知るほどハマる!美食の穴場「狸小路市場」を食べ歩く(2)

 
 
小さな市場の中に個性的な飲食店が集まる「狸小路市場」シリーズの第2弾。焼き肉に煮込み、餃子など、地元客に愛されるディープなお店をご案内します。出張の夜、ふらりと覗くにはぴったりなスポットばかりです。
 
 

豚ホルモンなど種類豊富な「焼肉キムチ」

1日の疲れを癒し、翌日のパワーを補給するなら、やっぱり焼き肉!「焼肉キムチ」は牛タンとホルモンが自慢の人気店です。
 
 
 
 
札幌の中でもホルモンの種類が多いお店として知られ、牛だけでも約20種類が揃います。さらに、ガツやコブクロといった豚ホルモンも常に5種類ほどラインナップ。豚食文化の北海道ならではのメニューです。鮮度の良いホルモンの持ち味を生かすよう、種類によって下味のアクセントを変えているので、飽きずに多種類を欲張りたくなります。
 
 
 
 
看板メニューはネギ塩タン。使うのは霜降り状の柔らかな部位“タンモト”だけという贅沢なひと皿。白ネギで覆われたタンをさっと焼けば、タンとは思えない肉汁と旨味がクセになります。ネギ塩タンは1人前1,900円。
 
 
 
 
 
 
その日のおすすめも要チェック。活の毛ガニやワタリガニで手作りするカンジャンケジャンなど、お肉以外のサイドメニューも見逃せません。また、サラダ感覚で食べられるトマトキムチやエゴマの生葉など、野菜メニューも多く、焼肉と一緒にバランスよく楽しめます。※店舗データは文末へ。
 
 
 
 

連日大盛況の大衆酒場「煮込み・もつ焼き いなり」

暖簾をくぐる前から、「ここは当たりだな」と直感するお店があります。「煮込み・もつ焼き いなり」は、まさにそんな1軒。早い時間帯から地元客で賑わう大衆酒場で、先客たちの楽しげな様子がお店の外からもよくわかります。
 
 
 
 
常連客のお目当ては、大鍋で仕込む煮込み。毎日継ぎ足しながら使う赤味噌ベースの濃厚なタレで、シマチョウや胃袋などの牛モツをじっくり煮込んでいるので、大ぶりなのに柔らか。残った汁には、ガーリックトーストを浸して食べるのが、おすすめです。
 
 
 
 
そのほかにも、モツ串やお刺身、揚げ物などの酒肴がずらり。お財布に響かない価格設定も嬉しい。店内はコの字のカウンターのほか、テーブル席も5卓用意。16時から開いているので、早めに出張仕事を終わらせて、覗いてみてはいかがでしょう。※店舗データは文末へ。
 
 
 
 

狸小路市場で一番新しいお店「餃子・小龍包 きりん」

ん~、いい焼き色!ぽってりした姿もまた魅力的。「餃子・小龍包 きりん」の餃子は、実に良い表情をしています。道産小麦でつくった皮はもっちり。ニンニクは使わず、三元豚に玉ネギや長ネギなどを加えた餡はさっぱり。白醤油ベースのタレとも相性抜群です。自家製の柚子コショウをたっぷり加えて、どうぞ。
 
 
 
 
もうひとつの看板メニューの小龍包は、鶏の清湯スープでさらに金華ハムを蒸し、引き出した味わい深いスープが味のポイントです。
 
 
 
 
そのほかのメニューは、手羽の豆鼓蒸しなど、蒸し料理が主体。全般的にしっかりした味つけで、気取らず気軽に「今日も1日ご苦労さん」と、気持ちよくビールが進みます。小ぢんまりした店内はカウンター6席、テーブル2卓。事前に電話をしてから出かけるのが確実です。※店舗データは文末へ。
 
 
 
 

札幌で唯一の専門店「昔懐かしもんじゃ焼 文字屋」

「札幌の街が好きになって移住したの」と、女将・中村さん。生まれは東京の下町。幼い頃から慣れ親しんできたもんじゃ焼きを知ってもらおうと、15年前に「昔懐かしもんじゃ焼 文字屋」をオープン。45種類ものもんじゃ焼きを楽しめます。
 
 
 
 
おいしさを追求し、食材選びに妥協はありません。特に生地の旨味の要となる出汁は、日高昆布に枕崎産の厚削り節、サバ節などを贅沢に使用。もんじゃ焼きの具のベースになる切りイカや桜エビも風味のあるものを選んでいます。
 
 
 
 
一番人気は、溶けたお餅とほんのりピリ辛の明太子、生地のおいしさが一体となる「もち明太子もんじゃ」。少し焦げてパリパリ状態になったもんじゃは、ビールのつまみにぴったり。北海道らしい海鮮もんじゃ、お菓子を加えた遊び心あるもんじゃ、締めにはご飯を入れたもんじゃなど、メニュー選びも楽しいお店です。※店舗データは文末へ。
 
 
 
 
シリーズのラストは、独断で選んだ狸小路市場の食べ飲みハシゴルートをご紹介します。お楽しみに!
 
 

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