建てられました。開拓使時代の洋風建築を知る貴重な建物として北海道遺産にも選定されています。隣の白い建物は1937(昭和12)年頃、三菱合資会社が旧永山邸買収後に新しく建てた旧三菱鉱業寮。どちらも美しく価値を遺した状態で現存する上流住宅の良例として、北海道の建築史上重要な存在です


市内中心部という事を忘れるくらい静かで緑が多いところなのですが、普段は何気なく通り過ぎてしまう場所。実験イベントではこの遊歩道の樹木をダンスリミックス曲に合わせてライトアップし、ひかりのイベントを実験的に実施しました。


左側がサッポロファクトリーアトリウム。普段は通り過ぎるだけの道ですが… ▲左側がサッポロファクトリーアトリウム。普段は通り過ぎるだけの道ですが…


ライトアップされた遊歩道の樹木。LEDでカラフルに彩られた樹木はひかりのトンネルのよう ▲ライトアップされた遊歩道の樹木。LEDでカラフルに彩られた樹木はひかりのトンネルのよう


遊歩道での実験で手ごたえを感じたイベント実行メンバーは、より本格的なイベントを企画。直線的な遊歩道ではなく会場を永山記念公園に移し、さらに空間を広く使うことにしましたが、永山記念公園をイベント会場にした前例がなく、実行メンバーはまず配置図作成のための測量からはじめるという骨の折れる作業からのスタートになったそうです。


ライトアップに使用するライトの設置準備の様子。こうしてみるとかなりの大きさと数ですが、一つひとつ図面を確認しながら手作業で設置していきます ▲ライトアップに使用するライトの設置準備の様子。こうしてみるとかなりの大きさと数ですが、一つひとつ図面を確認しながら手作業で配置していきます


日中の永山記念公園の様子は普段と変わらず静かな雰囲気。配置されたライトは白いオブジェのよう… ▲日中の永山記念公園の様子は普段と変わらず静かな雰囲気。配置されたライトは白いオブジェのよう…


昨年は、通りから奥に入った会場の場所がわかりにくいことと雨が降りそうなお天気という心配が重なり、どれくらいの来場者が訪れるか不安な状況。しかし、開催時間前になると次々に人々が集まり、夜の永山記念公園はかなりの来場者に。


通り沿いから見たイベント開催時の様子。サカナクションの楽曲と樹木に反射したひかりの効果で公園内が普段と違う特別な空間に ▲通り沿いから見たイベント開催時の様子。サカナクションの楽曲と樹木に反射したひかりの効果で公園内が普段と違う特別な空間に


「サカナクションのツイッターを見て来ました!」「前に実験イベントをやっているところを見て気になって」「仕事帰りに通りかかったら、公園がライトアップされていてびっくりして見に来ました」…などなど、来場理由はさまざまですが、音とひかりに誘われて多くの人が集まり、イベントの来場者集は2日間で約700人に!


永山記念公園の中でひかりのショーを楽しむ人々。サカナクションファンもたくさん来てくれました ▲永山記念公園の中でひかりのショーを楽しむ人々。サカナクションファンもたくさん来てくれました


樹木に映るひかりと影が幻想的な雰囲気の中、普段はなかなかできない夜の公園の散歩ができるのも魅力のひとつ ▲樹木に映るひかりと影が幻想的な雰囲気の中、普段はなかなかできない夜の公園の散歩ができるのも魅力のひとつ


プログラム技術でサウンドと光が完全に同期しているので視覚的に音楽を楽しむことができます ▲プログラム技術でサウンドと光が完全に同期しているので視覚的に音楽を楽しむことができます

 

ひかりと音のライトアップショー「ひかりの森」今年の注目ポイントは…

今年の「ひかりの森」について、イベントの仕掛け人、有限会社CONNECTの小野寺さんに教えてもらいました!
小野寺さんは創成東地区の有志による地域活性化勉強会への参加をきっかけに、地域のイベントづくりのひとつとしてライトアップショーを提案。関東ではまちなかなどでよく行われているイベントですが、当時の札幌ではめずらしく、地域や自治体、企業への説明に苦労したそうです。会場の図面づくりからプログラミングなど、手間のかかる準備を地域のイベント実行メンバーと乗り越え、2014年6月に実験イベント、同年9月には正式なイベントとしての「第1回ひかりの森」を実施。そして今年は、第2回目のイベントがもうすぐ開催されます。


イベントの仕掛け人、有限会社CONNECTの小野寺さん。「ここは中心部なのに自然も多くおだやかな雰囲気がのこる地域。創成東地区が市民の憧れのエリアになって欲しいです」 ▲イベントの仕掛け人、有限会社CONNECTの小野寺さん。「ここは中心部なのに自然も多くおだやかな雰囲気がのこる地域。創成東地区が札幌市民の憧れのエリアになって欲しいです」


昨年は1曲のみでの実施でしたが、今年はグッとパワーアップしてダンスミュージック中心のアーティスト4組4曲を使用。会場は昨年と同じく創成東地区のメインエリア、永山記念公園を使用し、地域の定例イベントとして定着していけることを目指しています。小野寺さんからは「E-girlsの『Anniversary!! 』など、幅広い年代に親しまれる曲を使ったライトアップショーなので、ファミリーで楽しめるイベントになればいいですね。ダンスキッズ集まれ!」とのメッセージも。

ひかりと音のライトアップショー「ひかりの森」は、8月8日(土)、9日(日)、イベント開催時間は19:30から21:00まで。
札幌創成東地区の歴史的資産を舞台にしたライトアップショーで、北海道の七夕の夜を楽しみましょう!


イベントには創成東地区のゆるキャラ「HERO’Sくん」も応援に登場する…かも? ▲イベントには創成東地区のゆるキャラ「HERO’Sくん」も応援に登場する…かも?

 

関連リンク

創成東開拓使プロジェクトFacebookページ
札幌市の公的観光サイト「ようこそSAPPORO」(旧永山武四郎邸ページ)
有限会社CONNECT

 

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