これは究極のまかないカレー。「京王プラザホテル札幌 総料理長のカリー」

北海道Likersカレー部(そんなのあったのか?と、聞かないで)おすすめ!北海道産素材をふんだんに使ったスパイシーなカレーです。レトルトですが、この完成度の高さは、ちょっとすごいですよ。
京王プラザホテル札幌は、札幌の駅前エリアにあるホテルで、今年で開業30周年を迎えました。そこで販売しているレトルトカレーが「総料理長のカリー」です。実はこのカレー、始まりは「まかないカレー」だったんです。
 
 
※写真提供:京王プラザホテル札幌

 
丸山総料理長に、誕生秘話をうかがいました。
 
「40年程前、イギリスのレストランで修業していた頃、パキスタン人がよくまかないでカレーをつくっていました。最初はあまりにもスパイシーで、『なんだ、これ!?日本人の口には合わないよ』と思っていたのですが、それが気付いたら癖になる味で、いつしか忘れられないものになりました」。

 

 
「パキスタン人がつくるカレーは、玉ねぎ、ニンニク、オイルをゆっくりトロ火で30分程蒸し焼きにします。そこに、チキンを入れ再び煮込み、最後にトマト、ズッキーニ、ナスなどの野菜を入れてさらに煮込みます。水はほとんど使いません。具材は、あるものを使うのですが、カレーパウダーとパプリカパウダーがたくさん、そしてカイエンペッパーが少し入っていたのが特長ですね」(丸山総料理長談)。

 

 
※写真提供:京王プラザホテル札幌

 
やがて、「あのカレーが、もう一度食べたい」と思った丸山総料理長は、ホテルの厨房で独自のアレンジを加えて再現。するとそれが、従業員の間で大評判に!
 
「まかないなので、そんなに量もなく、みんなが食べられたわけじゃないんです。だから幻のカレーと言われていたんですよ」と話してくれたのは、宴会料飲部外販マネージャーの松井さん。
 
従業員たちが、揃って太鼓判を押す味が、レトルトカレーとしてデビューしたのは2003年のこと。丸山総料理長の味付けをしっかり守り、素材は北海道産の野菜や肉にこだわりました。そして今年11月1日、9年ぶりに「総料理長のカリー」がリニューアルしました。
 
リニューアルにあたり、丸山総料理長がこだわったのは「北海道産の素材を使うこと。また食べたくなる、おいしいカレーであること」。そして「特に十勝野ポークは、チャーシューにすることで、よりいっそう豚の旨味を閉じ込めることができました」と話してくれました。

 

 
一般的なレトルトカレーは、辛さを押さえ気味ですが、これは違います。食べた瞬間は、さほど感じないのですが、後からジワジワ、パンチの効いた辛さが響いてきます。それも、ただ単純に辛いのではなく、奥深い旨味と清涼感のある辛さなので、汗をかきながらも、とてもスッキリした後味。これは大人のカレーです。

 

 
十勝野ポークはチャーシューにしている分、肉の甘みがルーに溶け込み、辛さの中にマイルドさを感じます。一方、知床鶏はダイレクトにスパイシーな辛さが楽しめます。ズッキーニや、こだわりのパプリカなど煮込んだ野菜の旨味もぎゅぎゅっと濃縮。

 
※写真提供:京王プラザホテル札幌

 
 スーパーやデパートには置いていません。札幌市内・近郊の方なら、ホテルで購入可能。それ以外の方は、京王プラザホテル札幌のサイトから買うことができます。カレー好きな人へのお土産に、これはおススメですよ!