2015年06月02日 | nobuカワシマ

平取町にある日本一のすずらん群生地で観賞会

平取町のすずらん
 
 
平取(びらとり)町の芽生(めむ)地区には、日本一広い野生のすずらんの群生地があります。毎年6月上旬頃、真っ白い鈴のような花が咲き乱れ、「すずらん観賞会」が開催されます。
 
 

すずらんってどんな花?

すずらんは本州中部から北海道にかけて分布する植物。北海道では初夏の代表的な花のうちの1つとして親しまれています。
 
 
平取町のすずらん
▲平取町のすずらん群生地に咲くすずらんの花
 
 
1つの花の大きさは指先ほどと小さく、しかも葉っぱに隠れるように咲きます。ちょっと控えめで恥ずかしがり屋さんのような花ですが、ほのかに香りが漂ううえ、花の色は真っ白いので目立ちます。
緑の葉の中に釣鐘のような白い花が鈴なりになっている様子が、なんとも可憐で見ていて飽きません。
 
 
平取町のすずらん
▲連なるように多数の花が開きます
 
 
ただし、すずらんは花や根を中心に毒があります。万が一口にしてしまうと中毒を引き起こしてしまうほか、命に関わる場合も…。見た目とは裏腹、可愛い姿をしつつも実は魔性の持ち主なのです。もちろん愛でるだけなら全く問題ないですヨ。
 
 

日本一広いすずらん群生地とは

日高山脈の最高峰、幌尻岳(ほろしりだけ)の麓にある平取町の芽生地区に、日本一広い野生のすずらんの群生地があります。広さは約15ヘクタールです。
 
 
すずらん群生地の入口
▲すずらん群生地の入口
 
 
昔からこの地に野生のすずらんが群生していましたが、一時絶滅の危機に瀕しました。
花を愛でに多くの人たちが訪れるようになると、草花が踏まれ、時には盗掘もされてしまい、すずらんが一気に消えかけてしまいました。
 
そこで、町の人たちが保護活動を進め、約10年かけて自然の状態に回復させました。
 
 
すずらん群生地の雰囲気と様子
▲大きな木の下に、びっしりと敷き詰めたかのようにすずらんが群生しています
 
 
現在では観賞できる期間が、毎年5月下旬~6月中旬の約1ヶ月と定められています。
観賞するための散策ルートも決められています。もちろん、花を一輪自宅の鉢植えやお土産に…、と持っていくことはご法度です。
 
 

すずらん観賞会

すずらんが咲く一番見頃の時期に合わせて開催される、毎年恒例の観賞会です。北海道内だけではなく、各地から毎年多くの人たちが訪れます。
 
期間中は、見頃を迎えたすずらん群生地の中を散策できるほか、土日には平取町の特産品でもある「びらとり和牛」のバーベキューコーナーも登場。和牛のほか、おにぎりや野菜なども販売され、購入した食材を各自で焼いて食べられます。バーベキューコンロは用意されているので、手ぶらでオッケー♪
また、5月30日(土)、31日(日)には10時から先着100名様に根付きすずらんのプレゼントもありました。
 
 
すずらん観賞会でのびらとり和牛バーベキュー
▲すずらん観賞会でのびらとり和牛のバーベキューコーナー
 
 
美しいお花を楽しみ、美味しいお肉も味わえる、一度で二度嬉しい観賞会です。
 
2015年は、5月30日(土)~6月7日(日)まで開催されます。
※すずらん群生地の一般開放は6月14日(日)までです。
 
北海道の初夏の訪れを感じる、すずらんの花。
白く可憐な姿を見ていると、それだけで心が浄化されていくかのような気分♪
見頃の時期を逃すと、観ることができるのはあと1年後ですよ!今度のお休みの時にでも、ぜひ行ってみてくださいねー!!
 
 
すずらん群生地の散策路
▲白樺の木立に囲まれた散策路から、初夏の風に吹かれ漂うすずらんの香りと可憐な姿を楽しみましょう

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