道庁赤れんが前の札幌市北3条広場アカプラで開催!「SAPP‿ RO FLOWER CARPET 2015」


 

「フラワーカーペット」は、花びらや自然素材を用いて1つの大きな絵を作り上げるイベントで、ベルギーの首都ブリュッセルでは2年に1度、大きな祭典も開かれています。札幌では、札幌市北3条広場(アカプラ)のオープニング記念として昨年8月29日に第1回目が開催。市民ボランティアや近隣地域の方々など総勢523名が参加し、7色約8万本のバラの花びらを広場に敷き詰め、色とりどりの「カーペット」を制作しました。
今年も明日、6月26日に花絵の制作が行われます。生花を使うため2日間のみの展示ですが、道庁を背景に北3条広場いっぱいに広げられた花のアートは圧巻です。昨年行われた制作から展示までの様子をお伝えしながら、今年のフラワーカーペットの見どころを紹介します。



 
 

SAPP‿ RO Flower Carpet誕生のきっかけは…

このイベントは、国際プラザで開催された「学生国際合宿セミナー2013」に参加した学生たちから「まちづくりイベント」として提案されました。はじめは大通公園で開催する事を考えていたそうですが、翌年に控えていたアカプラのオープニングイベントとして実施されることに。世界各国で開催されている「フラワーカーペット」ですが、「国際エフェメラル・アート協会」公式イベントとして日本で開催されたのは札幌が初だそうです。
 


 
 

フラワーカーペット制作から完成まで

フラワーカーペットの制作から完成までは3つの工程があります。
まずはじめは「花ばらし」。茎のついた花をむしり、花びらだけを色別に仕分けします。
使用されるのは道内の花を中心に、規格外のバラや廃棄されてしまう花、間伐材、小麦、トウモロコシ、カラーサンドなどの自然素材です。
特に北海道らしさを出しているのが、いわみざわ公園バラ園で育てられた「スカーレットイワミザワ」。ハマナスとバラを交配させた品種で、濃いピンクのハマナス色の花びらと柔らかな香りが特徴。北海道ならではのバラです。



 

次に、「花ならべ」。下絵の上に特殊なのりを塗り、カラーサンドでふちどりをして、指定された色の花びらなどを敷きつめていきます。
あたり一面バラの香りがただようステキな空間の中、参加者はリーダーの指示のもと、図案を見ながら手作業で進めていきます。花絵が出来上がってくるとだんだん足の踏み場がなくなり「ツイスターゲーム」状態になる事も…。



 

そしてようやく「完成」です!
昨年は花を並べてから完成まで3時間30分もかかったそう。大きなカーペットを手作業で完成させるのは簡単ではありませんが、道庁赤れんがを背景にして広がる「花のカーペット」の美しさを見ると、達成感は想像以上です!



 
 

会場は札幌の新たな魅力空間・札幌市北3条広場「アカプラ」

会場となっている札幌市北3条広場(愛称:アカプラ)は、札幌駅と大通を結ぶまち歩きの回遊拠点、「道路」と「広場」の機能を併せ持つ施設としてオープンしました。「北海道庁赤れんが庁舎」から東にのびるれんが敷きの通りには、両側にイチョウが並び、道庁前庭の自然とあわせて札幌の四季を感じる落ち着いた空間。2014年7月のオープン以来、札幌の新しい顔として様々な催しに活用されています。
広場から東にのびる北3条通は明治初頭に作られ、当時整備された木製れんがによる木塊舗装は現在も一部れんが舗装の下に残っています。この木塊舗装は、札幌で最初に整備された近代街路としてイチョウ並木とともに2011(平成23)年に土木遺産に認定され、アカプラ内に設けられた展示スペースでも観ることができます。



 
 

カーペットの中にかくされた「北海道」を見に行こう!

昨年は、2年に1度開催している国際大会を開催しているベルギーのフラワーカーペットのデザインをモチーフに、雪の結晶、スズラン、アイヌ文様など、「北海道」をあらわすものをちりばめた図柄がつくられましたが、今年は完全オリジナルデザインで花絵制作に挑みます!



 


 

2回目の開催を迎える2015年、今年のテーマは「平和」です。ハート、四葉のクローバー、そして幸せの使者であるハトも描かれているのですが…全部見つけられるでしょうか?



 

ボランティアスタッフ総勢約500人の手で作り上げるフラワーカーペットは、いよいよ明日、6月26日(金)から花絵制作が始まります。作業の段階によっては飛び込み参加でお手伝いできるところもありますが、できれば事前の申し込みをして本格的な制作作業を体験しましょう。
展示期間の27日~28日には、完成したフラワーカーペットを式場にした結婚式や1,400個のLED電球を使ったライトアップなど、より花絵を楽しめるイベントが用意されています。また、このイベントに先駆けて、6月1日からアカプラに隣接した「赤れんが テラス」の施設内にプリザーブドフラワーを使ったフラワーカーペットの展示も。生花との違いも楽しんでみてください。



 

そして、フラワーカーペット展示の最終日は、「フリーウォーキング」で締めくくります。フリーウォーキングは、展示を終えた花の中を自由に歩き回り、花絵をこわすイベントです。少々もったいない気もしますが、花絵の中を歩く事で花びらが舞いあがり、フラワーシャワーを連想させる「お祝いのセレモニー」なのだとか。
「また来年も一緒に作りましょう」という気持ちも込めて、みんなで参加して盛大に盛り上げましょう!



 

フラワーカーペットの後も7月にはPMFコンサート、8月は「さっぽろ八月祭」など、アカプラではたくさんのイベントが行われます。地域の人みんなでつくるまちのイベント、観るだけでなく参加する楽しみも味わってみては。



 
 

関連リンク

SAPP ‿‿‿ RO Flower Carpet 2015公式HP
札幌市北3条広場「アカプラ」HP
札幌駅前通まちづくり株式会社HP