2015年07月15日 | nobuカワシマ

牧場見学するならまずここへ!「競走馬のふるさと日高案内所」

日高地方のサラブレッド

馬好きな皆さん、馬産地を訪ねて競走馬を間近で見てみたいですか?でも、牧場に勝手に入ることはできませんし、どこで見たらいいかもわからないですよね。そんな時に役立つのが、「競走馬のふるさと日高案内所」です。

 

競走馬のふるさと日高案内所とは?

競走馬のふるさと案内所は、日高地方の新ひだか町、静内地区にあります。日本国内には静内のほか、案内所の連絡センターという位置づけで、北海道内の白老町と幕別町、北海道外では青森県と千葉県と鹿児島県にあります。運営は、社団法人 日本軽種馬協会という組織が行っています。


競走馬のふるさと日高案内所の入口ゲート ▲競走馬のふるさと日高案内所の入口ゲート


日高地方には、日本全国の馬の約8割がいると言われています。日高=馬産地と言われる所以でもあります。また、日高地方は北海道の中の一地域ではありますが、面積は和歌山県とほぼ同じ大きさ、神奈川県の約2倍の大きさです。


新冠町のサラブレッド銀座公園の風景 ▲日高地方新冠(にいかっぷ)町のサラブレッド銀座公園から眺めた牧場風景


新冠町内にある、中央競馬で活躍した名馬「ハイセイコー」号のお墓 ▲同じく新冠町内にある、中央競馬で活躍した名馬「ハイセイコー」号のお墓


これだけ広いエリアに多数の馬がいるとなると、目当ての馬や好みの馬が、いつ、どこで、どの位離れた場所にいるのか、という情報を個人で集めるのは大変です。
また、牧場主からみても、仕事中や休日に突然訪問客が訪ねてきても困ります(観光施設ではないのでね…)。ましてや、無断で敷地に入られても困ります(皆さんも、自宅の敷地で知らない人が無断で入ってきて写真撮っていたら、嫌ですよね)。馬自体、デリケートで繊細な生き物なので、慎重に接しなくてはいけません。

そこでこの案内所では、馬産地を訪れる人たちのために、名馬の案内や牧場見学の案内をはじめ、馬に関する情報案内サービスをしています。馬好きの人や競馬ファンの人たちが、名馬に会いたくやってきた時に、目当ての馬がいる牧場との橋渡しをする役目を担っています。


競走馬のふるさと日高案内所前にある、トウショウボーイ号の記念碑 ▲静内地区で誕生し、中央競馬で活躍したのち、静内地区に戻りこの世を去った「トウショウボーイ」号の記念碑。競走馬のふるさと日高案内所の前で来訪者のお迎えをしています

 

競走馬のふるさと日高案内所を見学

建物の中に入ると、日高地方の大きな地図が壁に掲げられ、牧場の情報が示されています。


競走馬のふるさと日高案内所の館内 ▲壁面に張り出されている地図に、時期により会いに行ける馬の名前が表示されています


でも、ここへ来てから情報を知るのでは、旅の計画も立てにくいですよね。なので、ここは最終チェックというつもりで。
馬や牧場の情報は、競走馬のふるさと日高案内所のwebサイトで公開されているので、事前に目当ての馬の情報を調べたうえで訪れましょう。ただ、当日の気候や馬の体調次第で急遽見学できない場合もあります。

案内所内には、多数の蔵書やビデオもあり、馬好きの人にとってはたまりません。特に、時間が空いてしまった時や雨天の日などに重宝する場かもしれません。


競走馬のふるさと日高案内所の蔵書 ▲どれも馬に関するものばかり。馬に関しては、一般的な図書館よりも充実しているかも!?

 

馬や牧場見学のほかに、「せり市(市場)」の案内も

案内所がある建物と併設して、隣には競走馬の市場(せり市)があります。年間2,000頭以上の馬が登場する、日本一規模の大きい「せり市」です。


競走馬のふるさと日高案内所に併設した競走馬の市場 ▲劇場型の施設内。「せり市」がない日でしたが、特別に開いて頂き、撮らせてもらいました


毎年5月に「トレーニングセール」、7月に「セレクションセール」、8月に「サマーセール」、10月に「オータムセール」と称する「せり市」が開催されています。詳しい日程などは、案内所で都度確認を。


「せり市」は関係者しか入れないのかと思いきや、なんと、一般の人たちも見学することができます。ただし、小さなお子さん連れやペット同伴では入れません。また、写真撮影もフラッシュ撮影や人の顔がわかるような撮影はNG。馬は繊細な生き物、静かに見学しましょう。真剣な眼差しで取引している「せり市」の雰囲気をたっぷりと味わえます。


競走馬のふるさと日高案内所の屋外にあるパドック ▲建物を出て目の前に広がるパドック


雨天の日のために、屋内パドックもあります。


競走馬のふるさと日高案内所の屋内にあるパドックと吉田所長 ▲この日、取材見学にて対応して頂いた、案内所所長の吉田さん


馬好きの皆さん、競馬ファンの皆さん、名馬やお目当ての馬に会いに日高地方を訪れませんか?最低限のルールやマナーを守って見学しましょう。まずは「競走馬のふるさと日高案内所」を要チェック!

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