2015年07月24日 | 宮下 修平

道産木材の魅力を活かして作る木工クラフト工房「しもかぷ工房」


 

しもかぷ工房誕生のきっかけ

北海道のほぼ中心に位置し、札幌をはじめ様々な北海道内都市からアクセスが便利な占冠村(しむかっぷむら)。基幹産業の1つである林業の資源を活かすことを目指し、2010年に占冠村観光協会が木工クラフトの職人を募集したところ、応募したのがしもかぷ工房代表の吉田耕一さん。ご本人に話を伺いました。「当時、北海道で独立を模索していたところ募集を見つけ応募しました。工房の名前は占冠村の由来となったアイヌ語『シモカプ=とても静かな川の上流の場所』からいただき、廃校となっていた旧占冠小学校(現占冠地域交流館)内に設立しました。当初より将来的に軌道にのったら独立という計画のもとククサやタッチウッド等の木工商品を製作していたところ、道の駅やトマムリゾートで人気商品となり徐々に軌道にのってきたため、観光協会の承認を得て2014年4月に合同会社しもかぷ工房として独立しました」。
 

しもかぷ工房代表 吉田耕一▲しもかぷ工房代表の吉田耕一さん。飛騨高山の家具工房にて修行をつみ、その後建築デザイン会社や家具職人として活動をされていました

 

毎日の暮らしの中で使えるものを

今では占冠村を代表する商品になったこちらの木工クラフト。吉田さんに商品の魅力やこだわりについて伺いました。「特別なものとしてではなく、毎日の暮らしの中で実際に使ってもらえるものをめざしています。木そのものがもともと魅力を持っているのでデザインはシンプルに、手触りとか使い心地とかデザインの表面上に出てこない部分を大事にしています」。


しもかぷククサ

しもかぷククサ▲カバの木から削りだしたカップ「しもかぷククサ」。手間はかかるがお手入れしやすいよう1個ずつウレタンで塗っては磨きを繰り返されています。また、裏には名入れもできます


※ククサとはフィンランド北部ラップランドの遊牧民サーメ人に古くから伝わる白樺のコブで作られたマグカップで、贈られた人は幸せになれると言い伝えられています


タッチウッド

タッチウッド▲欧米のおまじないとして嫌なことがあったときにtouch woodといいながら木製品にさわる習慣から、身近に木を持ち歩けるように、と作られた商品「タッチウッド」。吉田さんいわく「へこみの部分をなでてみるとなんだかよくわからないけれど気持ちよく、そしてなんだかよくわからないまま、はまる人が続出してしもかぷ工房の代表作の1つになった」とのことでした
 

箸置き
 
箸置き▲一見シンプルですが、くるくる回らないように裏側はわからないくらいへこませて作られていて、機能性にも優れている「箸置き」。裏面には一つひとつ樹種名が手書きで書き込まれています
 

ジップタブ ▲木製は珍しいジッパーにつけると上げ下げしやすくなる「ジップタブ」。アウトドアウェアへの着用はもちろん、かわいらしいので子供用としても人気の商品だそうです
 

こちらでは一部商品の紹介となりましたが、他にもコースターやヘアゴム、鍋敷き等、見た目にも機能的にも優れた商品がたくさんありました。商品はしもかぷ工房ホームページにあるオンラインショップはじめ、占冠村道の駅で購入することができます。

 

今後の展望

吉田さんに今後の展望を伺いました。「しもかぷ工房を目当てに占冠村にもっと人が来てもらえるようになったら嬉しいな、と思います。また、個人的には自分は家具職人だと思っているので、今はたまにオーダーで作る程度ですがもっと色々な家具を作っていきたいと思っています」。
 
もとは地元の資源を活かすことから誕生するも今や占冠村の代名詞となりつつある「しもかぷ工房」。これからもたくさんの素晴らしい作品を期待しています!

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Writer

宮下 修平

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