平取町にある日本一のすずらん群生地で観賞会

 
 
平取(びらとり)町の芽生(めむ)地区には、日本一広い野生のすずらんの群生地があります。毎年6月上旬頃、真っ白い鈴のような花が咲き乱れ、「すずらん観賞会」が開催されます。
 
 

すずらんってどんな花?

すずらんは本州中部から北海道にかけて分布する植物。北海道では初夏の代表的な花のうちの1つとして親しまれています。
 
 
 
 
1つの花の大きさは指先ほどと小さく、しかも葉っぱに隠れるように咲きます。ちょっと控えめで恥ずかしがり屋さんのような花ですが、ほのかに香りが漂ううえ、花の色は真っ白いので目立ちます。
緑の葉の中に釣鐘のような白い花が鈴なりになっている様子が、なんとも可憐で見ていて飽きません。
 
 
 
 
ただし、すずらんは花や根を中心に毒があります。万が一口にしてしまうと中毒を引き起こしてしまうほか、命に関わる場合も…。見た目とは裏腹、可愛い姿をしつつも実は魔性の持ち主なのです。もちろん愛でるだけなら全く問題ないですヨ。
 
 

日本一広いすずらん群生地とは

日高山脈の最高峰、幌尻岳(ほろしりだけ)の麓にある平取町の芽生地区に、日本一広い野生のすずらんの群生地があります。広さは約15ヘクタールです。
 
 
 
 
昔からこの地に野生のすずらんが群生していましたが、一時絶滅の危機に瀕しました。
花を愛でに多くの人たちが訪れるようになると、草花が踏まれ、時には盗掘もされてしまい、すずらんが一気に消えかけてしまいました。
 
そこで、町の人たちが保護活動を進め、約10年かけて自然の状態に回復させました。
 
 
 
 
現在では観賞できる期間が、毎年5月下旬~6月中旬の約1ヶ月と定められています。
観賞するための散策ルートも決められています。もちろん、花を一輪自宅の鉢植えやお土産に…、と持っていくことはご法度です。
 
 

すずらん観賞会

すずらんが咲く一番見頃の時期に合わせて開催される、毎年恒例の観賞会です。北海道内だけではなく、各地から毎年多くの人たちが訪れます。
 
期間中は、見頃を迎えたすずらん群生地の中を散策できるほか、土日には平取町の特産品でもある「びらとり和牛」のバーベキューコーナーも登場。和牛のほか、おにぎりや野菜なども販売され、購入した食材を各自で焼いて食べられます。バーベキューコンロは用意されているので、手ぶらでオッケー♪
また、5月30日(土)、31日(日)には10時から先着100名様に根付きすずらんのプレゼントもありました。
 
 
 
 
美しいお花を楽しみ、美味しいお肉も味わえる、一度で二度嬉しい観賞会です。
 
2015年は、5月30日(土)~6月7日(日)まで開催されます。
※すずらん群生地の一般開放は6月14日(日)までです。
 
北海道の初夏の訪れを感じる、すずらんの花。
白く可憐な姿を見ていると、それだけで心が浄化されていくかのような気分♪
見頃の時期を逃すと、観ることができるのはあと1年後ですよ!今度のお休みの時にでも、ぜひ行ってみてくださいねー!!