函館を走るカラフルな牛柄の「モーモータクシー」

 
 
函館の街を走るホルスタイン柄のタクシー「北海道・函館モーモータクシー」をご存知ですか?白×黒だけではなく、白×赤や白×ゴールド、白×ピンクの牛柄も!?「出会うと幸せになる」「金運が上がる」などの都市伝説まであるんですよ。
 
このユニークなアイデアは、「北海道・函館モーモータクシー」の小川司社長によるもの。小川社長が個人タクシーの運転手だった15年前から、「タクシーはサービス業。お客様に喜んでもらえる存在にならなければ」と、いち早くユニバーサル車(多くの人に使いやすいデザイン)を導入したり、大型車を少人数でも利用できるようにしたり、マッサージチェアや音質の良いオーディオを設置するなど、いろいろなアイデアやサービスを実践してきました。そのひとつに、ホルスタイン柄を描いた車体があります。
 
 
 
 
── なぜ、牛柄だったのでしょう?
社長:「牛柄だと目立つでしょ(笑)。まずは覚えてもらい、選んでもらことが大切ですから」
 
── 函館だと、イカ柄とか歴史的建造物をペイントするアイデアは?
社長:「それはなかったですね。牛柄はかわいらしいですし、何より北海道らしい。個人タクシーの運転手の名前は覚えなくても、“モーモーさん”の愛称で通るくらい、おかげさまでお客様には浸透しました」
 
── それで、会社を設立する時もモーモーの名前を生かしたのですね?
社長:「多くの常連さんがいましたので、今さら変えられなくなったんです。ならば、車体だけではなく、社屋も社名もモーモーで行こうと決めました」
 
 
 
 
 
 
 
 
── 今ではカラフルな牛柄の車体もあるそうですね?
社長:「最初、白×黒だと結婚式にはちょっと…という話を聞き、それであれば、おめでたいカラーをと、紅白の白×赤をつくりました。それが評判となり、もっといろんな組み合わせを展開しようと、今では牛柄は全10色あります」
 
 
 
 
 
 
── ところで、ピンクのモーモーを見ると幸せになるという噂を聞きました!
社長:「そういう都市伝説はいくつかあるようです。ピンクや赤は幸せになるとか、ゴールドの行灯(車の屋根の上についている社名表示灯)に触ると金運がアップするとかで、パチンコでたくさん出たお客様が御礼にと、お菓子をいっぱい持ってきてくれたこともありました」
 
 
 
 
 
 
今ではお目当てのモーモータクシーに出会うと車体に触れたり、記念写真を撮ったりと、乗車以外の利用が増えたのだそう。注目を集めることで、ドライバーもよりお客を喜ばせようと、車内の座席カバーやネクタイを車体とおそろいのカラーにしたり、函館観光の知識を深めるなど、意識が変わってきたといいます。「良い意味でも悪い意味でも目立つので、常に気を引き締めなければと思っています」と、小川社長。
 
 
 
 
 
 
モーモータクシーでは、ドライバーが牛の着ぐるみを着て観光地を案内するというコースも設定。利用客にはドライバーが撮った写真をCD-ROMにまとめ、後日郵送するサービスを行うなど、細やかな心配りが嬉しいですね。
 
函館で牛柄のタクシーを見つけたら、ぜひ乗車してみてください。函館の旅行がさらに思い出深いものになりそうですよ。

 
 
 
最後は、モーモークラクションでお別れです。どこまでもサービス精神旺盛な北海道・函館モーモータクシーのみなさんでした。
※同社では通常のクラクションのほかに、牛の鳴き声のするクラクションを取り付けています。
 
 
 
 
 

関連リンク

北海道・函館モーモータクシー
北海道・函館モーモータクシー Facebook
 

関連記事

「函館西部地区の街並み」函館市:北海道遺産シリーズ(20)
函館市出身のロックバンド「GLAY」ゆかりの場所めぐり