北海道に、焼肉屋なのにスイーツが評判の店がある。徳寿の「パティスリーフレール」

 
 
札幌市民にはお馴染みの焼肉店「徳寿」。札幌市内、近郊に11店舗を展開しています。「家族でよく行くよ~」という声があちこちから聞こえてきそうですが、実はここ、焼肉屋なのにスイーツがおいしい!と大評判なのです。
 
 

スイーツがおいしい焼肉屋「徳寿」

「徳寿」は、札幌市内・近郊で大人気の焼肉店です。地元の人なら「行ったことある」「馴染みの店だよ~」という人も多いと思います。ここでランチやディナーを楽しんだ人ならすでにお気づきと思いますが、メニューのスイーツが、やたらと充実していると思いませんか?それもそのはず、焼肉「徳寿」には、専属パティシエが腕をふるう「パティスリーフレール」という製菓専門の部門があり、徳寿随一の大型店舗、白石店にその工場はあります。
 
 
 
 
「パティスリーフレール」は、工場長古田浩真さんとチーフパティシエ古田義和さんの古田兄弟が切り盛りしています。古田兄弟といえば、北海道Likersでも紹介したさっぽろスイーツ焼菓子部門グランプリを去年と今年、2年連続受賞という輝かしい実績を持つ2人。この2人がつくるスイーツが、「焼肉屋さんなのに、スイーツがおいしい!」と大評判なのです。
 
 

ステーキ×ケーキがあるなら、焼肉×ケーキがあってもいい

そもそも、なぜ焼肉屋にこれほど本格的なスイーツがあるのか?それは、社長がアメリカに行った時、ステーキを食べるところには当たり前のようにスイーツがあるのを見て、ステーキ屋にスイーツがあるなら、焼肉屋にスイーツがあってもいいではないか!と思い付いたところからスタートしたそうです。
 
 
 
 
 
 
当初はお客さんに「徳寿のケーキなら、いらない」と言われたこともあったとか。「毎日真剣にスイーツに向き合って、お客さんにもっと喜んでもらいたいと思いながらつくっていても『徳寿なら、いいわ』と言われて本当に悔しかった。でも、私の師匠に、スイーツをつくるのに場所なんて関係ない。どこでも必要とされる人になれ!と言われたのを機に、ふっきれました。逆に奮起して、しっかりクオリティをあげていこうと思うようになりました」(義和さん談)。
 
 

目標はオール白石区産のスイーツ

スイーツの原材料はできるだけ道産にこだわっています。特にこだわっているのが工場のある白石区。「粉は白石区にある横山製粉のものを使っています。道産、札幌産ではなくて、地元白石区産にこだわって、いつかオール白石区産のスイーツをつくってみたいですね。それで地元白石がもっと活気づけばいいと思うし、これこそ究極の地産地消でしょ?」と義和さん。
 
 
 
 
白石店は、工場直結なので種類も豊富ですが、徳寿各店よって置いてあるスイーツが異なります。例えば平岡店で食べたスイーツが、藻岩店にあるとは限りません。各店の店長が、白石店のパティスリーフレールにスイーツを発注するというシステムなので、スイーツのラインナップには各店の個性が表れるそう。その食べ比べも、徳寿に行く楽しみのひとつになりそう。
 
 

パティスリーフレール人気の秘密は、兄弟パワー

パティスリーフレールでは、古田兄弟がさまざまなスイーツを考案していますが、最近は工場長(兄)がスイーツに使えそうな食材探しに力を入れ、義和さんが新作を考案するというように役割分担をしているそう。「工場長がおもしろい食材をいろんなところから見つけて持ってくるんですよ。でもやっぱり兄弟ですから、同じ環境で育ったからこそ共感しあえるものがあるので、2人が同じ方向を向いた時のパワーは、間違いなくすごいですよ」と義和さんは話してくれました。
 
 
 
 
取材の日、できたばかりだという季節のスイーツ「ムースライチフロマージュ」をいただきました。上から順番にライチの香りとさっぱりした口当たりが広がり、中にはちょっと酸味の強いパッションフルーツと杏が入っていて、食べているうちに徐々に味が濃くなる感じ。パティスリーフレールでは、食後に食べるデザートとしてのスイーツを意識し、甘すぎず、甘くなさすぎずという微妙な味加減に気を付けているそうですが、まさにこれは、焼肉のような濃い味の料理を食べた後にぴったりな味だと思いました。
 
 
焼肉がおいしいのはもちろんですが。スイーツだけでも楽しめるので、機会があったらぜひお店に足を運んでみてください。パティスリーフレールでは、単品だけではなく記念日やイベント用のホールケーキのオーダーも受け付けています。
 
 

関連リンク

徳寿
 
 

関連記事

さっぽろポップなキャラメリゼ~さっぽろスイーツ2014(2)焼菓子部門グランプリ
さっぽろキナコ焼きショコラ~さっぽろスイーツ2015(1)焼菓子部門グランプリ